小倉大賞典 2020 レース回顧

2020年2月26日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
12カデナ牡657.01:48.3B4
212ドゥオーモ牡752.01:48.6-10
313ジナンボー牡555.01:48.6B2
44レイホーロマンス牝751.01:48.9B6
510アウトライアーズ牡654.01:49.1B12
63テリトーリアル牡656.01:49.3B-3
77ナイトオブナイツ牡756.01:49.4B+11
81アロハリリー牝554.01:49.7-9
96ヴェロックス牡457.01:49.9B+1
108アンノートル牡654.01:50.0B+7
119エメラルファイト牡456.01:50.2A5
1211タニノフランケル牡555.01:50.5B-8
1314ランスオブプラーナ牡455.01:50.7-13
145サイモンラムセス牡1053.01:51.1B-14


総評


A評価1頭、B+評価3頭。 しかしすべて馬群に沈み、B→映像なし→Bの決着。いまいちな結果になってしまった。
 

パドック


10Rで父親の厩舎の馬に乗って大方の予想どおりの大差殿負けを喫した川田騎手。ヴェロックスはふつうの状態なら勝つだろうと考えていて、パドックでは特に悪い面は何もなく、最上位評価したが結果は全くだめだった。勝ったカデナはもっさりした印象でいまいち良く見えず。2着ドゥオーモは-10キロ。体重は問題ないが、体幹がいまいちだった。3着ジナンボーは+20キロ。それでも若干太いかな程度で重さはなく、馬体は悪くなかったのだがテンションは高めで上位評価はできなかった。

ポイント


スタートはばらけ、ランスオブプラーナの逃げ。サイモンラムセスが外から絡む展開。ジナンボーはサイモンラムセスの後ろにつけ、その後ろにヴェロックス。カデナは後方の内目につけた。3~4コーナーでジナンボーとアンノートルが外から上がり、前は4頭が並ぶ形に。ヴェロックスは4コーナー手前から促すが反応しない。直線はジナンボーが抜け出し、ドゥオーモが迫る。しかし後方内でじっとしていたカデナがするすると外へ持ち出し、一気に前を抜き去った。
 

分析


勝ち時計の1:48.3は、強調できないが仕方ないところもある。2015年にカレンブラックヒルが重馬場で勝った時計と同じで、良馬場なら例年より2秒程度遅いことになる。ただ、雨の週末に開催を続けてきたため馬場はかなり荒れており、前日も雨。その影響で良馬場ながら力の要るコンディションだった。勝ったカデナは追い込み一辺倒で今回は展開がはまった面もある。とはいえ、57キロを背負っての勝利で能力の確かさは示した。小倉記念でメールドグラースの2着に来た実績があり、コース適性も高いのだろう。2着ドゥオーモは小倉3戦目。2勝クラスで3着、1着と来ての格上挑戦だったが、52キロの斤量もあり、最後まで脚色を保てた。3着ジナンボーは早め先頭の強い競馬。先行して掲示板に載ったのはこの馬だけだった。+20キロが少しこたえたのかもしれない。1番人気ヴェロックスは惨敗。コーナーから手ごたえがあやしく、見せ場すら作れなかった。この敗戦は尾を引くかもしれない。


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https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/02/Kokura-Dai-Shoten.html

           

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