阪神牝馬S 2020 レース回顧

2020年4月14日火曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
12サウンドキアラ牝554.01:32.9A2
215スカーレットカラー牝555.01:33.1B+6
310ディメンシオン牝654.01:33.2B11
44ビーチサンバ牝454.01:33.3B-3
513ダノンファンタジー牝455.01:33.3B+1
65リバティハイツ牝554.01:33.3B12
77プールヴィル牝454.01:33.4B-7
88ブランノワール牝454.01:33.6B9
916サトノガーネット牝554.01:33.6B+14
101テーオービクトリー牝654.01:33.6-16
113メジェールスー牝554.01:33.7B-13
129シャドウディーヴァ牝454.01:33.7C5
136ノーワン牝454.01:33.7-15
1414アマルフィコースト牝554.01:33.7B10
1512トロワゼトワル牝554.01:34.1B-8
1611シゲルピンクダイヤ牝454.01:35.0B4


総評


A評価1頭、B+評価3頭。 うち3頭が掲示板で、A評価サウンドキアラがきっちり勝った。2着もB+評価で、3着ディメンシオンは人気薄でもマイナス評価しておらず、まずまず参考になったはずだ。
 

パドック


ダノンファンタジーは+22キロ。見た目も太く見えてパドックでは無印。まさか1番人気のまま締め切られるとは思わなかった。厩舎コメントは「増えているが大半は成長分」とのこと。大半は7割でも大半で、やはり太いことはわかっていたのだろう。3着ディメンシオンは-10キロ。戻したものとはいえ細めには見えた。

ポイント


スタートはばらつき、外のスカーレットカラーとサトノガーネットが出遅れ。好スタートはサウンドキアラ、リバティハイツ、ブランノワール。しかしディメンシオンが押して先頭を奪い、トロワゼトワルが並びかけてくる。ディメンシオンは折り合い、最内を確保。3コーナーで先頭に立ったのはトロワゼトワルで、外からアマルフィコーストが2番手。ディメンシオンは最内3番手で、その外にダノンファンタジーがつけた。前が2馬身ほど離して後続は一団。スローペースからの脚比べになり、ラスト200メートル地点で後続が殺到。内でじっとしていたサウンドキアラがスルスルと抜け出して快勝した。
 

分析


勝ち時計の1:32.9は、優秀。このレースは条件変更があり、マイルに戻ったのは2016年から。5年間で最も速いタイムだった。勝ったサウンドキアラは強い内容。追い切りでも指摘したが、ギアが数段階あるような走りで、自覚的にそれを使い分けることができるのだろう。道中の折り合いも問題なく、スムースに馬群をさばくことができた。枠の利があったのは確かだろうが、レースセンスも見せつけた勝利で、抜けた能力を示した。2着スカーレットカラーは出遅れからの大外差し。ミドルペースで唯一後方から届いた。+16キロでも太くは見えず、力をつけてきた印象だ。展開次第で逆転もあったかもしれない。3着ディメンシオンは前残りで能力比較では微妙だが、サウンドキアラに交わされてから周囲の各馬に抜かせなかったことは評価できる。上積みがありそうなのはダノンファンタジー。今回は太かった。


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https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/04/Hanshin-Himba-Stakes.html

           

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