チャンピオンズC 2020 レース回顧

2020年12月9日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
111チュウワウィザード牡557.01:49.3B4
22ゴールドドリーム牡757.01:49.7B+3
313インティ牡657.01:49.7B-10
415クリソベリル牡457.01:49.9B1
512モズアスコット牡657.01:50.0A11
67カフェファラオ牡356.01:50.2B2
76エアスピネル牡757.01:50.2C12
81タイムフライヤー牡557.01:50.3A7
99アルクトス牡557.01:50.3B9
104エアアルマス牡557.01:50.4A8
115クリンチャー牡657.01:50.5C5
128サンライズノヴァ牡657.01:50.9B+6
1310アナザートゥルースセ657.01:51.1B13
1416サトノティターン牡757.01:51.6B-16
153メイショウワザシ牡557.01:52.8B15
1614ヨシオ牡757.01:52.8D14


総評


A評価3頭、B+評価2頭。さらに1週前にカフェファラオをA評価、クリンチャーとアナザートゥルースをB+評価していた。2週連続プラスはゴールドドリームのみで、1週前良かったけれど本追い切りいまいちな馬や、その逆も多かった。抜けた1番人気のクリソベリルの不安点は指摘していたので、その面では参考になったかもしれない。
 

パドック


クリソベリルの+12キロは気にならなかった。ただ、後脚の踏み込みが好調時より硬く見えてしまう。繋はやわらかなのだが、飛節のクッションがいまいち効いていないためのようだ。とはいえ悪くは見えない。勝ったチュウワウィザードはキビキビとバランス良く歩けていて良く見えた。2着ゴールドドリームはいつもどおり。この馬はパドックであまり目立たない。3着インティは+7キロで少し余裕があるように見えた。そのほかではエアスピネル。後脚にボロがついていたのは前走どおりで良くない傾向ではあるが、外を力強く歩けていた。期待していたエアアルマスも毛ヅヤ良く気合い乗っていた。

ポイント


エアアルマスの逃げ。インティが2頭分の間隔をあけてその外につける。2頭が引っ張る形で集団を引っ張り、ごった返した馬群。クリソベリルは先行したが、アナザートゥルースが張り合ったため内に入れず外を回る形に。3~4コーナーで前の2頭が後続を離し、直線は2頭が後続に3馬身差。クリソベリルは3番手で、いつでも追い出せる態勢。しかし、追っても動かない。前ではインティがエアアルマスを振り切り、後ろではクリソベリルを一瞬で抜き去ったチュウワウィザードが伸びる。チュウワウィザードは残り50メートルで抜け出して完勝した。
 

分析


勝ち時計の1:49.3は、好タイム。前年は速すぎたが、50秒台前半が基準になるため、十分だ。上位4頭は前年と順番が入れ替わっただけ。勝ったチュウワウィザードは、前年福永騎手が抜け出せず負けただけで、今回は戸崎騎手。能力上位でこの条件も合うのだろう。ゴールドドリームは追い切り良くレースでもしっかり伸びたが届かなかった。インティはよくわからない。追い切りもパドックも目立たず、大きく外を通った逃げで3着に粘った。クリソベリルは状態がいまいちだったもよう。それでも4着に来たわけで、賞金1500万円+αをゲットした。カフェファラオはこのメンバーに入って見せ場を作れなかった。まだ上位とは差があるのかもしれない。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/12/Champions-Cup.html

             

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