本記事は、2020年11月29日に東京競馬場芝2400mで開催される「ジャパンカップ」（G1）の追い切り評価（水曜夜更新分）です。レースは3歳上定量戦。登録馬は17頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は13頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。
アーモンドアイ 55.0 【A】
美浦W3頭併せの内。馬場の真ん中内目を通り、直線は並ぶ2頭を1馬身差追走。持ったままで併入し、その後前へ出た。馬なりに折り合いがつき、動きはやわらか。問題ない状態でレースへ向かえそう。【1週前追い評価：B+】
ウェイトゥパリス 57.0 【B】
白井ダート単走。肩の出がいまいちで前膝も硬く、そのぶん四肢の可動域は狭い。ただ、バランスの良い動きで活気もあり、マイナス評価するほどではない。【1週前追い評価：D】
カレンブーケドール 55.0 【B-】
美浦坂路併せ。相手とぴたりと馬体を合わせて登坂。相手のことを全く気にせず集中しているのは良い点なのだが、最後に相手が伸びても自分のペースを守ってアタマ差遅れた。右前肢が着地後内向することも気になる。【1週前追い評価：C】
キセキ 57.0 【B】
栗東坂路単走。ストライドは大きくゆったりとした動き。気になる点は2つ。まずは、後脚の蹴り出す方向に若干のぶれがあること。もう1つは、最後に右手前に戻してスピードが少し落ちたことだ。ストライドの大きさから、良いころに戻ってきている印象はあるのだが、プラス評価には少し足りない。【1週前追い評価：B】
クレッシェンドラヴ 57.0 【B】
美浦W3頭併せの中。馬場の外側を深く入り、3頭がほぼ並走して直線へ。すぐに前へ出ると左右の相手を半馬身後ろに従えて馬なりに進め、そのまま2頭に半馬身先着した。動きは目立つものではないが、気合い乗りはまずまずで状態は良さそう。【1週前追い評価：B】
グローリーヴェイズ 57.0 【A】
美浦W3頭併せの中。馬場の外側を通り、直線は外と並んで内に1馬身差先行。内はついてこられず外のクビ差ほど前に出て長く脚を使い、そのままクビ差先着した。ラストはステッキも使って適度な負荷をかけた。頭は若干高めだが、気合い乗りも良く、好状態。【1週前追い評価：B+】
コントレイル 55.0 【B】
栗東坂路単走。ラチ側を楽に登坂。前脚をペタペタと着地させる完歩は見られるが、それでも着地はやわらかで前からの推進力はまずまず。一方、後脚は力強く真後ろに蹴れていない完歩が目立つ。1週前よりは良く見えるが、この馬としては微妙な内容。ただ、終いに右手前に戻して7完歩ほど走った動きは良く、そこに期待したい。【1週前追い評価：C】
デアリングタクト 53.0 【B】
栗東坂路単走。動きは硬めだが集中力は豊富で頭の位置はぶれない。体幹もしっかりしている。疲れはありそうだが、態勢は整えてきたようだ。【1週前追い評価：B-】
パフォーマプロミス 57.0 【B】
栗東坂路単走。左手前で体の向きは進行方向よりほんの少し右。首の上下動と脚元の動きの連動性はいまいちだが、脚元だけを見るとスピード感があり、気分良さそうに駆けられた。【1週前追い評価：C】
マカヒキ 57.0 【B+】
栗東坂路単走。馬なりにリラックスしたいい動き。全身をやわらかに使って気分良さそうに駆けられた。体はいまいち大きく見せないが、1週前良かったのでこれで十分だろう。評価はプラスとしたい。【1週前追い評価：B+】
ミッキースワロー 57.0 【B-】
美浦W単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。頭は高く、前脚の着地ポイントが体の外側にありバランスはいまいち。活気はあり全体として悪くは見せないが、このメンバーに入ると見劣る。【1週前追い評価：B-】
ユーキャンスマイル 57.0 【C】
栗東坂路単走。前脚は着地後外を回し、後脚の力強さも不足している。やわらかではあるのだが、いまいち強調できない。【1週前追い評価：B】
ワールドプレミア 57.0 【B-】
栗東坂路単走。首を左に傾げるシーンが多く、終いは徐々にラチ側へ流れた。今回は馬なりの調整で1週前良かったのでこれで十分かもしれないが、強調材料に乏しい動きではある。【1週前追い評価：B+】
1週前追い切り評価
参考ステップレースの結果
