エリザベス女王杯の反省と全着順-2018年11月11日のレース

2018年11月14日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
112リスグラシュー牝4562:13.1B+3
29クロコスミア牝5562:13.1B9
37モズカッチャン牝4562:13.6B1
45レッドジェノヴァ牝4562:13.6A4
513ノームコア牝3542:13.7B+2
68カンタービレ牝3542:13.7A5
72フロンテアクイーン牝5562:13.7B-7
816コルコバード牝5562:13.8B-6
911スマートレイアー牝8562:13.9B8
1010ヴァフラーム牝6562:13.9B-14
1114ワンブレスアウェイ牝5562:14.0B13
1217ミスパンテール牝4562:14.0B+10
133レイホーロマンス牝5562:14.1C12
146アドマイヤリード牝5562:14.1B+11
1515エテルナミノル牝5562:14.3C15
161ハッピーユニバンス牝6562:14.9B17
174プリメラアスール牝6562:15.2C16


総評
A評価2、B+評価4頭。2週連続A評価はカンタービレで、1週前にワンブレスアウェイをB+評価していたため、プラス評価は合計7頭。しかし結果はB+→B→Bで、あまり参考にならないものになってしまった。
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パドック
リスグラシューは少しうるさいが気合い乗り良く、踏み込みもパワフルでいかにも強そう。スマートレイヤーがリズム良く首を上下動させてやわらかな動き。カンタービレが前さばきやわらか。ノームコアが外を通ってリラックスした歩様。レッドジェノヴァは少し発汗目立つが半腱半膜様筋の盛り上がったきれいなトモが目立った。コルコバードは若干テンション高いがまずまず。3着モズカッチャンは少し動きが硬いかなという印象で、2着クロコスミアは体すかっと見せていたが比較優位なポイントはそれくらいで、ヨダレが気になり買えなかった。

ポイント
クロコスミアがすっと逃げ、外から掛かり気味にミスパンテールが2番手。モズカッチャンは5~6番手の内。リスグラシューはそれを見る位置で中団外目につけた。馬群はクロコスミアを楽に逃げさせ、その後ろに一団。3コーナーでリスグラシューは少し下げ、外に出せる位置へ。直線。クロコスミアのリードは2馬身。リスグラシューは同じキャロットのコルコバードを弾き飛ばして外へ。直線一気の差し切り勝ちを決めた。


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分析
勝ち時計の2:13.1は、長距離なので何とも言えないものの、強調はできない。前年モズカッチャンの2:14.3より1.2秒も速いが、それは前年が本年以上のスローペースだったため。前半1000メートルが1:01.4で、2F目を除いて12秒台のラップを継続。上がり3F11.6-11.4-11.7という流れをモレイラ騎手に導かれたリスグラシューが33.8の脚で差し切り。武騎手とモレイラ騎手の腕の差をまざまざと思い知らされる残酷な結果になった。直線内に切れ込みカンタービレに接触するなどお行儀の良くないレースぶりではあったが、1頭脚が違った。クロコスミアは、捨て身の逃げ宣言プリメラアスールはつつこうともせず展開も向いた。とはいえ後続は離しており、この条件では能力が高いのかもしれない。3番手以下は接戦。カンタービレは接触がなければ3着はあったかもしれず、ノームコアもその余波を受けている。これら3歳2頭の格付けは次走以降に持ち越しになった。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2018/11/QueenElizabethIICup.html

             

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