着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | カデナ | 牡6 | 57.0 | 1:48.3 | B | 4 |
2 | 12 | ドゥオーモ | 牡7 | 52.0 | 1:48.6 | - | 10 |
3 | 13 | ジナンボー | 牡5 | 55.0 | 1:48.6 | B | 2 |
4 | 4 | レイホーロマンス | 牝7 | 51.0 | 1:48.9 | B | 6 |
5 | 10 | アウトライアーズ | 牡6 | 54.0 | 1:49.1 | B | 12 |
6 | 3 | テリトーリアル | 牡6 | 56.0 | 1:49.3 | B- | 3 |
7 | 7 | ナイトオブナイツ | 牡7 | 56.0 | 1:49.4 | B+ | 11 |
8 | 1 | アロハリリー | 牝5 | 54.0 | 1:49.7 | - | 9 |
9 | 6 | ヴェロックス | 牡4 | 57.0 | 1:49.9 | B+ | 1 |
10 | 8 | アンノートル | 牡6 | 54.0 | 1:50.0 | B+ | 7 |
11 | 9 | エメラルファイト | 牡4 | 56.0 | 1:50.2 | A | 5 |
12 | 11 | タニノフランケル | 牡5 | 55.0 | 1:50.5 | B- | 8 |
13 | 14 | ランスオブプラーナ | 牡4 | 55.0 | 1:50.7 | - | 13 |
14 | 5 | サイモンラムセス | 牡10 | 53.0 | 1:51.1 | B- | 14 |
総評
A評価1頭、B+評価3頭。 しかしすべて馬群に沈み、B→映像なし→Bの決着。いまいちな結果になってしまった。
パドック
10Rで父親の厩舎の馬に乗って大方の予想どおりの大差殿負けを喫した川田騎手。ヴェロックスはふつうの状態なら勝つだろうと考えていて、パドックでは特に悪い面は何もなく、最上位評価したが結果は全くだめだった。勝ったカデナはもっさりした印象でいまいち良く見えず。2着ドゥオーモは-10キロ。体重は問題ないが、体幹がいまいちだった。3着ジナンボーは+20キロ。それでも若干太いかな程度で重さはなく、馬体は悪くなかったのだがテンションは高めで上位評価はできなかった。
小倉大賞典、ヴェロックスは気合い乗り良く問題ありません。親孝行を終えた川田騎手、ここは勝つでしょう。テリトーリアルが花壇ギリギリを踏み込みしっかり。エメラルファイトが前さばきやわらか。アロハリリーが深い踏み込み。ナイトオブナイツが首を使ってリズム良く歩けています。— jphb (@jphb_oikiri) February 23, 2020
ポイント
スタートはばらけ、ランスオブプラーナの逃げ。サイモンラムセスが外から絡む展開。ジナンボーはサイモンラムセスの後ろにつけ、その後ろにヴェロックス。カデナは後方の内目につけた。3~4コーナーでジナンボーとアンノートルが外から上がり、前は4頭が並ぶ形に。ヴェロックスは4コーナー手前から促すが反応しない。直線はジナンボーが抜け出し、ドゥオーモが迫る。しかし後方内でじっとしていたカデナがするすると外へ持ち出し、一気に前を抜き去った。
分析
勝ち時計の1:48.3は、強調できないが仕方ないところもある。2015年にカレンブラックヒルが重馬場で勝った時計と同じで、良馬場なら例年より2秒程度遅いことになる。ただ、雨の週末に開催を続けてきたため馬場はかなり荒れており、前日も雨。その影響で良馬場ながら力の要るコンディションだった。勝ったカデナは追い込み一辺倒で今回は展開がはまった面もある。とはいえ、57キロを背負っての勝利で能力の確かさは示した。小倉記念でメールドグラースの2着に来た実績があり、コース適性も高いのだろう。2着ドゥオーモは小倉3戦目。2勝クラスで3着、1着と来ての格上挑戦だったが、52キロの斤量もあり、最後まで脚色を保てた。3着ジナンボーは早め先頭の強い競馬。先行して掲示板に載ったのはこの馬だけだった。+20キロが少しこたえたのかもしれない。1番人気ヴェロックスは惨敗。コーナーから手ごたえがあやしく、見せ場すら作れなかった。この敗戦は尾を引くかもしれない。
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https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/02/Kokura-Dai-Shoten.html