【水曜速報】G2:富士S 追い切り評価~2020年10月24日開催

2020年10月21日水曜日

  本記事は、2020年10月24日に東京競馬場芝1600mで開催される「富士ステークス」(G2)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは3歳上別定戦。登録馬は13頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は11頭でした。すべての出走馬が含まれていない可能性があります。枠順確定後に最終版記事を配信します。

ヴァンドギャルド 56.0 【A】

栗東CW併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は目の前を行かせた相手を1馬身半追走。すっと内に入れると伸びて1馬身半差先着し、その後も差を広げた。コーナーでは力みが見られたが、がまんはできており、直線は一転伸びやかで力の抜けた好フォームで駆けられた。四肢の可動域も十分。

ケイアイノーテック 57.0 【B+】

栗東坂路単走。伸縮性が高く軸のしっかりした好フォーム。動きのぶれも少ない。終い頭が上がったことは割引要素だが、前に居た関係ない馬との間隔が詰まったためでもあり、評価はプラスとしたい。

サトノアーサー 56.0 【B】

栗東坂路単走。頭を前に伸ばし、前脚の着地ポイントを前に置く独特なフォームで、大草原で多数の馬が走っている中でも、この馬を見つけるのは容易だろう。後脚が若干外を回す完歩が見られたことは気になるが、大きな問題はない状態にありそう。

シーズンズギフト 52.0 【B】

美浦坂路単走。外目を通っており、きれいな馬場で追い切ったとはいえタイムは十分。キビキビと動けていて体の向きはまっすぐ。一方、頭の高い走法で脚元の力強さは及第点レベル。活気はまずまずある。

注意: 本記事は、速報版です。枠順確定後に最終版を配信しますので、トップページのブックマークをお願いします。

スマイルカナ 52.0 【A】

美浦W単走。首の角度は良く、前後の連動性も高い。四肢の可動域も十分。体も引き締まっている。申し分のない状態。

タイセイビジョン 54.0 【B-】

栗東坂路単走。馬場の真ん中植え込み寄りから坂に入り、真ん中外目でゴールしたためまっすぐ走れていない。長く右手前を継続し、終い追われて左手前に替えたが伸びは一息。

ペルシアンナイト 57.0 【B】

栗東坂路単走。どちらの手前でも手前前肢の前膝を高く上げるため、左右のバランスはいまいちで見栄えはしない。ただ、それでも体の向きはほぼまっすぐに保ち、力強く着地できている。活気もある。

モズダディー 56.0 【B-】

栗東CW併せの内。コーナーを曲がりながら手前を替えようとしてしまい、あわてて戻したので直線は窮屈な立ち上がり。それでも一旦戻した手前をすぐに左に替えるとすっと1馬身ほど前へ。ただ、そこから再び右手前に戻して追ったほど伸びず1馬身半先着にとどまった。鞍上はステッキを使って負荷を十分にかけており、レースにはいい体つきで出てこられそうだが、ちぐはぐな走りになってしまったことは確かで評価は下げたい。スケール感のは大いにあるのだが。

ラウダシオン 56.0 【B】

栗東CW単走。ラチ側を深く入って直線へ。直線もほとんど追わず、最後まで馬なりの調整。評価はDでいいかもしれないが、明示的にBをつけておきたい。体はすかっと見せていて集中力もあり、問題ない状態にありそう。

レイエンダ 56.0 【B】

美浦芝併せの外。3馬身ほど前を行っていた馬をきっちりとらえたが、その後並んで駆けて脚色も力強さも相手と比べて目立たなかった。ただ、毛ヅヤは良く半腱半膜様筋がくっきりと浮き出している。復活の兆しくらいは見せてくれるかもしれない。評価は据え置きたい。

ワーケア 54.0 【B-】

美浦坂路併せ。最後まで左手前を継続したが、ゴール手前の1完歩で右に替えた。坂に入ってずっとラチの方を向いていることは割引。脚元はまずまずパワフル。

参考ステップレースの結果

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