ヴィクトリアマイル 2019 1週前追い切り評価

2019年5月5日日曜日

本記事は、2019年05月12日に東京競馬場芝1600mで開催される「ヴィクトリアマイル」(G1)の1週前追い切り評価です。レースは4歳上牝定量戦。現時点の登録馬は19頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は11頭でした。本追い切りの評価はレース週の更新になります。

アエロリット 55.0 【B+】

美浦W併せの外。馬場の外目をまくって、直線は1馬身差追走。気合いをつけて追い詰めたがアタマ差遅れ。その後は並んで長く駆けた。カーブから積極的な動きで、四肢の可動域は広く、集中して駆けられている。遅れはしたが評価はプラスとしたい。

カンタービレ 55.0 【A】

栗東CW3頭併せの中。内はサトノワルキューレ。目の前に1頭馬を置いてカーブし、その内へ入れて直線は外を1馬身差追走、内に半馬身差先行。鞍上は一切手を動かさず、手ごたえ良く外に1馬身半、内に半馬身先着した。

キャナルストリート 55.0 【B】

美浦W単走。馬場の外目を通って直線へ。後脚はパワフルなのだが、そのぶん推進力が上へ逃げるため、前駆の上下への振れ幅が大きい。前脚の着地が軽く、後脚だけで走っている印象は受ける。ただ、後脚の力強さは十分に評価できる。

サトノワルキューレ 55.0 【B】

栗東CW3頭併せの内。中はカンタービレ。馬場の外目を通って直線は外を1馬身半、中を半馬身差追走。楽に動かし中に半馬身遅れ、外に1馬身先着した。中と比べるのは酷だがこの馬なりに動けている。

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ソウルスターリング 55.0 【B】

美浦坂路単走。脚元は回転力まずまずで伸びやかに使えている完歩も多い。ただ、単走ながら掛かったような動きで頭は高め。坂に入ると舌を出した。

ノームコア 55.0 【A】

美浦W3頭併せの内。馬場の外目を通り、カーブで2頭の前に出て直線半馬身差先行。そのまま前へ出ると尻ステッキを一発。最後までしっかり駆けて中を完封し、外に2馬身先着した。ゴール後もしっかり負荷をかけられている。カーブを曲がる体の角度は優れた体幹のたまもので、馬体の張りも十分。

フロンテアクイーン 55.0 【B】

美浦W3頭併せの内。馬場の内目を通り、直線は中を1馬身半、外を半馬身差追走。中と併せて半馬身先着した。四肢の可動域は及第点レベルで、ゴール後も長くいい脚を使った。

プリモシーン 55.0 【B】

美浦W単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。キビキビとした動きで後脚の可動域は広い。活気も十分。一方、首の使い方はいまいちで、きれいに上下動できていない。

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ラッキーライラック 55.0 【B】

栗東CW併せの外。馬場の外側を深く入り、直線は3馬身差追走。一瞬で追いつくと、そこで一旦ブレーキをかけて折り合わせ、終い抜けて1馬身先着した。肩関節の可動域が狭く、尾に余計な力が入っているため、動きはそれほど見栄えしないが、内容は良い。

レッドオルガ 55.0 【B-】

栗東坂路併せ。頭は高く、首をほとんど使えていない。後脚も若干外を回す。ただ、体はほぼ進行方向をまっすぐ向いており、反応は良い。追ってクビ差先着した。

ワントゥワン 55.0 【B-】

栗東坂路併せ。尻ステッキの連発でハードに追ったがアタマ差先着止まり。後脚の蹴り出す方向もいまいち安定しない。ただ、1週前に十分な負荷をかけた内容で、これでピリッとしてくるかもしれない。

参考ステップレースの結果

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