【最終版】G2:フローラS 追い切り評価~2020年04月26日開催

2020年4月24日金曜日

本記事は、2020年04月26日に東京競馬場芝2000mで開催される「サンケイスポーツ賞フローラステークス」(G2)の追い切り評価最終版です。出走馬は17頭。以降の更新はありません。レースは3歳牝馬齢戦です。

1枠1番 エレヴァテッツァ 牝3 54.0 津村【B-】

栗東坂路併せ。相手が動かず3馬身程度先着した。ただ、動きはいまいち。肩が硬く前膝も硬いため、前脚がつんのめるような着地になっている。

1枠2番 セイウンヴィーナス 牝3 54.0 野中【B-】

美浦坂路併せ。この馬は頭の高い走りで、相手はまずまずのフォーム。ズルズル遅れそうな雰囲気なのだが、不思議なことにアタマ差先着した。何度か見直して脚元だけを見ていると悪くない。前膝の可動域が広く、前からの推進力がきれいに後脚に伝わっている。見栄えのする動きではなく、評価はマイナスとするが、気になる馬。

2枠3番 ウインマリリン 牝3 54.0 横山武【B】

美浦W3頭併せの中。馬場の外側を深く入り、3頭が並走して直線へ。しっかり折り合ってわずかなリードを保ち、内外にアタマ差先着した。

2枠4番 シャンドフルール 牝3 54.0 田中勝【B-】

栗東CW単走。馬場の真ん中を通って直線へ。体を大きく使おうとしているが全体的に動きがスロー。タイムは良いが通ったコースを考えればそれほど強調できない。

3枠5番 ルトロヴァイユ 牝3 54.0 吉田豊【B+】

美浦W併せの内。馬場の外側を通り、直線は半馬身差追走。軽く気合いをつけるとすっと伸び、1馬身先着した。肩が硬く前脚を伸びやかに使えていないが、首の使い方は上手でスムースに加速できている。


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3枠6番 ウィスパリンホープ 牝3 54.0 横山典【-】

映像なし

4枠7番 ホウオウピースフル 牝3 54.0 レーン【B】

美浦W併せの内。コーナーで猛追したが手前を替えるタイミングが早すぎたことは気になる。直線はアタマ差追走し、ほぼ併入。ゴール後若干前に出た。コーナーの動きだけならA評価できるほどだが、直線伸びを欠いたことと手前を替えるタイミングの割引は大きく、評価は据え置きたい。

4枠8番 リヴァージュ 牝3 54.0 大野【B】

美浦W併せの内。通ったコースは馬場の真ん中で、リズム良く駆けてアタマ差先着した。映像は直線途中からで、最後まで左手前。肩ステッキを入れて負荷は十分にかかっている。シルエットのきれいな馬。繋もきれいに返っている。半腱半膜様筋はもう少し盛り上がってきてほしい。

5枠9番 スカイグルーヴ 牝3 54.0 ルメール【B】

美浦W3頭併せの中。馬場の真ん中を通り、直線は外からクビ差ずつ追走。持ったまま並ぶまで待って軽く促しながら内外にアタマ差先着した。四肢の可動域は広く、気合い乗りも良い。気になるのは体が少し寂しく見える点で、当日の馬体重には注意したい。評価は据え置きたい。

5枠10番 ヒューマンコメディ 牝3 54.0 武藤【A】

美浦W併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は半馬身差追走。馬体は2頭分ほど離していたが、抜くまで相手の方を向く勝負根性を見せ、交わして手前を決めると前を向いて差を広げ、2馬身先着した。脚元は伸びやかで気分良さそうに駆けられている。

6枠11番 レッドルレーヴ 牝3 54.0 Mデムーロ【B+】

美浦坂路併せ。折り合い重視の内容でじっと相手を見ながら進めてクビ差遅れ。この内容なら遅れは問題ない。じわりと気合いを乗せて雰囲気は良い。高評価してみたい。

6枠12番 ヴォリアーモ 牝3 54.0 三浦【B-】

美浦W併せの内。馬場の内目を通り、直線は半馬身差追走。軽く促しながら併入し、その後クビ差程度前へ出て長く並んで駆けた。後脚は少し非力ではあるが飛節のクッションを効かせて蹴れている。一方、頭は高く首をほとんど使えていない。

7枠13番 シャレード 牝3 54.0 岡田【B+】

栗東坂路単走。右手前の方が走りやすそうで、途中で戻して最後までやわらかに駆けられた。首の角度は良く、前膝から繋にかけての連動性は高い。後脚は若干流れる完歩もあるが及第点レベルにはある。

7枠14番 テイエムフローラ 牝3 54.0 古川【B】

栗東坂路単走。着地が少しバタつくが、集中力は高く体幹もしっかり。均等なリズムでほぼまっすぐに坂を駆け上がってきた。

8枠15番 ショウナンハレルヤ 牝3 54.0 田辺【B】

美浦W3頭併せの中。馬場の真ん中外目を通り、直線は外からクビ差ずつ追走。ほぼ持ったまま抜けて内にアタマ差、外に半馬身先着した。線が細く少し非力な印象を受けるが、首の角度は良く集中力も高い。

8枠16番 フアナ 牝3 54.0 ヒューイッ【B-】

栗東坂路併せ。首の使い方は上手だが、線が細く非力な印象ではある。リズム良く駆けられたが半馬身遅れた。

8枠17番 レッドサーシャ 牝3 54.0 石川【B】

美浦坂路併せ。前脚の着地ポイントが体の外目にあるためバタバタした印象はあるが、相手と馬体を合わせても怯まずパワフルに地面をつかんで蹴れている。最後は半馬身先着した。


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