本記事は、2021年01月05日に中山競馬場芝2000mで開催される「日刊スポーツ賞中山金杯」(G3)の追い切り評価最終版です。出走馬は17頭。以降の更新はありません。レースは4歳上ハンデ戦です。
1枠1番 ロードクエスト 牡8 56.0 西村淳【A】
美浦坂路単走。鞍上は持ったままでタイムも出ていない。ただ、馬が気合い乗り十分に最後まで走っており、見た目にはふつうの追い切りを消化したように見える。前膝を高く上げて首を使って駆けられており、坂は合いそう。高評価したい。
1枠2番 テリトーリアル 牡7 56.5 石川【-】
映像なし
2枠3番 ココロノトウダイ 牡4 53.0 丸山【B】
美浦坂路併せ。わずかに先行して坂に入り、活気十分に動いて半馬身先着した。ただ、右前肢と右後肢は着地後外に蹴り出す完歩が目立つ。評価は据え置くが、気配は良くハンデも魅力。
2枠4番 マイネルサーパス 牡5 56.5 丹内【-】
映像なし
3枠5番 ショウナンバルディ 牡5 54.0 津村【B-】
栗東坂路単走。毛ヅヤはピカピカだが、フォームはいまいち。頭は高く首を使わず、前脚の着地ポイントも近い。それでも四肢の可動域はまずまずあり、最後まで活気は保てている。
3枠6番 カデナ 牡7 58.0 三浦【C】
栗東坂路単走。体の向きはまっすぐだが、後脚が非力で若干外を回す。推進力が上に逃げる完歩も見られ、終い脚色が鈍った。
4枠7番 マウントゴールド 牡8 56.0 内田博【-】
映像なし
4枠8番 リュヌルージュ 牝6 52.0 中井【A】
栗東CW単走。馬場の外側を通って直線へ。コーナーから活気十分で直線もしっかり。鞍上はゴール地点でステッキを入れてゴール後も適度な負荷をかけた。直線半ばで手前を替え、左手前ではストライド走法、右手前ではピッチ走法になる。器用なところはありそうで、右手前の走りは坂に合いそう。ハンデも魅力。
5枠9番 ヒシイグアス 牡5 54.0 松山【D】
美浦坂路単走。馬なりの軽い調整。脚元はドタドタと着地する印象で硬さは目立つがこの内容なら仕方ない。評価はつけられないのでDで。
5枠10番 アールスター 牡6 56.0 長岡【B】
栗東坂路単走。体の向きは少し左だが、軽快なフットワークで気分良さそうに駆けられている。終い少し疲れたところで鞍上が軽く扶助して最後まで脚色を保てた。
6枠11番 ディープボンド 牡4 56.0 和田竜【B+】
栗東CW単走。ラチ側を深く入って直線へ。ストライドが大きく、ゆったりとした好フォーム。鞍上は終いだけ強く追って適度な負荷をかけた。走法から坂がなく広いコースの方が合いそうだが、状態は良さそう。
6枠12番 ロザムール 牝5 52.0 北村宏【C-】
美浦W単走。頭は高く首の可動域も狭い。集中力もいまいちで四肢の可動域も狭い。体も細く見える。これでは。
7枠13番 シークレットラン 牡5 54.0 横山武【B-】
美浦W3頭併せの中。馬場の外側を通り、3頭がほぼ並走して直線へ。鞍上が直線半ばから促していった割に動きは一息。馬なりの外に半馬身遅れ、ほぼ馬なりの内にもあおられアタマ差先着止まりだった。動きに硬さも感じる。
7枠14番 ヴァンケドミンゴ 牡5 56.0 藤岡康【B】
栗東CW単走。映像は直線だけで通ったコースは馬場の外目。肩の可動域が大きく、前膝を伸ばして前脚を一直線にポンと出す特徴的なフォーム。集中力は豊富で後脚の回転力も高い。
8枠15番 ダーリントンホール 牡4 55.0 Mデムーロ【B+】
美浦W3頭併せの中。馬場の真ん中内目を通り、直線は外からクビ差ずつ追走。直線半ばで抜け出すと、最後までしっかり負荷をかけて内外に2馬身程度先着した。四肢の可動域は狭めだが、地面をしっかりつかんで後ろに蹴れている。
8枠16番 ウインイクシード 牡7 56.0 戸崎圭【-】
映像なし
8枠17番 バイオスパーク 牡6 57.0 池添【D】
<参考>12月24日の約1週前追い切りの様子のみの公開。馬場の外目を通って気合いをつけて強めに追い、馬なりの相手に併入。手ごたえは見劣り、動きも硬め。それから1週間でどう変わっているかはわからない。
参考ステップレースの結果