【最終版】G1:菊花賞 追い切り評価~2020年10月25日開催

2020年10月23日金曜日

本記事は、2020年10月25日に京都競馬場芝3000mで開催される「菊花賞」(G1)の追い切り評価最終版です。以降の更新はありません。レースは3歳牡牝馬齢戦です。

1枠1番 ディアマンミノル 牡3 57.0 幸英明【B+】

栗東CW併せの外。馬場の外目を通り、直線は1馬身差追走。軽く促してスムースに伸び、1馬身半差先着した。四肢の可動域は十分で、脚元の動きはスムース。評価はプラスとするが、体は少し太く見えるので、当日の馬体重には注意したい。【1週前映像なし】

1枠2番 ガロアクリーク 牡3 57.0 川田将雅【B】

美浦W併せの内。馬場の外目を通り、並走して直線へ。頭の高い走法ではあるが、持ったまま手ごたえ良く長く安定した脚を使い、相手をクビ差リードしてそのままフィニッシュ。ゴール後もリードを保った。【1週前追い評価:B】

2枠3番 コントレイル 牡3 57.0 福永祐一【A】

栗東坂路単走。何度か手前を替えたが右手前の方が動きのバランスは良い。右回りコースで使いやすい手前を使って6回コーナーを回れるのは良いかもしれない。右が強く、左手前になっても推進力の中心は右前肢から得ている。そのため心配なのは負担のかかる右前肢と左後肢だが、動きを見る限り現時点で何の問題もない。キビキビといい動きをできている。テンションも上がりすぎていない。【1週前追い評価:A】

2枠4番 マンオブスピリット 牡3 57.0 M.デムーロ【B-】

栗東CW単走。馬場の外側を深く入って直線へ。鞍上は手綱を長めに持って馬なりの調整。リラックスして動けてはいるが、1週前いまいちでこれでいいのかどうか。【1週前追い評価:C】

3枠5番 サトノインプレッサ 牡3 57.0 坂井瑠星【B+】

栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。頭を前へ伸ばす特徴的なフォームだが、今回ほんの少し首を曲げている。これが良いのか悪いのかはよくわからない。気合いが乗っていると見ることもできなくはない。体は適度にふっくら見せており、四肢の可動域も十分で脚元のやわらかさもある。前走大出遅れて負けたが疲れはなさそうでむしろ叩いて状態は上がっていそう。評価はプラスとしてみたい。【1週前映像なし】

3枠6番 ヴェルトライゼンデ 牡3 57.0 池添謙一【B-】

栗東CW併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は2馬身差追走。右手前のまま並びかけて、そこで手前を替えると折り合ってしばし並走。終い追い比べて併入した。ただ、そこからが問題。ステッキを使っても脚色は見劣り、相手に前へ出られた。タイムは出ているが見栄えはしない。1週前良かったのでこれでいいのかもしれないが、ステッキを使って伸びなかったことは確か。【1週前追い評価:B+】

4枠7番 ダノングロワール 牡3 57.0 北村友一【B】

美浦W併せの内。相手はアンティシペイト。馬場の内目を通り、直線はクビ差追走。やわらかな相手に対し、こちらはキビキビとかちっとした動き。最後は相手が少し待ってくれたとはいえ併入できており、その後も並んで遜色なく動けた。【1週前追い評価:B】

4枠8番 ディープボンド 牡3 57.0 和田竜二【B】

栗東坂路単走。リラックスしたいい動き。負荷は全くかかっていないが、1週前良かったのでこれで十分だろう。ただ、軽い内容なので仕方ないとはいえ、脚元の安定性はいまいち強調できない。【1週前追い評価:B+】

5枠9番 アリストテレス 牡3 57.0 C.ルメール【B-】

栗東CW併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は半馬身差追走。抑えめの内容で併入した。体のメリハリは出てきたが、肩の出が窮屈で、前脚の可動域が狭い。股間に少し発汗も見られる。【1週前追い評価:B】

5枠10番 サトノフラッグ 牡3 57.0 戸崎圭太【B-】

美浦W3頭併せの中。馬場の真ん中内目を通り、直線は外からクビ差ずつ追走。抑えめに進めて内に半馬身遅れ、外に4分の3馬身先着。追っていないとはいえ内に差されて食い下がりもしなかった。動きが悪いわけではないのだが、状態が上がってきたようには見えない。【1週前追い評価:B-】

6枠11番 バビット 牡3 57.0 内田博幸【B+】

栗東坂路単走。活気はあり、後脚でチップを高く舞い上げているため見栄えのする動き。右前肢が若干内向するが大きな問題ではなく、好レースを期待できそう。ただ、終始舌を出していることは割引。【1週前追い評価:A】

6枠12番 レクセランス 牡3 57.0 松山弘平【B】

栗東坂路単走。少し力みは見られ、ふわっとする完歩も1度あったが、体の向きはまっすぐで素軽く駆けられている。集中力も高い。【1週前追い評価:B】

7枠13番 ロバートソンキー 牡3 57.0 伊藤工真【B】

美浦坂路併せ。終始舌を出しており、流麗とはとても言えないバタバタとしたフォーム。ただ、終いは秀逸。半馬身ほど遅れそうだったが、わずか5完歩できっちり差してハナ差先着した。勝負根性はかなりありそう。【1週前追い評価:B】

7枠14番 ヴァルコス 牡3 57.0 三浦皇成【B-】

栗東坂路単走。手前の替え方は下手。右手前の方がバランス良く動けるが、手先は左手前の方が軽い。終い疲れて促しても伸びなかった。【1週前追い評価:B】

7枠15番 ブラックホール 牡3 57.0 藤岡佑介【B】

美浦W併せの外。馬場の真ん中を通り、直線は1馬身半差追走。相手が少し待ってくれたとはいえ、その後強く追って最後まで集中力を切らさず、1馬身先着した。体は小さく見せるがキビキビと動けており、1週前より大幅に良化。【1週前追い評価:C】

8枠16番 ターキッシュパレス 牡3 57.0 富田暁【B】

栗東CW併せの外。馬場の外側を深く入って直線を向くと少し右にささり、相手を1馬身差追走。抜くときに馬同士が会話したのか、相手を威嚇したが威嚇され返されたのか、何かがあり、その後追ったが馬なりの相手に食い下がられてアタマ差先着にとどまった。ただ、そのおかげで終いは好タイム。しっかり負荷をかけて良い調教ができた。動きも及第点レベル。【1週前追い評価:B-】

8枠17番 キメラヴェリテ 牡3 57.0 松若風馬【B-】

栗東坂路単走。前脚の着地ポイントはかなりぶれ、後脚の蹴り出す方向も常に真後ろではない。ただ、後脚は前脚のぶれを補正するように蹴れていて、頭は良さそう。体幹がしっかりしてくれば走れそうで、終いの7完歩はバランス良く駆けられた。レースでそれを継続できるかどうか。ただ、現状では評価を下げたい。【1週前追い評価:B】

8枠18番 ビターエンダー 牡3 57.0 津村明秀【B+】

美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は半馬身差追走。首の角度は良く、伸びやかでキビキビとした動き。相手を問題にせず1馬身先着した。【1週前追い評価:B+】

1週前追い切り評価

参考ステップレースの結果

このブログを検索

Twitterはこちらへ

プッシュ通知を受け取る

QooQ