本記事は、2021年01月17日に中京競馬場芝2200mで開催される「日経新春杯」(G2)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは4歳上ハンデ戦。登録馬は22頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は9頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。
アドマイヤビルゴ 56.0 【B】
栗東坂路単走。楽に進めて中盤から少し脚を伸ばす内容だったが、加速はいまいち。ラチ側へ流れて前脚の蹴る方向も右側になった。とはいえ内容はかなり軽い。1週前のCWの動きは良く、評価は据え置きたい。
サトノインプレッサ 56.0 【A】
栗東CW単走。コーナーを回る際の右前肢の使い方が良く、手前の切り替えもスムース。直線は首を大きく使って最後まで気合い乗り良く駆けられた。体もすかっと見せている。
サトノソルタス 55.0 【B-】
美浦W併せの内。馬場の真ん中を通り、直線はクビ差追走。直線はアタマ差ほどのリードを保って進めていたが終い差されて併入。ゴール後も脚色は見劣った。動きは安定してまずまずだが、勝負根性を見られなかったことは気になる。
シンボ 51.0 【C】
栗東坂路単走。首は使えているが頭は高く脚元は非力。終いはスピードが衰えた。かなり軽い内容ではあるが、鞍上が軽く促してはいたにもかかわらず最後伸びられなかったことは大きな割引。
ダイワキャグニー 57.5 【A】
美浦坂路単走。軽く気合いをつけながら最後まで気合い乗り良くパワフルに駆けられた。体の張りは十分にあり、フォームは安定。トップハンデでも。
ミスディレクション 54.0 【B+】
栗東坂路単走。体の向きは進行方向よりほんの少し右だが問題ないレベル。体に適度な丸みがあり、着地はやわらか。鞍上はステッキを軽く入れて適度な負荷をかけた。
ミスマンマミーア 52.0 【B】
栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。四肢の可動域は狭く、前半の動きは全く目立たなかった。ただ、直線半ばから鞍上が追い出すとまずまず力強く動けるようになり、終いだけなら良く見える。評価は据え置きたい。
レイホーロマンス 51.0 【B】
栗東坂路単走。管は細く非力な印象で、頭も高い。一方、四肢の回転力は高く脚元も非力ではあるが素軽さは感じる。このハンデなら。
ロサグラウカ 51.0 【B+】
美浦W併せの外。馬場の外目を通り、直線は半馬身差追走。一杯に追う相手に対し、馬なりに並びかけると終い鞍上は手綱を引っ張って併入。ゴール後はパワフルに前へ出た。おそらく併入指示が出ていてそれを愚直に守ったのだろうが、そのせいで馬が変な意識を持たなければよいのだが。内容には疑問も、動きは迫力があり良く見せるためプラス評価してみたい。
参考ステップレースの結果