本記事は、2021年01月05日に中京競馬場芝1600mで開催される「スポーツニッポン賞京都金杯」(G3)の追い切り評価最終版です。出走馬は16頭。以降の更新はありません。レースは4歳上ハンデ戦です。
1枠1番 ケイアイノーテック 牡6 57.0 藤岡佑【-】
映像なし
1枠2番 ケイデンスコール 牡5 56.0 岩田康【A】
栗東坂路単走。馬の多い時間帯に馬群をさばいて伸びてきた。鞍上は大きく振りかぶってステッキを軽く当てるなど馬を傷めないように工夫しており、馬もしっかりとそれにこたえて最後まで集中して駆けられた。
2枠3番 ロードマイウェイ 牡5 57.0 松若【C】
栗東坂路単走。後脚を外側に蹴り、推進力が上に逃げる完歩がほとんど。軽い内容ではあるが、強調できる要素はない。
2枠4番 ピースワンパラディ 牡5 56.0 福永【B】
美浦坂路単走。頭の高い走りだが、四肢の可動域は十分。どちらの手前でも伸びやかに動けており、前後の連動性も高い。
3枠5番 メイケイダイハード 牡6 55.0 酒井【B+】
栗東坂路単走。最後まで安定したリズムでゆったりとやわらかに、自分のペースで動けている。体の向きは進行方向より若干右で、手前前肢の左前肢と右後肢を中心にしてはいるが、右前肢と左後肢も後ろに蹴れているため推進力は四肢から得られている。体に適度な丸みもあり、好状態でレースへ向かえそう。
3枠6番 レッドアネモス 牝5 55.0 吉田隼【B】
栗東坂路単走。右へ張るシーンが何度かあり、まっすぐ坂を駆け上がれていない。体は引き締まっていて脚元は力強いためマイナス評価するほどではないが、終い手前を替えようとしてなかなか替えられないシーンがあるなど、細かな割引要素の多い内容。
4枠7番 スマートオーディン 牡8 57.0 荻野極【B-】
栗東坂路単走。気合い乗り良く坂を駆け上がってきたが、疲れたのかフォームが乱れて中盤に失速。終いは立て直したが前半の気配は戻らなかった。
4枠8番 レッドガラン 牡6 56.0 北村友【B-】
栗東坂路単走。活気は十分だが、脚元の雰囲気はいまいち見栄えしない。四肢の可動域は狭めで、ペタペタと着地して強く蹴れていない。
5枠9番 ブラックムーン 牡9 56.0 幸【D】
<参考>12月23日の追い切り映像のみの公開。阪神Cの追い切り映像を撮れていたためで、ほぼ連闘のため今回は軽めだろう。評価はCで、16番人気10着だった。
5枠10番 シュリ 牡5 56.0 武豊【B】
栗東坂路単走。体の向きはまっすぐ。フォームも安定している。動きは硬めだが、脚元はパワフルできれいな後傾ラップを刻めた。
6枠11番 ボンセルヴィーソ 牡7 55.0 鮫島駿【C】
栗東坂路単走。後脚が外を回す完歩が多く、前脚もちょこまかとした動き。良いころと比べると大きく劣る内容。ハンデは恵まれたが。
6枠12番 ラセット 牡6 55.0 加藤【-】
映像なし
7枠13番 エントシャイデン 牡6 56.0 川須【B+】
栗東CW単走。馬場の外目を通って直線へ。直線半ばまでは外の方へ顔を向けていたが、鞍上が軽く気合いをつけると大きく変わった。終いはキビキビと集中してパワフルに伸び、ゴール後も脚色を伸ばした。
7枠14番 タイセイビジョン 牡4 56.0 石橋脩【-】
映像なし
8枠15番 サトノアーサー 牡7 57.5 坂井【B-】
栗東坂路単走。頭を低く保ってまずまずのタイムを出したが、印象はいまいち。手先だけで走っている。
8枠16番 トリプルエース 牡4 55.0 団野【B】
栗東坂路単走。線が細く左右の脚の着地ポイントが前も後ろも近いため、非力な印象を受ける。右前肢を着地後内に蹴ることも気になる。ただ、脚元のクッションはまずまずあり、悪くは見えない。
参考ステップレースの結果