NHKマイルC 2020 レース回顧

2020年5月13日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
111ラウダシオン牡357.01:32.5B9
23レシステンシア牝355.01:32.7B+1
36ギルデッドミラー牝355.01:32.8B-6
42タイセイビジョン牡357.01:32.8B2
514ルフトシュトローム牡357.01:33.0B4
65シャインガーネット牝355.01:33.1B-7
718ウイングレイテスト牡357.01:33.1B8
89ラインベック牡357.01:33.1A11
912ボンオムトゥック牝355.01:33.4B-12
1015ソウルトレイン牡357.01:33.5A15
117メイショウチタン牡357.01:33.5B+18
1216ストーンリッジ牡357.01:33.5C13
1317サトノインプレッサ牡357.01:33.7B-3
148サクセッション牡357.01:33.8B5
154プリンスリターン牡357.01:33.9B10
161シャチ牡357.01:34.1B+16
1710ハーモニーマゼラン牡357.01:34.3B14
1813ニシノストーム牡357.01:34.7B-17


総評


A評価2頭、B+評価2頭。1週前に5頭をプラス評価しており、2週連続のプラス評価はシャチのみ。勝ったラウダシオンは1週前B+評価、2着レシステンシアはB→B+、3着ギルデッドミラーはB+→B-で、馬券圏内に入った馬はすべてプラス評価できていた。とはいえギルデッドミラーは本追い切りでマイナス評価。参考になった人も中には居たかもしれないが、それほど強調できない結果になった。なお、シャチは出遅れて16着だった。
 

パドック


勝ったラウダシオンは舌を出すシーンが気になった。2着レシステンシアは-6キロが気になっていたのだが、パドックを見ると良く見える。3着ギルデッドミラーはオルフェーヴル産駒なのだがハーツクライ産駒の特徴をいくつか持っている馬体と動き。みなさん良く見えるパドックで、これら3頭も良く見えた。

ポイント


シャチが2馬身ほど出遅れ、前はレシステンシアの逃げ。ラウダシオンが並んできたため少しペースアップしたことは誤算で、それがデムーロ騎手の作戦でもあったのだろう。その後は淀みないペースでレシステンシアが逃げ、ラウダシオンがぴたりと1馬身後ろでマークする展開になった。直線で馬群は大きく外に広がり、各馬追撃態勢を整えたが、後方はごちゃついてルメール騎手とデムーロ騎手の2人の世界。ラウダシオンは残り200メートルで抜け出し、後続を完封した。
 

分析


勝ち時計の1:32.5は、好時計。勝ったラウダシオンは向こう正面でレシステンシアをつついてペースを上げさせ、その後もプレッシャーをかけ続けてきっちり差し切った。デムーロ騎手の戦略どおりの競馬で、会心の騎乗だった。そして、それにこたえた馬もすばらしかった。2着レシステンシアは、阪神JFと同タイム。前半ペースを上げなかったぶん脚は保ったが、コースの違いはあれ、それほど成長していないのかもしれない。チューリップ賞は負けたがパドックはすばらしく、6キロずつ減って今回はそこから-12キロ。気がかりな要素だが、それでもこれだけのパフォーマンスを示せたと見ることもできる。3着にはギルデッドミラーが入り、牝馬の2,3着になった。後方はごちゃつき、横山武史騎手が外への斜行と内への斜行で制裁を受けたが、騎乗停止は9Rの騎乗が原因で、このレースでは戒告と過怠金1万円という軽いもの。武騎手が少しの不利を受けると大きく報道されるが、実際にパトロールを見てみるとそれほど大した問題はないように見えた。それより直線に入ったところでボンオムトゥックがふらついたことの方が大きな問題のように見える。そのせいでラインベックはかなり不利を受け、外のサクセッションも余波を受けた。後ろに居た各馬も影響を受けていた。サクセッションは横山典騎手がよくやる騎乗で、その後全く追わずに伸びないという風景が見られたため、乗り替わりで見直せそう。ラインベックは武士沢騎手が追いに追って5番手集団。不利がなければ5着だっただろう。

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https://jp-horse-breaking.blogspot.com/

             

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