本記事は、2020年06月07日に東京競馬場芝1600mで開催される「安田記念」（G1）の追い切り評価最終版です。以降の更新はありません。レースは3歳上定量戦です。
1枠1番 ダノンプレミアム 牡5 58.0 レーン【B-】
栗東坂路単走。好調時から大きく見劣る。バランス良く動けていて悪くはないのだが、動きが小さく見える。この馬はもっと大きな雰囲気をまとっていたはずなのだが。評価はBでいいかもしれないが、この馬としてはマイナス。【1週前追い評価：B-】
2枠2番 ダノンキングリー 牡4 58.0 戸崎圭【B-】
美浦W併せの内。相手はノームコア。馬場の外側を通り、コーナーで差して直線は1馬身差先行。その後は一人旅。ただ、若干細く見えるため、直線半ばで相手が来ないと見ると、流してゴールしたのは体の維持が目的かもしれない。股間の白い汗が飛節まで垂れていることも気になる。【1週前追い評価：C】
3枠3番 ノームコア 牝5 56.0 横山典【B-】
美浦W併せの外。相手はダノンキングリー。馬場の外側を深く入り、コーナーで差されて直線は1馬身差追走。その後はついていけず、相手が直線半ばでゆるめたため2馬身遅れまで盛り返した。動きは悪くないのだが、勝負根性が感じられず気配は一息。【1週前映像なし】
3枠4番 クルーガー 牡8 58.0 石橋脩【B】
栗東坂路単走。終い軽く気合いをつける程度の楽な内容ながら、やわらかな動きで集中して駆けられた。体は若干右に出るが、1週前の好状態を維持してレースへ向かえそう。【1週前追い評価：A】
4枠5番 アーモンドアイ 牝5 56.0 ルメール【B+】
美浦W併せの内。馬場の真ん中を通り、並走して直線へ。鞍上は手綱を引っ張り気味に進め、終いゆるめて抜け出し1馬身先着した。手前側の右前肢を大きく使い、ゴール後も楽に差を広げた。態勢は整った。【1週前追い評価：B】
4枠6番 インディチャンプ 牡5 58.0 福永【B】
栗東坂路併せ。楽な手ごたえでキビキビといいフットワーク。好調時に比べると完歩が少し狭いかもしれないが、最後まで集中して駆けて3馬身程度先着した。【1週前追い評価：B】
5枠7番 ペルシアンナイト 牡6 58.0 田辺【B】
栗東CW3頭併せの中。馬場の外目を通り、直線は内と並んで外を1馬身半差追走。内に4分の3馬身先着し、外は置き去りにした。少しバタバタした印象を受けるものの、前膝を高く上げて地面をつかみ、力強く蹴れている。【1週前追い評価：B】
5枠8番 ケイアイノーテック 牡5 58.0 津村【B】
栗東坂路単走。頭は少し高いがリズムは安定。脚元の力強さも十分で、バランス良く駆けられている。【1週前追い評価：B+】
6枠9番 アドマイヤマーズ 牡4 58.0 川田【B】
栗東CW単走。馬場の真ん中を通って直線へ。尾に余計な力が入っていて力んで走っている印象はあるが、気合い乗りは十分。脚元もパワフルだ。一方、直線では体の左側からの映像なので見えないが、コーナーで顔の右側に舌を出しているように見えたことは気がかり。【1週前追い評価：B+】
6枠10番 ミスターメロディ 牡5 58.0 北村友【A】
栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。最後まで右手前だったが、リズムは良く体はシャープ。毛ヅヤも良い。ゴール後も集中力を保ち、スピードを維持できた。好状態でレースへ向かえそう。【1週前追い評価：A】
7枠11番 グランアレグリア 牝4 56.0 池添【A】
美浦W単走。馬場の真ん中を通って直線へ。首の角度は良く、トモには丸みがある。頭の位置はぶれず、体もまっすぐ前を向き、はるか前を行く関係ない馬をとらえ、並んでゴールした。【1週前追い評価：B+】
7枠12番 セイウンコウセイ 牡7 58.0 内田博【B】
美浦W単走。馬場の外側を深く入って直線へ。股間に若干の発汗が見られるが許容範囲内。四肢の着地ポイントの安定性はいまいちだが、後脚で伸びやかに蹴れており、活気もある動き。【1週前映像なし】
8枠13番 ヴァンドギャルド 牡4 58.0 岩田望【B】
栗東CW単走。ゴール付近まで手前を替えず、窮屈な動きで発汗も目立った。評価は据え置くが、手前を替えてからは伸びやかに動けるようになり、ゴール後の加速は目を引いた。【1週前追い評価：B-】
8枠14番 ダノンスマッシュ 牡5 58.0 三浦【B】
栗東坂路単走。首の可動範囲が安定せず、頭の位置は完歩ごとに変わるが、脚元はやわらかかつパワフル。後脚できれいに前への推進力を生み出せている。体の向きもまっすぐ。【1週前追い評価：B】
1週前追い切り評価
参考ステップレースの結果
