【最終版】G2:日経賞 追い切り評価~2020年03月28日開催

2020年3月27日金曜日

本記事は、2020年03月28日に中山競馬場芝2500mで開催される「日経賞」(G2)の追い切り評価最終版です。出走馬は14頭。以降の更新はありません。レースは4歳上別定戦です。

1枠1番 サトノクロニクル 牡6 56.0 大野【B】

栗東坂路単走。肩関節の可動域は狭めだが、前膝から繋にかけてのやわらかさはあり、後脚との連動性も高い。リズム良く動けている。

2枠2番 マイネルカレッツァ 牡8 56.0 丹内【B-】

美浦坂路併せ。適度な荒々しさのある動きで、毛ヅヤも良い。問題はコーナーを逆手前で回ってきて、坂で左手前を決めてから動きが安定するまでに時間を要したこと。8歳でも馬は若々しいと見ることもできるが、評価としてはマイナスが妥当だろう。

3枠3番 ポンデザール 牝5 54.0 石橋脩【C】

美浦W3頭併せの中。馬場の真ん中外目を通り、3頭が並走して直線へ。動きはやわらかではあるもののスローで、内に1馬身、外にアタマ差遅れた。体も太く見える。

3枠4番 レッドレオン 牡5 56.0 藤岡佑【B-】

栗東坂路併せ。左側に居る相手から徐々に離れていってしまい、右から見せムチと尻ステッキを連発。馬体を寄せていくことはできたが、近づくと離れてしまう。後脚の可動域は広く、やわらかに地面を蹴れているが、4分の3馬身遅れたことを含め総合的な評価としてはマイナスとしたい。

4枠5番 ヤマカツライデン 牡8 56.0 勝浦【B+】

栗東CW単走。馬場の外目を通って直線へ。四肢の可動域は及第点レベルにあり、動きはやわらか。首の角度は良く、尾もきれいに流れている。背中の安定性もあり、状態は良さそう。


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4枠6番 ウインイクシード 牡6 56.0 横山武【C】

美浦W3頭併せの中。馬場の真ん中外目を通り、3頭が並走して直線へ。舌をベロベロ出しながら走り、内外にハナ差遅れ。動きは重く、ゴール後も脚色は見劣った。

5枠7番 ソウルスターリング 牝6 54.0 丸山【B】

美浦坂路単走。頭は高めだが、右手前を決めてからの伸びは強烈。前腕より管が長く目立たないが、前膝は上がっており、坂は問題なさそう。一方、右手前の動きは少し窮屈な印象がある。

5枠8番 エタリオウ 牡5 56.0 岩田康【B】

栗東坂路単走。前半は楽に進めて中盤からさらりと。前半の力感のないフォームはすばらしかったが、気合いをつけて左手前を決めるとと力みが目立ち、徐々にラチ側へ流れた。体はすかっと見せており、動きの力強さはまずまずあるため、評価は据え置く。

6枠9番 ガンコ 牡7 56.0 松田【B】

栗東坂路単走。馬なりの楽な内容。右前肢が着地後内向するが、首の角度は良く、安定したフォームで駆けられている。

6枠10番 モズベッロ 牡4 56.0 池添【B】

栗東坂路併せ。前駆はぎこちない動きで関節も硬め。それを後駆で補っている。飛節のクッションは効いており、繋の可動域が広く後脚の着地ポイントはぶれない。同時に追い出してアタマ差遅れたが、動きそのものは悪くなく、評価は据え置きたい。

7枠11番 サンアップルトン 牡4 55.0 柴田善【B-】

美浦坂路併せ。自ら相手に体を寄せて行く勝負根性は見られ、ハナ差先着した。ただ、脚元は前後どちらも着地ポイントが近く、着地も軽すぎる印象。

7枠12番 スティッフェリオ 牡6 57.0 田辺【C】

栗東坂路併せ。最後まで右手前で、右前肢および右後肢が外を回す。安定したリズムではあるが、ぎこちない動き。終い伸びず2馬身遅れた。

8枠13番 アイスバブル 牡5 56.0 津村【B】

栗東CW単走。馬場の外側を通って直線へ。キビキビとリズム良く集中して駆けられている。首の可動域は狭く頭は高め。前さばきも硬いが、悪くは見せない。最後まで手前を替えなかったことは割引。

8枠14番 ミッキースワロー 牡6 56.0 横山典【A】

美浦W単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。頭は高いがこの馬にとってはいつもどおり。四肢の可動域は十分にあり、回転力の高い弾むようなフットワーク。毛ヅヤもピカピカだ。好仕上がり。


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