本記事は、2021年02月28日に中山競馬場芝1800mで開催される「中山記念」(G2)の追い切り評価最終版です。出走馬は14頭。以降の更新はありません。レースは4歳上別定戦です。
1枠1番 トーセンスーリヤ 牡6 56.0 横山 和生【A】
美浦坂路単走。活気十分。脚元は少しバタバタした印象ではあるが、力強さは十分にあり、前脚からの推進力も得られている。
2枠2番 コスモカレンドゥラ 牡5 56.0 柴田 大知【-】
映像なし
3枠3番 ノーブルマーズ 牡8 56.0 高倉 稜【B】
栗東CW単走。映像は直線のみで通ったコースは馬場の外目。鞍上はほぼ長手綱で進めてゴール地点で見せムチを使った。動きはいまいち目立たないが、適度な負荷をかけており、内容は良い。
3枠4番 ケイデンスコール 牡5 56.0 岩田 康誠【B-】
栗東坂路単走。最後まで右手前。動きは重めで右にささるシーンが2度あった。
4枠5番 マイネルハニー 牡8 56.0 丸山 元気【B-】
馬場の真ん中外目を通り、直線は外からアタマ差ずつ先行。軽く促して並ぶ2頭に1馬身遅れた。後脚は伸びやかだが、ゴール後も離されており見栄えはしない。
4枠6番 フランツ 牡6 56.0 M.デムーロ【C】
栗東坂路併せ。前脚の着地ポイントが体の右側にあり、後脚の可動域ももの足りない。終い促したが伸びず1馬身遅れた。
5枠7番 バビット 牡4 56.0 内田 博幸【B】
栗東坂路単走。気合い乗りは良い。最後まで右手前で、左前肢は方向指示程度に使って右前肢が前で地面をつかんで力強く蹴る。左右のバランスはいまいちだが、馬は集中しており最後までフォームは安定し、集中力も保った。
5枠8番 ヒシイグアス 牡5 56.0 松山 弘平【B】
美浦W併せの内。馬場の真ん中内目を通り、直線はアタマ差追走。鶴首で気合い乗り十分。ただ、気合い乗りが良いぶんテンションは上がっているようで、首の発汗は目立ち股間にも少し白い汗が見られる。動きは悪くないため評価は据え置くが、当日のテンションには注意したい。
6枠9番 サンアップルトン 牡5 56.0 柴田 善臣【B】
美浦坂路併せ。終い力強く伸びてクビ差先着した。四肢の可動域は狭いが前後のバランスはまずまず。
6枠10番 ゴーフォザサミット 牡6 56.0 蛯名 正義【B】
美浦坂路3頭併せの内。坂には外から半馬身差ずつ追走する形で入り、じわりと並んで3頭がほぼ併入。中には若干先着した。前脚の着地ポイントが体の外側にあり、バタバタした印象を受けるが、前膝はやわらかで後脚も力強い。
7枠11番 クラージュゲリエ 牡5 56.0 C.ルメール【B-】
栗東CW併せの内。馬場の外目を通り、並走して直線へ。首はやわらかに使えているがちょこまかとした動きで、終い促してもついていけず半馬身遅れた。
7枠12番 パンサラッサ 牡4 55.0 三浦 皇成【C】
栗東坂路単走。頭は高く首の使い方が安定しない。そのせいで肩の可動域が狭くなっており、トモもゆるい印象。
8枠13番 ウインイクシード 牡7 56.0 横山 武史【B-】
美浦W3頭併せの中。馬場の外目を通り、3頭がほぼ並走して直線へ。終い強めに追って内にアタマ差遅れ、外にアタマ差先着。ゴール後の脚色は見劣った。四肢の可動域は狭め。
8枠14番 ショウナンライズ 牡8 56.0 大野 拓弥【B+】
美浦W単走。頭は高いが首は使えており、前膝を上げて力強く地面をつかみ、前後をきれいに連動させられている。活気もある。
参考ステップレースの結果