フローラS 2020 レース回顧

2020年4月29日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
13ウインマリリン牝354.01:58.7B4
27ホウオウピースフル牝354.01:58.7B2
316フアナ牝354.01:58.8B-5
415ショウナンハレルヤ牝354.01:59.1B7
59スカイグルーヴ牝354.01:59.3B1
613シャレード牝354.01:59.3B+17
711レッドルレーヴ牝354.01:59.5B+3
85ルトロヴァイユ牝354.01:59.6B+14
910ヒューマンコメディ牝354.01:59.7A13
1012ヴォリアーモ牝354.01:59.7B-8
111エレヴァテッツァ牝354.01:59.8B-6
122セイウンヴィーナス牝354.02:00.0B-10
1317レッドサーシャ牝354.02:00.0B11
1414テイエムフローラ牝354.02:00.1B15
154シャンドフルール牝354.02:00.6B-12
166ウィスパリンホープ牝354.02:00.6-9
178リヴァージュ牝354.02:00.9B16


総評


A評価1頭、B+評価3頭。 プラス評価は6~9着。3着にB-評価のフアナが入ったが、パドックでは1番手評価。おおまかな傾向としてB評価が上位、プラス評価が中位、マイナス評価が下位に並ぶ不思議な結果になった。1番人気スカイグルーヴの馬体減は当日まで戻らなかったようで、きちんと指摘できていたため、その部分だけは参考になったかもしれない。
 

パドック


フアナは指摘できたのだが、ほかがだめだった。細く見える馬が多く、勝ったウインマリリンもその1頭。2着ホウオウピースフルは悪くはなかったのだが頭が高く中位評価だった。

ポイント


エレヴァテッツァ、ヒューマンコメディ、レッドサーシャあたりが出遅れ。府中の芝2000はゲートを出てすぐに来る2コーナーのポジション取りが重要で内有利なコース。ウインマリリンは同枠のシャンドフルールが逃げたこともあり、4番手最内という最高の位置を手に入れた。ホウオウピースフルはその後ろ。先団、中団、後方と馬群は分かれ、中団がごった返す展開。フアナは中団の前につけて折り合った。4コーナーで馬群はある程度詰まり、直線坂下で前から後ろまでは4馬身ほど。残り200メートルでウインマリリンが先頭に立ち、そのまま押し切った。横山武騎手は、重賞初勝利をG2で決めた。
 

分析


勝ち時計の1:58.7は、レースレコード。前半1000メートルが58.6というハイペースで、7F目に12.5、最後の1Fが12.1で、そのほかはすべて11秒台というハイレベルな一戦になった。勝ったウインマリリンは最もロスのない競馬での勝利。2,3着馬とはクビ差で、枠が違えば逆転される可能性は高く、横山武騎手の好騎乗を含めてトレードオフすれば、能力が抜けているとは考えにくい。とはいえラスト1Fを12.1でまとめ、抜かせなかった根性はある。2着ホウオウピースフルも馬群をさばくレースセンスを見せ、最後まできれいに伸びられた。フアナは1勝馬で優先出走権を取れなかった。枠に泣いたかっこうで、能力は引けをとらない。次走は自己条件になるだろうが、すぐに重賞戦線まで上がってくるだろう。追い切り動いたヒューマンコメディはトモがまだ薄く筋肉がついてくればいい馬になりそうだ。同じく1勝馬のウィスパリンホープはやわらかな目立つ動きをする。追い切り映像はなかったのだが、パドックでは2番手に取り上げた。今回はレースにならなかったが、経験の浅い馬がハイペースについていけたことは今後の糧になるはずだ。


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https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/04/Flora-Stakes.html

           

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