NHKマイルC 2019 1週前追い切り評価

2019年4月28日日曜日

本記事は、2019年05月05日に東京競馬場芝1600mで開催される「NHKマイルカップ」(G1)の1週前追い切り評価です。レースは3歳牡牝定量戦。現時点の登録馬は22頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は14頭でした。本追い切りの評価はレース週の更新になります。

アドマイヤマーズ 57.0 【B】

栗東坂路単走。体は進行方向をほぼまっすぐに向いていたが、後半に頭の位置がぶれる完歩が多くなり、そうなると体幹もぶれた。推進力が上に逃げる完歩も多いが、脚元の素軽さはあり、全体として見るとまずまず動けている。

インテンスライト 57.0 【B+】

美浦W併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は2~3馬身差追走。一瞬の脚ですっと伸び、1馬身先着した。四肢を伸びやかに使えており、背中の安定性も高い。ただ、直線舌を出したのは割引。カーブでは出しておらず、左手前を決めて加速するタイミングから徐々に出してきた。評価は難しいが動きは良くプラスとしてみたい。

グランアレグリア 55.0 【B】

美浦W単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。鞍上は手綱を引っ張り気味に進めるセーブした内容で、タイムも出ていない。とはいえ動きは良い。体幹がしっかりしていて、フォームにぶれがなく、行きすぎず制御も効いている。発汗が目立つこともあり評価は据え置くが、良く見える。

グルーヴィット 57.0 【B】

栗東坂路併せ。勝負根性はある。相手に馬体を寄せて行き、噛みつきそうなシーンもあった。後脚が少し外を回る完歩が見られ、もう少し成長が必要かもしれないが、活気十分な荒々しい動きだ。

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ケイデンスコール 57.0 【B】

栗東CW併せの内。映像は直線からで通ったコースは馬場の外目。相手を半馬身ほど追走し、ステッキも入れて強く追い、わずかに先着。ゴール後はすぐにゆるめ、相手に前へ出られた。追われても淡々と動いている印象で気配は一息だが、フォームは整っている。

ダノンチェイサー 57.0 【B】

栗東CW3頭併せの内。馬場の外目を通り、直線は外から1馬身差ずつ追走。徐々に進出して3頭が並んだところで合図。突き抜けて外はついてこられず。中に1馬身先着した。四肢の可動域は及第点レベルで、首の上下動のリズムと脚元の連動性が少し足りない。一方、頭は低く保てており反応は良い。

ハッピーアワー 57.0 【B】

栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。キビキビとリズム良く動けており、丸みのあるトモと脚元だけを見ているとプラス評価したくなる。ただ、鞍上が手綱を引っ張り気味に進めているとはいえ頭は高く、全体の見栄えはそれほどしない。終い鞍上が促しても頭の位置はそれほど下がらなかった。

ファンタジスト 57.0 【B】

栗東坂路単走。馬の多い時間帯に、前に併せ馬を置いて楽な調整。チップを浴びてもひるむことなく、自分のペースでゆったり駆けられた。体の向きはまっすぐで、集中して駆けられている。

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プールヴィル 55.0 【A】

栗東坂路単走。坂路であることを忘れてしまうようなキビキビとした伸び脚。脚元の回転力は豊富で、リズムも変わらない。左前肢が若干体の中心寄りに着地するが、体幹はしっかりしており頭の位置はぶれない。

マイネルフラップ 57.0 【B】

栗東CW3頭併せの中。馬場の外側を通り、直線は外に1馬身先行、大きくショートカットした内を1馬身差追走。外を完封、内に1馬身先着し、ゴール後もさらにリードを広げた。気になるのは映像が始まった直後にカーブで内外に1馬身先行しており、鞍上がなだめていたこと。前半掛かって予定通りの内容を消化できていない可能性がある。そのため評価は据え置くが、毛ヅヤは良く体もすかっと見せている。

ミッキーブラック 57.0 【B】

栗東坂路単走。左手前時は前脚の着地ポイントが近く、後脚が体の外側に着地する。途中で右手前に戻すと、かなりバランスが良くなった。キレには乏しいが、反応はまずまずで、脚元の力強さはある。右手前の方が走りやすそうで、左回りは合いそう。

ロードグラディオ 57.0 【B-】

栗東坂路単走。軽い内容だが、ちょこまかとした動き。前脚の着地ポイントは近く、着地後外に向けて蹴る完歩が多く見られる。リズムは良いのだが。

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ワイドファラオ 57.0 【B+】

栗東CW3頭併せの内。映像は直線だけで、通ったコースは馬場の外目。2頭を1馬身程度追走し、軽く促したが中に2馬身、外に1馬身遅れた。遅れはしたがこの馬の動きは良く、馬体の張りも十分。ゴール後は外を軽々抜き去ると、尻ステッキを入れて中の相手に迫り、カーブで追いついたようだ。内容はあまり見ないものだが、プラス評価しておきたい。

ヴァルディゼール 57.0 【B】

栗東CW併せの内。馬場の外目を通り、直線は半馬身差追走。軽く促して並びかけると、そこから押して半馬身先着。ゴール後はすぐにゆるめた。加速してからも頭が高いままなのは割引だが、活気はまずまずある。

参考ステップレースの結果

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