着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | インディチャンプ | 牡5 | 58.0 | 1:32.4 | C | 1 |
2 | 5 | ベステンダンク | 牡8 | 56.0 | 1:32.7 | C | 7 |
3 | 7 | ヴァンドギャルド | 牡4 | 56.0 | 1:32.9 | B+ | 2 |
4 | 6 | ロードクエスト | 牡7 | 56.0 | 1:33.0 | A | 8 |
5 | 10 | ヴァルディゼール | 牡4 | 56.0 | 1:33.2 | B | 3 |
6 | 12 | レッドヴェイロン | 牡5 | 56.0 | 1:33.2 | B | 4 |
7 | 2 | ランスオブプラーナ | 牡4 | 56.0 | 1:33.3 | B | 6 |
8 | 4 | ブラックムーン | 牡8 | 56.0 | 1:33.3 | B- | 5 |
9 | 9 | リコーワルサー | 牡5 | 56.0 | 1:33.4 | - | 11 |
10 | 8 | カルヴァリオ | セ7 | 56.0 | 1:33.8 | C | 10 |
11 | 3 | タイムトリップ | 牡6 | 56.0 | 1:34.0 | A | 9 |
除外 | 11 | フィアーノロマーノ | 牡6 | 56.0 | 0:00.0 | B | 0 |
総評
A評価2頭、B+評価1頭。 人気薄のA評価ロードクエストは惜しくも4着止まり。C評価のワンツーで、3着はB+評価と言えど2番人気。全く参考にならない結果になってしまった。
パドック
良く見せていたフィアーノロマーノだが発走前に除外。2着ベステンダンクは+10キロでもそこまで太く見えなかったが、パドックでは目立たなかった。
マイラーズC、フィアーノロマーノは少し太いですが可動域十分で歩様安定。レッドヴェイロンがバランス良し。ヴァルディゼールがクッションの効いた脚元。タイムトリップがやわらかです。1番人気インディチャンプは-2キロですが太めに見えます。ヴァンドギャルドは最後尾でテンション高いですが保てれば— jphb (@jphb_oikiri) April 26, 2020
ポイント
ヴァンドギャルドが大きく出遅れ。タイムトリップも出遅れた。ランスオブプラーナが押して先手を奪い、ベステンダンクが2番手。2頭が後続を5馬身ほど離して逃げる展開で、全馬4コーナー手前からペースアップ。直線は徐々に進出してきたインディチャンプが前をかわいがるだけかわいがり、楽に抜け出して完勝した。
分析
勝ち時計の1:32.4は、まずまず。1000メートル通過ラップ58.6というペースは、開幕馬場を考えれば、マイル戦にしてはやや遅めのミドルか。勝ったインディチャンプは前の2頭を見ながらゆったり進め、横綱相撲で完勝。上がり3Fの33.0は3位タイでこの馬にしてはキレなかったが、そもそもまともに追っておらず、能力の半分も使わなかった印象だ。58キロを背負っており、このメンバーでは能力が抜けている。追い切りは動いておらず、上がり目も大きそうだ。ベステンダンクは流れ込んでの2着。後続に早めに来られていれば、どうなったかわからない。展開利が大きかったと見られる。ヴァンドギャルドは上がり3F32.7でナンバーワン。出遅れはいただけなかったが、リカバリープランは最適だった。腹をくくって最後方から。4コーナー手前から出していって大外をまっすぐに追ってきた。パトロールビデオが無料で公開されているので、ぜひ見てみてほしい。ステッキを使うタイミングも落ち着き払ったもので、馬は一切左右にぶれない。岩田望騎手は、デビュー前のおそらく研修時から、藤原厩舎の馬をパドックで引くシーンが見られていて、デビュー後もバックアップ体制は万全のようだ。出遅れたことを除けば優れた騎乗で、最後の直線は美しかった。次も同騎手で見たい。
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https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/04/Milers-Cup.html