七夕賞 2020 レース回顧

2020年7月15日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
13クレッシェンドラヴ牡657.02:02.5B-3
213ブラヴァス牡455.02:02.7B+7
312ヴァンケドミンゴ牡454.02:02.8B6
411ヒンドゥタイムズ牡455.02:03.1B2
52ウインイクシード牡656.02:03.2B8
64パッシングスルー牝454.02:03.2B-10
716レッドローゼス牡656.02:03.2B-14
815リュヌルージュ牝552.02:03.4B-5
96ジナンボー牡556.02:03.4B1
101バレリオ牡555.02:03.5B+13
115マイネルサーパス牡456.52:03.6B4
1214オセアグレイト牡455.02:03.9B+11
139ノーブルマーズ牡756.02:04.7B+9
148アウトライアーズ牡654.02:05.4B15
157エアウィンザー牡657.02:05.5A12
1610ソールインパクト牡854.02:06.6B-16


総評


A評価1頭、B+評価4頭。 7番人気B+評価のブラヴァスは2着にがんばったが、買ったのはマイナス評価のクレッシェンドラヴ。いまいち参考にならない結果になってしまった。
 

パドック


エアウィンザーはパドックでも良く見えたのだが、この日の馬場で中途半端なレースをした時点で終了。ヴァンケドミンゴは動いているところが見られなかったため評価不能。クレッシェンドラヴは脚元パワフルではあったが、頭が高く割り引いてしまった。なお、1番人気ジナンボーは+8キロで数字以上に太く見え、テンションも微妙でパドックでは下位評価だった。

ポイント


ヒンドゥタイムズが出遅れ。パッシングスルーの逃げ。各馬外目に進路を取る中、ウインイクシードの横山武騎手は内を選択。1~2コーナーを内目で回したのは、前からウインイクシード、リュヌルージュ、エアウィンザー、アウトライアーズの4頭。向こう正面でも最内をキープしたのはウインイクシードのみ。その他はすべて外に振った。3~4コーナーでも各馬隊列は変わらず、直線は大きく外に馬群がばらけた。最内のウインイクシードは粘ったが、直線半ばで失速。最後は内目から猛然と追い上げたクレッシェンドラヴが突き抜けた。
 

分析


勝ち時計の2:02.5は、重馬場であり何とも言えない。この日は午後に少し雨が降って馬場はぬかるんでいて、内は荒れていた。外を通らないとどうしようもない状態で、デムーロ騎手はこの日の芝で8,9Rを外を通って連勝。リュヌルージュに乗ったこのレースでもうまく外を立ち回ってくれるのかと見ていたのだが、なぜか内目を選んで完敗。勝ったクレッシェンドラヴは、このレースまで重馬場1.0.0.0、福島芝1.3.0.0。条件が噛み合ったのだろう。ウインイクシードは横山武騎手がクリエイティブな騎乗をした。終始一貫して内を選択。走った距離の差で8番人気の馬を5着に持ってきた。重馬場は0.1.1.0で、内枠スタートのため、そこに賭けたのだろう。一方、中途半端に1~2コーナーで内に入れた馬は全滅だった。このレースは馬の能力より騎手と展開に依存する結果になった印象で、純粋に能力の高い馬は大出遅れから4着まで来たヒンドゥタイムスと考えていいかもしれない。福島の芝コースは毎回、開催終盤になると内が極端に荒れる。ダートの逃げ馬を走らせてみると面白そうなので、どなたかやってみてくれないだろうか。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/07/Tanabata-Sho.html

           

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