本記事は、2020年11月29日に阪神競馬場芝1200mで開催される「京阪杯」(G3)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは3歳上別定戦。登録馬は19頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は7頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。
シヴァージ 56.0 【B】
栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。体は少し太く見え、四肢の可動域も狭めだが、バランス良く力強い動き。最後まで集中して駆けられた。
ジョーアラビカ 56.0 【B】
栗東坂路単走。活気十分で体も大きく使えているが、その割に進んでいかない印象。実際にタイムも見た目ほど出ていない。後脚の蹴りが甘めで、そのためかもしれない。マイナス評価するほどではないが。
タイセイアベニール 56.0 【B】
栗東坂路単走。中盤までは馬なりの調整。そこから尻ステッキを一発入れて脚を伸ばす内容。後脚の管は細いが蹴りは安定しており、四肢の可動域もまずまず。
ビリーバー 54.0 【A】
美浦W併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は3馬身差先行。馬なりに2馬身先着した。実質的に単走になったが、脚元の回転力は高く、頭の位置はぶれない。体もふっくら見せており、状態は良さそう。
フィアーノロマーノ 57.0 【B】
栗東坂路単走。前脚の着地ポイントは近く、後脚を体の外側に着地させてさらにそこから外へ蹴る完歩も多い。ただ、全体のバランスは取れていて、適度な活気もある。
プリモシーン 56.0 【B+】
美浦W併せの外。馬場の真ん中を通り、直線は目の前を行かせた相手を1馬身差追走。直線半ばまで後ろで折り合わせ、すっと外に持ち出すと弾けて1馬身先着した。行きたがる仕草はあったが何とか折り合えたことは収穫で、内容も良い。
リバティハイツ 55.0 【B+】
栗東坂路単走。鞍上はほぼ手を動かさず、馬なりに脚を伸ばした。頭は高めだが動きは伸びやかで、ゆったりと楽に動けている。
参考ステップレースの結果