本記事は、2021年01月17日に中京競馬場芝2200mで開催される「日経新春杯」（G2）の追い切り評価最終版です。出走馬は16頭。以降の更新はありません。レースは4歳上ハンデ戦です。
1枠1番 ダイワキャグニー セ7 57.5 内田 博幸【A】
美浦坂路単走。軽く気合いをつけながら最後まで気合い乗り良くパワフルに駆けられた。体の張りは十分にあり、フォームは安定。トップハンデでも。
1枠2番 ロサグラウカ 牝6 51.0 荻野 琢真【B+】
美浦W併せの外。馬場の外目を通り、直線は半馬身差追走。一杯に追う相手に対し、馬なりに並びかけると終い鞍上は手綱を引っ張って併入。ゴール後はパワフルに前へ出た。おそらく併入指示が出ていてそれを愚直に守ったのだろうが、そのせいで馬が変な意識を持たなければよいのだが。内容には疑問も、動きは迫力があり良く見せるためプラス評価してみたい。
2枠3番 サトノソルタス 牡6 55.0 池添 謙一【B-】
美浦W併せの内。馬場の真ん中を通り、直線はクビ差追走。直線はアタマ差ほどのリードを保って進めていたが終い差されて併入。ゴール後も脚色は見劣った。動きは安定してまずまずだが、勝負根性を見られなかったことは気になる。
2枠4番 サンレイポケット 牡6 55.0 荻野 極【B】
栗東坂路単走。四肢の可動域は狭く推進力が上に逃げる完歩が目立つ。一方、リズムは良く頭はまずまず低く保って首も使えている。
3枠5番 ミスマンマミーア 牝6 52.0 松若 風馬【B】
栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。四肢の可動域は狭く、前半の動きは全く目立たなかった。ただ、直線半ばから鞍上が追い出すとまずまず力強く動けるようになり、終いだけなら良く見える。評価は据え置きたい。
3枠6番 エアウィンザー セ7 56.0 高田 潤【-】
映像なし
4枠7番 バレリオ 牡6 55.0 和田 竜二【-】
映像なし
4枠8番 サトノインプレッサ 牡4 56.0 坂井 瑠星【A】
栗東CW単走。コーナーを回る際の右前肢の使い方が良く、手前の切り替えもスムース。直線は首を大きく使って最後まで気合い乗り良く駆けられた。体もすかっと見せている。
5枠9番 ヴェロックス 牡5 57.0 川田 将雅【B】
栗東CW3頭併せの内。馬場の外目を通り、直線は1馬身差追走。じわりと進めて外に4分の3馬身、中に2馬身先着した。良いころに比べると四肢の可動域が狭く力強さももの足りないが、力みはなく前後の連動性は高い。力強さがないぶん、素軽さはあり、気配も悪くない。
5枠10番 アドマイヤビルゴ 牡4 56.0 武 豊【B】
栗東坂路単走。楽に進めて中盤から少し脚を伸ばす内容だったが、加速はいまいち。ラチ側へ流れて前脚の蹴る方向も右側になった。とはいえ内容はかなり軽い。1週前のCWの動きは良く、評価は据え置きたい。
6枠11番 クラージュゲリエ 牡5 56.0 福永 祐一【C】
栗東CW併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は3馬身差追走。鞍上は軽く促しながら進めて2馬身遅れた。
6枠12番 ワセダインブルー 牡6 54.0 大野 拓弥【B-】
美浦W単走。ラチ側を深く入って直線へ。頭は高く最後まで右手前。前後の連動性もいまいち。終いは馬なりに脚を伸ばしてまずまず動けたが、全体として見ると評価は下げたい。
7枠13番 レイホーロマンス 牝8 51.0 高倉 稜【B】
栗東坂路単走。管は細く非力な印象で、頭も高い。一方、四肢の回転力は高く脚元も非力ではあるが素軽さは感じる。このハンデなら。
7枠14番 ショウリュウイクゾ 牡5 53.0 団野 大成【-】
映像なし
8枠15番 レクセランス 牡4 54.0 西村 淳也【B+】
栗東坂路単走。軽く気合いをつけて最後まで集中して駆けられた。体の向きはまっすぐで、前後左右のバランスも良い。軽めの内容だが、いつも良く見せる馬で、今回も割引材料は全くない。
8枠16番 ミスディレクション セ7 54.0 太宰 啓介【B+】
栗東坂路単走。体の向きは進行方向よりほんの少し右だが問題ないレベル。体に適度な丸みがあり、着地はやわらか。鞍上はステッキを軽く入れて適度な負荷をかけた。
参考ステップレースの結果
