本記事は、2020年09月13日に中山競馬場芝1600mで開催される「京成杯オータムハンデ」（G3）の追い切り評価最終版です。出走馬は16頭。以降の更新はありません。レースは3歳上ハンデ戦です。
1枠1番 ルフトシュトローム 牡3 54.0 石橋脩【C】
美浦W単走。鞍上は手綱を引っ張り気味に進めているとはいえ頭は高く、そのせいで前脚が出てこない。アップアップした走りになっている。
1枠2番 ボンセルヴィーソ 牡6 55.0 木幡巧【-】
映像なし
2枠3番 アルーシャ 牝5 55.0 戸崎圭【-】
映像なし
2枠4番 ストーミーシー 牡7 57.0 田辺【B-】
美浦坂路単走。チップを高く舞い上げていて脚元は力強く、ストライドは大きい。一方、動きはスローで着地ポイントもぶれる。首の上下動幅も安定しない。躓く完歩も見られた。どう評価すべきか難しいが、動きのなめらかさはないためマイナスとしたい。
3枠5番 アンドラステ 牝4 53.0 ルメール【B+】
栗東CWを単走で馬なりの調整。馬場の内目から真ん中外目へ持ち出して直線も流した。内容は軽いがテンションはかなり上がっているようで、口元に泡が見られるのは割引対象。ただ、テンションを上げすぎない内容で動きはバランス良くやわらか。高評価してみたい。
3枠6番 スイープセレリタス 牝4 52.0 丸山【B】
美浦W3頭併せの外。馬場の外側を通って3頭が1直戦に並んで先導役をつとめ、直線は中に1馬身、内に2馬身差先行。中は紫苑S出走予定のレッドルレーヴで、アタマ差遅れたがゴール後並びかけるところまでやった。相手のためにやった内容かもしれないがこの馬も折り合えており動きは悪くない。
4枠7番 ジャンダルム 牡5 56.0 藤井勘【A】
栗東坂路単走。集中してリズム良く駆け、終いを伸ばす内容をこなした。前脚でしっかり地面をつかみ、前からの推進力も得られている。好仕上がり。
4枠8番 シゲルピンクダイヤ 牝4 54.0 和田竜【B-】
栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。しっかり追ったがふわっとする完歩が何度かあった。ゴール前に手前を右に戻しており、仕上がり途上な印象を受ける。
5枠9番 アフランシール 牝4 52.0 津村【B-】
美浦坂路単走。逆手前でコーナーを回り、左手前のまま最後まで。前脚の着地ポイントが体の外側にあり、バタバタした印象を受ける。力強さはまずまずある。
5枠10番 トロワゼトワル 牝5 55.0 横山典【B】
栗東坂路単走。前半は頭は高く脚元もバタバタしていたが、中盤からはしっかり。きれいな後傾ラップを刻めた。
6枠11番 ラセット 牡5 55.0 秋山真【B】
栗東坂路単走。右手前時に左前肢を体の外側に蹴る傾向があり、左手前の方が走りやすそう。左手前に替えてからはスムースに伸びられた。
6枠12番 エントシャイデン 牡5 56.0 大野【B】
栗東坂路単走。ラチ沿いを楽に駆け上がってきた。四肢を伸びやかに使ってリズム良く動けている。脚元は少し非力な印象だが、全体を見ると良く見せる。
7枠13番 ミッキーブリランテ 牡4 54.0 坂井【B-】
栗東坂路単走。活気はあり首も使えているが、左手前を決めると左後肢が外を回し、2本の前脚と右後肢の3本を使って走るようになる。左トモの状態が気になる。
7枠14番 アストラエンブレム セ7 57.0 横山武【B】
美浦坂路3頭併せの外ラチ側。坂で1馬身追走し、抜け出して両馬に3馬身程度先着した。前脚の着地ポイントは若干体の外側にあり、外に向かって蹴る傾向はあるものの、左右のバランスは取れている。発汗は許容範囲。活気もある。
8枠15番 メイケイダイハード 牡5 55.0 酒井【B-】
栗東坂路単走。体の向きは進行方向よりほんの少し右で、首も右に出る。脚元も非力な印象。
8枠16番 スマイルカナ 牝3 52.0 柴田大【B】
美浦W単走。馬場の外側を深く入って直線へ。いつも良く見せる馬で今回も首を使ってリズム良く動けていて悪くない。ただ、最後まで手前を替えようとして替えられず、体も春からの成長がいまいち感じられない。マイナス評価するほどではないが。
参考ステップレースの結果
