着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | スティッフェリオ | 牡5 | 56.0 | 2:12.0 | B | 4 |
2 | 1 | ミッキースワロー | 牡5 | 56.0 | 2:12.3 | B+ | 3 |
3 | 4 | グレイル | 牡4 | 56.0 | 2:12.4 | B | 6 |
4 | 8 | レイデオロ | 牡5 | 58.0 | 2:12.4 | C | 1 |
5 | 3 | クレッシェンドラヴ | 牡5 | 56.0 | 2:12.5 | B | 5 |
6 | 2 | ゴーフォザサミット | 牡4 | 56.0 | 2:12.5 | B | 7 |
7 | 10 | ショウナンバッハ | 牡8 | 56.0 | 2:12.6 | C | 8 |
8 | 6 | エンジニア | 牡6 | 56.0 | 2:12.8 | B | 10 |
9 | 7 | ウインブライト | 牡5 | 58.0 | 2:13.5 | B- | 2 |
10 | 5 | トニーファイブ | セ4 | 56.0 | 2:16.2 | C | 9 |
総評
A評価なし、B+評価1頭。ミッキースワローは3番人気で2着。B→B+→Bで決まり、マイナス評価の1,2番人気が来なかったのでまずまず参考になったかもしれない。
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パドック
勝ったスティッフェリオは少し細いかなという印象だったがバランス良く歩けていた。Twitterに書いたとおりでグレイルが良く見え、結果は3着。レイデオロはこのメンバーなら追い切りC評価でもふつうに勝つだろうと考えていたのだが、パドックを見て買うのをやめてしまった。ピリッとしたところが抜けてしまっていて、宝塚記念時よりさらに小さく見せていた。心配だ。
オールカマー、グレイルが外を通って水平首で集中。-16キロは絞れたと見て良さそうです。ミッキースワローが飛節やわらか。ゴーフォザサミットはゼッケン下の汗気になりますが集中力は高いです。ウインブライトはテンション高め。レイデオロは何となくぼ~っとしている感じでどうもぱっとしません。— jphb (@jphb_oikiri) 2019年9月22日
ポイント
トニーファイブがまずハナに立ったが、スティッフェリオが外からきれいに1コーナーまでまっすぐ走らせ先手を奪う。レイデオロは後方外。ウインブライトは先団につけて4番手の外。グレイルはレイデオロの内。ミッキースワローは最後方の外につけてレイデオロを見る位置。ゆったりした流れだったが、3コーナーあたりから加速し、スティッフェリオはリードを徐々に広げる。ゴーフォザサミットが押し上げ、レイデオロは外へ。ミッキースワローはそれを見ながら大外に持ち出す。直線。スティッフェリオの脚色が良い。後続はだれも追いつけず、まんまと逃げ切り。ウインブライトは失速し、レイデオロは外からミッキースワローに交わされたばかりか、内を伸びたグレイルにもとらえられてしまった。
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分析
勝ち時計の2:12.0は、例年どおり。概ね12秒前後で決まっており、問題ないタイムだろう。勝ったスティッフェリオは前半1000メートルを1:01.8で入り、その後も12秒台のラップを継続。最後の4Fを11.8-11.2-11.0-11.8でまとめて逃げ切った。丸山騎手の好騎乗だった。1コーナー手前でトニーファイブが進路を譲ってくれたのは厩舎の後輩、藤田騎手のアシストだったのだろうか。仮にトニーファイブがポジションを主張していれば、結果は変わっていたかもしれない。2着ミッキースワローは相手を1頭に絞って乗ったのだろう。菊沢騎手はきっちりレイデオロをマークしてレースを進めた。直線は大外に持ち出したとはいえ、向こう正面でも3~4コーナーでもコースロスを最小限にしていた。3~4コーナーで外を回したレイデオロより実際に走った距離は短いと考えられる。そして、その上でレイデオロに先着した。2着ではあるが、騎手の減点材料は全くない。スタートで少し躓いたのは仕方なく、それがなくても後ろから行く馬。上がり3Fの時計はナンバーワンだ。大挙して世界のトップジョッキーたちがやってくるが、コンビ継続を期待したい。
評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/09/AllComers.html