G1:天皇賞・秋 追い切り評価~2025年11月2日開催

2025年10月31日金曜日

本記事は、2025年11月2日に東京競馬場芝2000mで開催される3歳上定量 G1競走「天皇賞(秋)」の追い切り評価です。

A評価

ブレイディヴェーグは1週前から前進気勢があり、後脚の伸びやかさは目立っていました。今週は美浦W単走。直線はスムースに伸びました。前からの推進力も得られる好フォームで後脚の伸びやかさも十分です。クイーンズウォークは2週連続でCWの外ラチ一杯を駆けさせました。1週前は川田騎手が騎乗し、体をほぐすような走りで終いだけさらりと。四肢の可動域は物足りませんでしたが1Fのタイムは出ています。今週は白帽子なので馬場保全委員のだれかが騎乗。フォームが美しいので中内田師が乗っているのかもしれません。コーナーから気合乗りが違い、直線もバランスの良い走り。伸びやかさも増して好状態でレースへ向かえそうです。

B+評価

アーバンシックは1週前、動きは重かったものの3頭合わせで大外からしっかり動かし、中の相手と併入まで持ち込みました。今週は3頭併せの中に入れ、直線早め先頭。左右の相手に半馬身程度先着しています。折り合いついてスムースに動けており、レースへ向けて上昇しています。プーシャン騎手の騎乗も楽しみです。

その他注目馬

ミュージアムマイルは1週前はゆるめの体ながら直線半ばまで折り合い、その後楽に抜け出して相手を突き放す好内容。今週は坂路に入れて併せ馬で調整しました。中盤にあえて右手前に戻して促したものの、馬なりの相手をとらえきれなかった点は気になり、ほぼ併入も若干遅れています。右手前の方が走りに安定感はあるのですが、左手前の方がキレるのかもしれません。坂を右手前で走らせ、ラスト200メートルで左手前に替えるレースをしてもらいたいです。体は春より筋肉が増して良い成長をしています。ジャスティンパレスは1週前伸びきれない印象でしたが、今週は単走でリラックスして駆けられています。毛ヅヤもぐっと良くなっており、状態は上がっていそうです。メイショウタバルは2週連続のCW。脚元は機敏で毛ヅヤも良いです。頭の高い走りはいつもどおりで、前走時より首の可動域が狭い点は気になりましたが、評価は据え置きました。今回はこの馬の鞍上に忖度しないことを期待できる騎手が来ていますが、どちらも強く主張はしないでしょうし、その点では恵まれるかもしれません。1番人気になる可能性のあるマスカレードボールを含めた手塚厩舎の2頭は2週連続で一緒に走っていますがどちらもいまいち目立ちませんでした。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11コスモキュランダ牡458.0津村BB-
22アーバンシック牡458.0プーシャンB+B
33ジャスティンパレス牡658.0団野BB-
34ソールオリエンス牡558.0丹内CC
45タスティエーラ牡558.0レーンB-B-
46ブレイディヴェーグ牝556.0戸崎圭AB+
57マスカレードボール牡356.0ルメールCC
58ホウオウビスケッツ牡558.0岩田康B-B-
69ミュージアムマイル牡356.0CデムーロBA
610エコロヴァルツ牡458.0三浦B-B-
711シランケド牝556.0横山武BB
712セイウンハーデス牡658.0菅原明B-C
813メイショウタバル牡458.0武豊BB
814クイーンズウォーク牝456.0川田AB

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