本記事は、2020年08月23日に小倉競馬場芝1200mで開催される「テレビ西日本賞北九州記念」(G3)の追い切り評価最終版です。出走馬は18頭。以降の更新はありません。レースは3歳上ハンデ戦です。
1枠1番 プリディカメント 牝5 52.0 浜中 俊【B】
栗東坂路単走。最後まで右手前で力みの目立つ動きだが、トモの厚みはあり力強く駆けられている。力みも活気と見ていいかもしれない。ただ、評価としてはBが妥当だろう。
1枠2番 ゴールドクイーン 牝5 55.5 古川 吉洋【-】
映像なし
2枠3番 ブライティアレディ 牝7 52.0 幸 英明【A】
栗東坂路単走。ピッチ走法でリズム良く軽快に駆けてきた。脚元の弾力性があり、しっかり地面をつかんで蹴れている。7歳牝馬で数も使われているが体は若々しく、状態はかなり良さそう。
2枠4番 レッドアンシェル 牡6 57.0 福永 祐一【C】
栗東坂路併せ。前脚は着地ポイントが近く非力で、後脚も着地時間が短く軽すぎる印象。首を上下に使えない完歩も多かった。終い詰めたがクビ差遅れた。
3枠5番 トゥラヴェスーラ 牡5 55.0 武 豊【B】
栗東坂路単走。終いだけさらりと。右手前に戻してパワフルに動けた。左手前時は楽な内容なので何とも言えないが、ラストの伸びは良い。ラストだけならA評価をつけられるほどで、評価は難しいが、右手前に戻して伸びたことと前半の内容が軽すぎることを割り引いて据え置きたい。
3枠6番 クライムメジャー 牡6 54.0 鮫島 克駿【B】
栗東坂路単走。中盤から加速しかけたが、迫力のあるフォームが継続しないことは難点。一方、脚元はやわらかで前後のバランスは取れている。終い軽くステッキを入れて適度な負荷もかけた。
4枠7番 カリオストロ 牝3 51.0 酒井 学【B】
栗東CW併せの外。馬場の外側を深く入り、直線は1馬身差先行。直線は相手を気にせず外ラチ側に顔を向けていて、動きは重め。一方、タイムはまずまず出ており、半馬身差ほどに詰められてから加速し、1馬身先着した内容は悪くない。このハンデなら。
4枠8番 ラブカンプー 牝5 54.0 藤田 菜七子【B-】
栗東坂路併せ。相手と馬体を離しながら抜け出して3馬身先着した。活気はあるが動きは硬めで空回りしているような印象。疲れがありそう。
5枠9番 ダイメイプリンセス 牝7 56.0 秋山 真一郎【B+】
栗東坂路単走。前に併せ馬を置いて3馬身差ほど追走する内容。前半は左手前で集中して駆け、中盤に右手前に替えると前脚を体に右寄り着地させるようになったが、頭を下げてパワフルに加速できた。気合い乗りも良く、高評価してみたい。
5枠10番 モズスーパーフレア 牝5 56.5 松若 風馬【A】
栗東坂路単走。頭を低く保って活気は十分。脚元はパワフルで背中も安定している。
6枠11番 アウィルアウェイ 牝4 55.5 川田 将雅【B】
栗東坂路単走。相変わらず前脚を着地後、外に蹴るのでフォームの美しさはない。ただ、この馬はいつもこうなので難しいところだ。肌艶は良く活気もあり、評価は据え置きたい。右手前の走りの方がバランスが取れているため、本質的には左回りコースの方が合うかもしれない。
6枠12番 マイネルグリット 牡3 53.0 国分 優作【B-】
栗東坂路単走。脚元はやわらかだが、前駆が軽すぎて後脚が強く、頭が高めで首を使うため、推進力が上に逃げる完歩が目立つ。レースで頭が下がってくれば良くなりそうだが追い切りの評価としてはマイナス。
7枠13番 メイショウキョウジ 牡5 55.0 藤岡 康太【-】
映像なし
7枠14番 メジェールスー 牝5 52.0 岡田 祥嗣【A】
栗東CW単走。馬場の真ん中を通って直線へ。フォームが一切ぶれず、じっと前を向き集中して駆けられている。気配は抜群。
7枠15番 アンヴァル 牝5 54.0 北村 友一【B】
栗東坂路単走。前半は後脚の流れる完歩が目立ったが、中盤からはしっかり。四肢の可動域は狭めだが、きれいに加速して後傾ラップを刻めた。
8枠16番 ジョイフル 牡6 56.0 川又 賢治【B+】
前膝は硬めだがキビキビといい動き。体も適度な丸みがあり、活気も感じられる。
8枠17番 タイセイアベニール 牡5 56.0 松山 弘平【B】
栗東坂路単走。後脚は非力な印象だが、前駆は良い。首を使って前脚をパワフルに着地して前からの推進力を得られている。
8枠18番 ジョーカナチャン 牝5 55.0 菱田 裕二【B+】
栗東坂路単走。肩は若干硬いが手先はやわらかで集中力は豊富。毛ヅヤも良く、体をふっくら見せている。
参考ステップレースの結果