着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | デンコウアンジュ | 牝6 | 54.0 | 1:48.1 | B | 4 |
2 | 6 | フローレスマジック | 牝5 | 54.0 | 1:48.5 | B | 1 |
3 | 10 | ダノングレース | 牝4 | 54.0 | 1:48.7 | B | 2 |
4 | 7 | ペルソナリテ | 牝6 | 54.0 | 1:48.7 | A | 9 |
5 | 9 | ミッシングリンク | 牝5 | 54.0 | 1:48.7 | B | 8 |
6 | 3 | ランドネ | 牝4 | 54.0 | 1:48.8 | B+ | 3 |
7 | 2 | カレンシリエージョ | 牝4 | 54.0 | 1:48.8 | B- | 6 |
8 | 8 | ウインファビラス | 牝6 | 54.0 | 1:49.3 | C | 7 |
9 | 4 | カワキタエンカ | 牝5 | 54.0 | 1:50.2 | B- | 5 |
10 | 1 | ビスカリア | 牝7 | 54.0 | 1:50.2 | B | 10 |
総評
A評価1頭、B+評価1頭。格上挑戦のペルソナリテの動きが良く、A評価したが惜しくも4着。上位人気3頭の決着で、3番人気B+評価のランドネは沈んだ。不利もあったがそれがなくても馬券圏内は厳しかったかもしれず、残念な結果になってしまった。
パドック
ランドネは馬格のある馬で、いつもパドックでも追い切りでも良く見せてくれる。今回も最も良く見えた。1番人気フローレスマジックも落ち着いて安定して歩けていた。勝ったデンコウアンジュも悪くは見えなかったが馬場の内目をいつもどおりに歩いていた印象で、強調するほどでもなかった。
ポイント福島牝馬S、ランドネが外を堂々と。1番人気フローレスマジックが安定。ペルソナリテは-12キロですが細くは見えずかちっと歩けています。ダノングレースはテンション保てれば。キビキビと動けてはいます。カレンシリエージョが踏み込み深いです。— jphb (@jphb_oikiri) 2019年4月20日
カワキタエンカの逃げ。隊列はすぐに固まり、ウインファビラスが外から半馬身差で2番手。スローペースで馬群は一団になり、3~4コーナーで各馬進出し、外を回した馬は大きなコースロス。カワキタエンカは一杯になり、直線に向いたところでウインファビラスをミッシングリンクが交わす。しかし大外からデンコウアンジュが馬群を一気にまくりきった。2着には中を伸びたフローレスマジック。3着には外で追い上げたがデンコウアンジュに難なく交わされたダノングレースが入った。
分析
勝ち時計の1:48.1は、遅い。良馬場の48秒台は2006年ロフティーエイム以来なかった。デンコウアンジュは前年3着で1:46.9を記録しており、今回は1000メートル通過時点で1:02.2という超スローペースがたたった形。それにもかかわらず差し決着になったので、先行勢の能力には疑問符がつく。ミッシングリンクの斜行でランドネとウインファビラスは不利を受けたが、ウインファビュラスはすでに脚色をなくした後で、上位に来られたかと考えると疑問。ランドネはスピードアップしていたところだったが、不利がなければ3着があったかどうかというところだろう。なお、ダノングレース陣営のコメントに、「蛯名騎手がデンコウアンジュの背中を知っているのは有利」とあり、他陣営がデンコウアンジュの能力が高いと見ていたことがうかがえる。久々の重賞勝利になったデンコウアンジュは、このメンバーでは頭1つ抜けているのかもしれない。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/04/FukushimaHimbaStakes.html