着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 14 | ミッキースワロー | 牡6 | 56.0 | 2:32.9 | A | 1 |
2 | 10 | モズベッロ | 牡4 | 56.0 | 2:33.1 | B | 2 |
3 | 12 | スティッフェリオ | 牡6 | 57.0 | 2:33.1 | C | 9 |
4 | 11 | サンアップルトン | 牡4 | 55.0 | 2:33.3 | B- | 6 |
5 | 13 | アイスバブル | 牡5 | 56.0 | 2:33.5 | B | 11 |
6 | 8 | エタリオウ | 牡5 | 56.0 | 2:33.5 | B | 3 |
7 | 4 | レッドレオン | 牡5 | 56.0 | 2:34.3 | B- | 4 |
8 | 6 | ウインイクシード | 牡6 | 56.0 | 2:34.4 | C | 8 |
9 | 3 | ポンデザール | 牝5 | 54.0 | 2:34.4 | C | 10 |
10 | 1 | サトノクロニクル | 牡6 | 56.0 | 2:34.7 | B | 5 |
11 | 2 | マイネルカレッツァ | 牡8 | 56.0 | 2:35.2 | B- | 14 |
12 | 5 | ヤマカツライデン | 牡8 | 56.0 | 2:35.4 | B+ | 13 |
13 | 7 | ソウルスターリング | 牝6 | 54.0 | 2:35.7 | B | 7 |
14 | 9 | ガンコ | 牡7 | 56.0 | 2:37.2 | B | 12 |
総評
A評価1頭、B+評価1頭。 A評価ミッキースワローはお行儀が悪かったとはいえ勝ち、パドックで最も良く見えたモズベッロが妨害を受けたにもかかわらず2着。JRAの降着ルールはよくわからない。3着にC評価スティッフェリオが入ってしまったため、いまいち参考にならなかったかもしれない。
パドック
1,2着は指摘できた。3着スティッフェリオは悪くは見えなかった。-6キロの体は細く見えなかったため問題なく、歩様もスムース。全体では中の上の評価でアイスバブルとどちらを入れるか迷ったのだが、より人気薄のアイスバブルを選んでしまった。
日経賞、モズベッロが力強い踏み込み。ガンコがバランス良し。ウインイクシードがバランス良し。ヤマカツライデンは頭高めですが首を使ってリズム良く、尾の雰囲気も良いです。1番人気ミッキースワローは口元の泡が気になりますが落ち着いて歩けています。アイスバブルがまずまずです。— jphb (@jphb_oikiri) March 28, 2020
ポイント
ヤマカツライデンが押して先頭へ。馬群は中団が固まり、先頭から最後尾まで15馬身ほど。ミッキースワローは中団馬群の後ろの外。その内にモズベッロ。2週目向こう正面でミッキースワローが外へ。モズベッロはその後ろの後方4番手。スティッフェリオは終始外を回してミッキースワローの前のポジション。3~4コーナーでこれら3頭が外を押し上げ、スティッフェリオは直線早々に先頭。さらに外からミッキースワローが急追。外に張ってモズベッロの進路をカットし続けたにもかかわらず、横山典騎手は右鞭しか使わない。明示的に左から見せムチを入れることもなく、進路を矯正するアクションは残り200メートル地点で一度だけ。その後も懲りずに右鞭を入れ続けた。後味の悪い勝利になった。
分析
勝ち時計の2:32.9は、稍重で内の荒れた馬場を考えればまずまず。勝ったミッキースワローだが、問題の多い内容。終始外を通って勝ったことは評価できるが、まっすぐ走っていればモズベッロに負けていた可能性が高い。騎手も本格的に追ってからは矯正する動作をしておらず、それでいて騎乗停止は2日間だけ。降着もなかった。斜行は騎手のせいだけではないが、今回のケースは騎手がコントロールしようと思えばできた。実際に一度は矯正して馬も従っており、その後の右鞭はベテランにあるまじき悪質なものだった。前走のAJCCでも同騎手で同様のレースをしていた。処分は軽すぎる。モズベッロはまともなら勝っていた可能性は高い。ただ、道中は内目を進んでおり馬の能力が抜けていたとは言えない。なお、AJCCでラストドラフトに騎乗した名手マーフィー騎手は、同様の被害を受けたが一緒に斜めに走ってミッキースワローには先着した。3着スティッフェリオは終始外を回しており、走った距離は最も長かった。斤量も1キロ重く、能力は示したかっこうだ。
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https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/03/Nikkei-Sho.html