着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | ジョーカナチャン | 牝5 | 54.0 | 0:54.5 | B+ | 2 |
2 | 13 | ライオンボス | 牡5 | 57.0 | 0:54.5 | D | 1 |
3 | 12 | ビリーバー | 牝5 | 54.0 | 0:54.5 | A | 9 |
4 | 17 | メイショウカズヒメ | 牝6 | 54.0 | 0:54.6 | C | 15 |
5 | 8 | ダイメイプリンセス | 牝7 | 56.0 | 0:54.6 | B- | 3 |
6 | 18 | ミキノドラマー | 牡7 | 56.0 | 0:54.8 | B+ | 13 |
7 | 10 | イベリス | 牝4 | 54.0 | 0:54.8 | B | 8 |
8 | 4 | カッパツハッチ | 牝5 | 54.0 | 0:54.8 | B- | 11 |
9 | 5 | ナランフレグ | 牡4 | 56.0 | 0:54.8 | B+ | 5 |
10 | 2 | ラブカンプー | 牝5 | 56.0 | 0:55.0 | B | 10 |
11 | 7 | レジーナフォルテ | 牝6 | 54.0 | 0:55.3 | C | 14 |
12 | 11 | アユツリオヤジ | 牡6 | 56.0 | 0:55.5 | B | 7 |
13 | 1 | ノーワン | 牝4 | 54.0 | 0:55.6 | B- | 16 |
14 | 3 | ワンアフター | 牡7 | 56.0 | 0:55.6 | B- | 17 |
15 | 16 | クールティアラ | 牝4 | 54.0 | 0:56.1 | B- | 12 |
16 | 14 | ゴールドクイーン | 牝5 | 56.0 | 0:56.7 | B | 4 |
17 | 6 | ナインテイルズ | 牡9 | 56.0 | 0:56.9 | B- | 18 |
18 | 15 | モンペルデュ | 牝4 | 54.0 | 0:57.5 | B | 6 |
総評
A評価1頭、B+評価3頭。 唯一のA評価で9番人気のビリーバーが3着。勝ったジョーカナチャンはB+評価。1番人気ライオンボスは追い切り軽く評価不能としたが、参考になった人も多かったのではないだろうか。
パドック
短距離らしくカリカリしていた馬はダイメイプリンセスとミキノドラマーだけで、その他は落ち着いていた。元気がなさそうな印象の馬も数頭。ライオンボスは馬体も雰囲気も短距離馬らしくないのだが、小回りダート1000メートルか芝直1000メートルという条件だけで勝っている不思議な馬だ。5頭取り上げて4頭が掲示板。4着メイショウカズヒメは+14キロで、馬体を戻したと見ることもできたが見た目は数字どおり太めに感じた。
アイビスSD、1番人気ライオンボスは大きな体でゆったり歩けています。ミキノドラマーは発汗きついですがそのぶん気合い乗り良いです。ジョーカナチャンがバランス良し。ダイメイプリンセスが毛ヅヤ良くちょうどいいカリカリ具合。ビリーバーはパドックではそれほど目立ちませんが悪くはありません。
— jphb (@jphb_oikiri) July 26, 2020
ポイント
ジョーカナチャンが早々に外ラチ側で先頭に立つ。ライオンボスもスタートを決めて2番手へ。3番手には、1枠2番から一気に外に来たラブカンプー。外ラチ側の隊列は確定し、ノーワンだけが内を選択。カッパツハッチも出たなりにほぼまっすぐ。カッパツハッチから外ラチまで大きく広がった。前が完全に詰まることはない隊列で進み、ジョーカナチャンがライオンボスを振り切り、逃げ切った。
分析
勝ち時計の54.5は、いまいち強調できない。54秒台前半の時計は欲しかった。ラブカンプーが1枠に入り2列目に取り付くまでに脚を使ったため、ジョーカナチャンの逃げは見た目以上に楽だったのかもしれない。それでもラップは11.7-10.0-10.4-10.8-11.6。最後の1Fは消耗戦になっており、ビリーバーは急追したが3着までだった。1,2着馬は前走、韋駄天Sの着順が逆になった形。ライオンボスは前走57.5キロから0.5キロ減。ジョーカナチャンは53キロから1キロ増。ジョーカナチャンは1.5キロ差のハンデを課せられながら、逆転したことになる。ライオンボスの鮫島克駿は完璧な騎乗だった。スタートを決め、2番手につけていつでも追い出せる展開。満を持して合図を送ったが、届かなかった。枠、斤量、実績のすべてにおいて恵まれた上に、騎手がきちんと乗って負けたことになる。新潟競馬場は前日入厩のため馬体重の調整はしやすいはずで、軽い最終追いと-4キロの馬体重は何らかの関係があるのかもしれない。3着ビリーバーはよくがんばった。ラブカンプーとライオンボスの間を割るときにロスがあり、それがなければ差し切れていたかもしれない。追い切りの動きは良く、レースでもバランス良いピッチ走法で駆けられていた。今後も注目したい1頭だ。
評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/07/Ibis-Summer-Dash.html