【1週前追い】G1:天皇賞・秋 追い切り評価~2020年11月01日開催

2020年10月23日金曜日

本記事は、2020年11月01日に東京競馬場芝2000mで開催される「天皇賞・秋」(G1)の1週前追い切り評価です。レースは3歳上定量戦。現時点の登録馬は12頭で、すべての登録馬の追い切り映像が公開されました。本追い切りの評価はレース週の更新になります。

アーモンドアイ 56.0 【B+】

美浦W3頭併せの内。馬場の内目を通り、直線は外からクビ差ずつ追走。馬なりに突き抜け中に半馬身、外に1馬身半程度先着し、ゴール後ゆるめてもリードをキープした。コーナーでは内を通ったとはいえ3馬身以上追走しており、中はサトノフラッグ。派手さはないが、コーナーの動きはバランスが取れており、1週前としては十分な内容。

ウインブライト 58.0 【B】

美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は半馬身差追走。ほぼ馬なりにクビ差先着した。頭は高めで背中の安定性はいまいちだが、集中力は高い。

カデナ 58.0 【B-】

栗東坂路単走。前半は手先が軽すぎる印象だったが、後半はまずまず力強くなった。ただ、それに伴い動きも重めになる。首の使い方もいまいち。

キセキ 58.0 【B】

栗東坂路単走。馬なりの調整。軽い内容だがタイムはまずまず出ている。ただ、フォームは少し気になる。前走時と比べて手前前肢に頼った走法になっており、体もやや小さく見せる。疲れがまだ残っているかもしれない。そういう意味では今週強い内容にしなかったことは好感できる。動きもマイナス評価するほどではない。

注意: 本記事は、1週前追い切りの評価です。枠順確定後に最終版を配信しますので、トップページのブックマークをお願いします。

クロノジェネシス 56.0 【B】

栗東CW3頭併せの内。馬場の外目を通り、直線は外を2馬身半、中を2馬身差追走。並んで折り合い、中と併入、外にクビ差先着した。折り合い重視の内容でメニューをきっちりこなせたことは評価。タイムも良い。ただ、好調時に比べると肩関節の可動域が狭めで前脚を伸びやかに使えていないことは気になる。

ジナンボー 58.0 【B-】

美浦W併せの内。馬場の外目を通り、直線は半馬身差先行。終い追って1馬身先着した。コーナーでは鞍上が手綱を引っ張っており、追走予定だったと考えられる。動きだけならB評価でよさそうだが、内容に不満。

スカーレットカラー 56.0 【B+】

栗東CW併せの外。馬場の真ん中外目を通り、直線は1馬身差追走。軽く促しやや強めに追う程度で軽々と相手を交わし、終いは一杯に追って相手を置き去りにした。頭は高く首の可動域は狭いが、背中の安定性は高い。いつも良く見せる馬で、今回も良い。

ダイワキャグニー 58.0 【B】

美浦W単走。馬場の外目を通って直線へ。前半はやや力みが見られたが、中盤からリラックスした動きになった。馬なりの内容で、四肢の回転力もまずまず。本追い切りでびしっと追えば。

ダノンキングリー 58.0 【B】

美浦W3頭併せの内。馬場の真ん中外目を通り、コーナーで差して直線は並ぶ2頭に1馬身差先行。1頭になってソラを使いかけたが、鞍上がステッキを入れると再びスイッチが入った。その後はまじめに走って2頭に3馬身程度先着。好調時に比べると背中の上下動は気になり、トモもゆるめで現時点では休み明けの割引が必要かもしれないが、まだ1週前。技術の高い助手さんが騎乗したようで、本追い切りで変わってきそう。

ダノンプレミアム 58.0 【B+】

栗東CW併せの内。馬場の外側を通り、並走して直線へ。騎手騎乗の相手は追いに追ったが、こちらは涼しい顔で馬なりに並走。そのまま相手が一杯になると、楽に1馬身先着した。口元に少し泡が見られ内面のテンションは上がってきているのかもしれないが、それがフォームに出ることはなく、体をなめらかに動かせている。好調時に比べると体のラインがいまいちくっきりしてこないのは気になるが、状態は良さそう。

フィエールマン 58.0 【A】

美浦W3頭併せの外。馬場の外側を深く入り、直線は中を4馬身、内を3馬身差追走。鞍上は特に指示を出さず、馬が自ら動いて中を交わすと内もとらえてゴールした。この馬はゴールの意味をよくわかっていて、「ハナ差で勝とうが何十馬身突き抜けようが一緒であるのなら、少しでも疲れないハナ差の方が良い」と考える要領の良さを持っているように思えてくる。調教と本番の違いをわかっているのかどうかは謎で、とりあえずゴールを先頭で駆け抜ければ良いと考えていそうなため、この馬に負荷をかけるにはこの方法が最適だ。そして美浦Wの短い直線でもきっちりと前をとらえた。好状態。

ブラストワンピース 58.0 【B】

美浦W併せの内。馬場の真ん中外目を通り、ほぼ並走して直線へ。頭が高いのはいつもどおり。追ったが突き抜けるまではいかず、楽に促す相手と脚色が一緒になり、若干先着もほぼ併入した。まだ動きは重め。一方、この馬としては発汗量が少なく、精神状態は良さそうだ。

参考ステップレースの結果

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