天皇賞・秋 2020 レース回顧

2020年11月4日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
19アーモンドアイ牝556.01:57.8A1
26フィエールマン牡558.01:57.9B-5
37クロノジェネシス牝456.01:57.9B-2
411ダノンプレミアム牡558.01:58.2B-6
58キセキ牡658.01:58.6B4
63ダイワキャグニーセ658.01:59.0B10
712ジナンボー牡558.01:59.1C9
82カデナ牡658.01:59.2B11
910スカーレットカラー牝556.01:59.2A8
105ウインブライト牡658.01:59.4B+12
111ブラストワンピース牡558.01:59.5B+7
124ダノンキングリー牡458.02:00.7C3


総評


A評価2頭、B+評価2頭。1週前はフィエールマンをA評価、ダノンプレミアムをB+評価していた。2週連続プラスはアーモンドアイとスカーレットカラーで、これら2頭は1週前B+評価。アーモンドアイは勝ち、2着フィエールマン。2~4着にB-評価が並んだが、2,4着は1週前プラス評価、3着クロノジェネシスは「この馬にしてはマイナス」という評価で、使い方によっては参考になったかもしれない。
 

パドック


2,3着はいまいち良く見えなかった。フィエールマンはちゃかついていて、体も小さく見せて大きな割引。クロノジェネシスはいつも堂々と歩いているのだが、この日はテンション高めで小走りになるシーンが多かった。

ポイント


ダイワキャグニーが押して出て行くが、外からダノンプレミアムが馬なりに交わして先頭へ。ダイワキャグニーに3馬身の差をつけ、そこから3番手キセキまでは1馬身半。中団は固まり、アーモンドアイはキセキの外。クロノジェネシスとフィエールマンは並んで中団グループの後ろ。ダノンプレミアムは3~4コーナーで後続を十分に引きつけ、直線で引き離しにかかるがアーモンドアイは楽な手ごたえ。坂上で追い出して楽に抜け出すと、迫るフィエールマンとクロノジェネシスを完封した。
 

分析


勝ち時計の1:57.8は、優秀。前年自身が記録した1:56.2より1.6秒遅いが、1000メートル通過タイムが前年より1.5秒遅いため、実質的には前年に匹敵するパフォーマンスだった。ヴィクトリアマイルのように馬なりに抜け出しての完勝というほどの力差はないにしろ、このメンバーに入っても圧倒的な能力を示した。2着フィエールマンと3着クロノジェネシスはスタート後に左右から挟まれる形で若干の不利を受けたが、それがなくても着順は変わらなかっただろう。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/10/Tenno-Sho-Autumn.html

             

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