東京新聞杯 2020 レース回顧

2020年2月12日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
11プリモシーン牝556.01:33.0A4
212シャドウディーヴァ牝454.01:33.1B6
313クリノガウディー牡456.01:33.1B5
45サトノアーサー牡656.01:33.2B+3
54クルーガー牡857.01:33.2B-12
62ヴァンドギャルド牡456.01:33.2B2
78スウィングビート牡556.01:33.4B14
86レイエンダ牡557.01:33.5C7
99レッドヴェイロン牡556.01:33.5B1
1010ロワアブソリュー牡756.01:33.5B-15
1115ケイアイノーテック牡558.01:33.6B+8
127ケイデンスコール牡456.01:33.6A9
1316ドーヴァー牡757.01:34.0B10
1414ゴールドサーベラス牡856.01:34.2-16
1511キャンベルジュニア牡856.01:34.4B13
163モルフェオルフェ牝554.01:35.5A11


総評


A評価3頭、B+評価2頭。 単騎逃げの大穴モルフェオルフェは直線で失速してしまったが、A評価プリモシーンが差し切り勝ち。A→B→Bの決着で、使いようによっては参考になったかもしれない。
 

パドック


ケイデンスコールがすばらしい状態に見えた。いま見直しても最も良く見える。しかしレースは案外だった。勝ったプリモシーンはうるさい面を見せていた。2着シャドウディーヴァは小さくまとまった印象ではあったがバランス良く動けていて悪くはなかった。3着クリノガウディーは少し太く見えてしまい、テンションが高くハミも噛んでいたため、パドックでは良く見えなかった。

ポイント


ヴァンドギャルドが出遅れ。クリノガウディーが好スタートを切ったが控え、クルーガーが先頭へ。それを内からモルフェオルフェが交わして3コーナーまでに最内先頭。さらに飛ばして4コーナーでは後続を5馬身程度引き離す。しかし坂下でつかまり、そこからはめまぐるしく先頭が変わる。クルーガーとレイエンダが並んで進出し、最内からクリノガウディー、外からサトノアーサーが迫る。さらに外からプリモシーンが前をとらえ、最後に真ん中を割ってきたシャドウディーヴァの追走を振り切った。
 

分析


勝ち時計の1:33.0は、十分。前年のインディチャンプは1:31.9という好タイムを出したが、それまでの3年間は34秒台の決着だった。4F通過が46.3、1000メートル通過時点で58.1というラップはマイル戦でいまの馬場ならハイペースとは言えない。前も後ろも力を出せる展開で、中団前から馬場の真ん中に持ち出して差し切ったプリモシーンは強い競馬をした。56キロを背負ってのもので、牡馬なら58キロ換算。価値は高い。2着シャドウディーヴァは道中後方から一気に伸びてきた。上がり3F33.3は2位タイのタイムだが2Fではナンバーワンだろう。東京競馬場で3着以下に負けたのはオークスのみで、そのオークスを除いてすべて上がり3Fは3位以内に入ってる。今後注目はヴァンドギャルド。出遅れたぶんだけ負けており、直線では外に持ち出すロスもあった。斤量は56キロで、定量戦であればプリモシーンの方が能力値は高い計算になるとはいえ、このレースはすんなり先行できていれば勝てていた可能性が高い。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/02/Tokyo-Shimbun-Hai.html

           

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