着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | ダイワキャグニー | 牡6 | 56.0 | 1:47.7 | B | 9 |
2 | 1 | ソーグリッタリング | 牡6 | 57.0 | 1:47.9 | A | 5 |
3 | 18 | トーラスジェミニ | 牡4 | 56.0 | 1:47.9 | B | 18 |
4 | 16 | アンドラステ | 牝4 | 54.0 | 1:47.9 | - | 4 |
5 | 11 | アトミックフォース | 牡4 | 56.0 | 1:48.0 | B | 8 |
6 | 4 | サトノアーサー | 牡6 | 56.0 | 1:48.0 | B- | 1 |
7 | 5 | ピースワンパラディ | 牡4 | 56.0 | 1:48.1 | B | 2 |
8 | 15 | ゴーフォザサミット | 牡5 | 56.0 | 1:48.3 | B- | 16 |
9 | 2 | サトノガーネット | 牝5 | 54.0 | 1:49.0 | B | 15 |
10 | 17 | レイエンダ | 牡5 | 57.0 | 1:49.4 | B- | 3 |
11 | 3 | ギベオン | 牡5 | 57.0 | 1:49.8 | B- | 11 |
12 | 8 | マイネルファンロン | 牡5 | 56.0 | 1:49.8 | B+ | 12 |
13 | 7 | サラキア | 牝5 | 54.0 | 1:49.9 | B | 10 |
14 | 13 | アイスストーム | 牡5 | 56.0 | 1:50.6 | B+ | 6 |
15 | 10 | マイネルハニー | 牡7 | 56.0 | 1:50.7 | A | 17 |
16 | 12 | シャドウディーヴァ | 牝4 | 54.0 | 1:51.0 | B- | 7 |
17 | 14 | インビジブルレイズ | 牡6 | 56.0 | 1:51.7 | B | 14 |
18 | 9 | エメラルファイト | 牡4 | 56.0 | 1:52.4 | B | 13 |
総評
A評価2頭、B+評価2頭。 A評価ソーグリッタリングは2着にがんばったが、その他の3頭は下位。勝ったダイワキャグニーと3着トーラスジェミニはB評価で、いまいち参考にならなかったかもしれない。
パドック
良く見える馬が少なく、ピックアップしたのは4頭だけ。ネガティブ要素のないのはソーグリッタリング1頭と、難しいパドックだった。勝ったダイワキャグニーは、-16キロ。細くは見えず馬体はすかっと見せていたのだが、かなりテンションが高く、高評価できなかった。3着トーラスジェミニはやわらかに動けてはいたが全体的にスローでもっさりした印象。ヨダレも垂らしていた。
エプソムC、ソーグリッタリングが気合い乗り良くキビキビと。レイエンダは発汗気になりますが体をすかっと見せてリズム良し。アンドラステは歩幅狭いですが尾を巻き込んで歩けていてトモの丸みもあります。1番人気ピースワンパラディは気配平凡ですがやわらかです。
— jphb (@jphb_oikiri) June 14, 2020
ポイント
スタートはそろい、大外からトーラスジェミニが強く追って先頭へ。スタートで少し外へ膨れたが、その後一直線に3コーナーを目指し、後続を1~2馬身離す逃げ。直線は2馬身ほどのリードで入り、坂上まで先頭。そこでダイワキャグニーにとらえられたが、まだ粘る。突き抜けたダイワキャグニーも含め、ラストはバテ合いの展開。各馬余力を振り絞った中、2着には僅差で内目を差したソーグリッタリングが入った。
分析
勝ち時計の1:47.7は、不良馬場を考えれば優秀。上がり3Fのラップは11.8-11.9-12.8。坂上でダイワキャグニーがちょうど先頭に躍り出たため、上がり1Fで極端にペースが落ちたことがわかる。内は芝がかなり剥がれていて走りにくそうではあったが、この日はレーン騎手がイン突きを何度も見せていて、外へ行くコースロスに比べると、走りにくいものの前にだれもおらずロスのない内を選ぶ価値が高いことをすべての騎手が理解していた。そのため、先行各馬は内を選択。中団以降で外に居た馬は直線でも外へ行かざるをえなかった。もしレーン騎手が手の内を隠していれば、サトノアーサーが唯一のイン突きで勝っていたかもしれない。勝ったダイワキャグニーはレース前の重馬場実績0.0.0.2で、そのうち1つは2018年のエプソムC。1番人気で大敗していた。しかし、もう1つは2019年ジャパンCの0.7差6着。実は重馬場が得意なのかもしれない。先行脚質も幸いした。2着~7着までは混戦。8着は最後方から追い込んだゴーフォザサミットだったが、通ったコースは最内だった。今後注目はアンドラステ。外枠から終始外を通っての僅差4着で、最も強い競馬をしたのはこの馬かもしれない。
評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/06/Epsom-Cup.html