着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | レイパパレ | 牝3 | 53.0 | 1:59.9 | D | 1 |
2 | 11 | ブラヴァス | 牡4 | 56.0 | 2:00.1 | B- | 2 |
3 | 1 | ヒンドゥタイムズ | 牡4 | 56.0 | 2:00.2 | B | 3 |
4 | 9 | サトノクロニクル | 牡6 | 56.0 | 2:00.5 | B | 6 |
5 | 6 | ジェネラーレウーノ | 牡5 | 56.0 | 2:00.6 | B- | 4 |
6 | 8 | ナイママ | 牡4 | 56.0 | 2:00.7 | B+ | 7 |
7 | 3 | セントウル | 牡4 | 56.0 | 2:01.1 | - | 8 |
8 | 5 | ロードクエスト | 牡7 | 56.0 | 2:01.6 | B | 5 |
9 | 2 | エヒト | 牡3 | 55.0 | 2:01.7 | B- | 9 |
10 | 4 | キングニミッツ | 牡7 | 56.0 | 2:01.8 | - | 10 |
11 | 10 | トーアライジン | 牡7 | 56.0 | 2:02.7 | C | 11 |
総評
A評価なし、B+評価1頭。 心のA評価はレイパパレできちんと勝ってくれたが、2着ブラヴァスをマイナス評価。ナイママは6着止まりだった。1,2,3番人気が人気順に入線する堅い決着で、いまいち参考にならなかったかもしれない。
パドック
現地で観戦。レイパパレは前走時がすばらしく、除外されてしまったがGI仕上げだったはず。今回の状態は当時より落ちるはずで不安ではあったが、姿を見た瞬間に、妙に安心してしまった。ふつうに歩けていて、きれいな目をしている。競馬場で見るのは新馬戦以来。落ち着いて歩けていて、体も前走時ほどプリプリではなかったが、しぼんでいるわけではなく品はあった。前の馬との間は開いていた。基本的に前と離れて歩くのは割引なのだが、今回は少頭数。馬群が3つに分かれて群れの先頭のポジションを守れていたので問題なさそう。ただ、後半は少しテンションが上がり、後ろと離れつつあった。それでも止まれがかかると適度な気合い乗りに。その後、地下馬道でさらにテンションが上がったのか、馬場入りの際に頭を振るなどやんちゃをしていたが、川田騎手は無理に列に並ばせず、すっと促して早々に待機所へ駆けていった。
ポイント
ジェネラーレウーノの溜め逃げ。レイパパレは掛かったが何とか2番手。向こう正面でも折り合いはいまいちで、終始行きたがっていたが川田騎手がコントロールして踏みとどまった。3コーナー過ぎから馬なりに進出。3~4コーナーをジェネラーレウーノと並んで回ってようやく折り合いがつき、直線手前で先頭に。そこからは早めにステッキを一発。坂をまっすぐに上ると、そこでもさらにステッキを使った。大外からブラヴァスが迫ってきたが、最後の50メートルは脚色が一緒になり、完勝した。
分析
勝ち時計の1:59.9は、いまいち強調できない。ただ、今年は阪神開催が長く馬場の内側は例年より荒れていた。新潟記念を勝った良血ブラヴァス、七夕賞と新潟記念はどちらも4着だったが鞍上が北村友騎手だったにもかかわらず2,1番人気に支持されていたヒンドゥタイムスが実績上位。レイパパレはこのクラスでは能力未知数だったが、しっかり勝ちきった。ただ、3コーナーまで掛かりどおしで、これは初めて間隔を詰めて使ったためかもしれない。血統からテンションが上がる傾向にあると言われているが、ふだんはおとなしく、人懐っこい。少なくとも幼いころはそうだった。これで5戦5勝。高野師は折り合い面などを鍛えていくと表明しており、来年が楽しみになる勝利になった。
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https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/12/Challenge-Cup.html