【最終版】G2:札幌記念 追い切り評価~2020年08月23日開催

2020年8月21日金曜日

本記事は、2020年08月23日に札幌競馬場芝2000mで開催される「札幌記念」(G2)の追い切り評価最終版です。出走馬は12頭。以降の更新はありません。レースは3歳上定量戦です。

1枠1番 ノームコア 牝5 55.0 横山 典弘【B】

札幌ダート3頭併せの内。コーナーでショートカットして半馬身ほど先行して直線を向き、その後は持ったまま楽に流して中に4分の3馬身先着。外は映像に映らなかった。直線は追っておらず四肢の可動域が狭いことは仕方がない。コーナーで勢いをつけて追走し、直線流すというパターンは珍しく、この調整がどう出るか。ただ、少なくとも好調時ほど動きが良くは見えないため、評価は据え置きたい。

2枠2番 ペルシアンナイト 牡6 57.0 大野 拓弥【B+】

札幌芝併せの外。相手とほぼ並んで直線を向き、楽に脚を伸ばして1馬身先着した。鞍上は持ったままだが、馬が自ら加速できている。毛ヅヤも良い。

3枠3番 トーセンスーリヤ 牡5 57.0 横山 和生【A】

札幌ダート単走。集中力は高く、前膝を高く上げて力強い着地。後脚も可動域十分でしっかり地面をつかんで蹴れている。首の上下動幅も広く、活気十分。好仕上がり。

4枠4番 ドレッドノータス セ7 57.0 坂井 瑠星【B】

札幌芝併せの内。直線1馬身差追走し、半馬身先着した。頭は高めだがフォームのぶれはほとんどなく、背中も安定している。脚元も力強い。体は少し太いかもしれない。

5枠5番 ルミナスウォリアー 牡9 57.0 川島 信二【B】

札幌芝併せの外。1馬身ほど先行して直線を向き、アタマ差遅れ。ただ、これは相手を待ってのもので問題ない。ゴール付近から加速し、ゴール後自ら動いて並ぶところまでやった。動きは若干硬いが適度な負荷はかかっており、ゴール前後で加速した雰囲気は悪くない。

5枠6番 ラッキーライラック 牝5 55.0 M.デムーロ【B】

札幌芝単走。追い切りにしては馬場のかなり内側を走った。リラックスした動きで四肢は伸びやかだが、好調時に比べると体が薄く見えることは気がかり。尾を使って動く独特なフォームも見せなかった。ただ、内容が軽いため仕方ないところもある。評価は据え置きたい。

6枠7番 ブラックホール 牡3 54.0 石川 裕紀人【B】

札幌芝4頭併せの外から2頭目。最内はイェッツト。左右の2頭を1馬身追走して直線を向き、間を割って右にアタマ差遅れ、左にアタマ差先着。ゴール後右の相手の半馬身ほど前に出た。イェッツトには離されており、四肢の可動域は狭め。ただ、脚元の弾力性はまずまずで、体にも適度な丸みがある。

6枠8番 カウディーリョ 牡4 57.0 藤岡 佑介【C】

札幌ダート単走。首を全く使えていない。脚元は素軽いが、頭を横に振るシーンも多く、見栄えしない内容。

7枠9番 イェッツト 牡5 57.0 横山 武史【B】

札幌芝4頭併せの内。外から2頭目はブラックホール。内から2頭目の相手と並んで直線を向き、中盤から加速。相手3頭は並んでゴールし、この馬は2馬身突き抜けた。後脚の力強さはもの足りないが、まずまずバランス良く動けておりスムースに加速できたことは評価。

7枠10番 ポンデザール 牝5 55.0 C.ルメール【B】

札幌ダート単走。馬なりの調整。軽い内容の割に集中力は高く、反面、首の発汗が見られテンションも上がっていそう。動きに大きな問題はない。当日テンションを保てていれば。

8枠11番 アドマイヤジャスタ 牡4 57.0 吉田 隼人【B】

札幌芝3頭併せの外。前に馬を並べる形で進め、直線は中を1馬身、内を半馬身差追走。中にクビ差遅れ、内に1馬身先着した。ゴール後はすぐコーナーのため、中の相手の前に出られなかった。動きが悪いわけではないのだが、終い軽く肩ステッキを入れて気合いをつけており、想定より伸びなかった印象を受ける。

8枠12番 トーラスジェミニ 牡4 57.0 木幡 育也【B+】

札幌芝併せの外。直線2馬身ほど追走した相手を軽々と抜き去るとあとは一人旅。伸びやかに動いて3馬身以上先着した。首と股間の白い汗は気になるが、動きは良い。

参考ステップレースの結果

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