大阪杯 2020 レース回顧

2020年4月7日火曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
15ラッキーライラック牝555.01:58.4A2
212クロノジェネシス牝455.01:58.4A4
38ダノンキングリー牡457.01:58.5A1
411カデナ牡657.01:58.6B-11
54ワグネリアン牡557.01:58.8B-5
610ジナンボー牡557.01:58.9B9
73ブラストワンピース牡557.01:59.0B3
86レッドジェニアル牡457.01:59.1B-12
97ステイフーリッシュ牡557.01:59.4C8
102サトノソルタス牡557.01:59.4B10
119マカヒキ牡757.01:59.5C7
121ロードマイウェイ牡457.02:00.3C6


総評


A評価3頭、B+評価なし。1週前はA評価がクロノジェネシスでB+評価がラッキーライラック。2週連続プラスの2頭が順番は逆になったがワンツーを決め、A評価3頭が1~3着。人気サイドとはいえ、完璧な結果になった。
 

パドック


最も良く見えたのはダノンキングリーだったが、まさかの逃げで3着。パドックの2番手にカデナを挙げたが、4着までだった。勝ったラッキーライラックは、良いころは踏み込みがより深く、より力強い印象で、それより落ちる動き。2着クロノジェネシスは毛ヅヤが一息でテンションも入れ込んでいるのか気合い乗りなのか判断しにくかった。1週前追いの動きが良く、毛ヅヤが一息なのは1週前で仕上がりすぎてしまったのかなとも感じた。


ポイント


スタートはそろい、カデナは下げた。最内ロードマイウェイは3完歩目にサトノソルタスに寄られて躓いたのか、武騎手がよろけるシーンがあった。ブラストワンピースは押して出て行ったが行き脚つかず後方から。ダノンキングリーがまさかの逃げ。逃げることが予想されていたジナンボーが馬なりに迫るが行かせない。そのせいでペースは上がり、1000メートル通過は1:00.4のミドルペースで流れた。結局両馬は並んで3~4コーナーを駆け、そこで後続を引きつける。ブラストワンピースは大外を上がってきて直線も同じ脚を使ったが、キレない。ダノンキングリーは一杯になり、クロノジェネシスに交わされる。しかし最後に最内でじっとしていたラッキーライラックが、下がってきたジナンボーを弾き飛ばして間を割り、先頭でゴールした。
 

分析


勝ち時計の1:58.4は、優秀。58秒台が出れば十分だ。ダノンキングリーは謎の逃げで脚が保たず。2着クロノジェネシスは楽に先行して前を見ながらいつでも動ける場所につけていた。レース内容は最も良かったが、ラッキーライラックの爆発力に屈した。ラッキーライラックは強い競馬。ゴール前に手前を替えてスピードダウンしたが、それでも勝ってしまった。結果的に、上位は前につけていて内目を回せた馬。4着カデナも最内を突いており、外を回すロスは大きく影響したようだ。ブラストワンピースは気合いをつけて行ってはいたのだが進まなかった。川田騎手は凱旋門賞でポジションを主張して先行させていた。結果論だが今回もそれくらいの気合いで行った方がよかったかもしれない。


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https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/04/Osaka-Hai.html

             

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