朝日杯フューチュリティステークスの反省と全着順－2018年12月16日のレース

着順	馬番	馬名	性齢	斤量	タイム	評価	人気
1	6	アドマイヤマーズ	牡2	55	1:33.9	B	2
2	1	クリノガウディー	牡2	55	1:34.2	B	9
3	2	グランアレグリア	牝2	54	1:34.3	A	1
4	14	ファンタジスト	牡2	55	1:34.5	B+	3
5	8	ディープダイバー	牡2	55	1:34.7	B+	11
6	15	エメラルファイト	牡2	55	1:35.1	B	7
7	3	アスターペガサス	牡2	55	1:35.4	B-	8
8	10	ヒラソール	牡2	55	1:35.5	B	14
9	9	イッツクール	牡2	55	1:35.6	B-	12
10	5	マイネルサーパス	牡2	55	1:35.7	B+	5
11	12	コパノマーティン	牡2	55	1:35.9	C	15
12	4	ドゴール	牡2	55	1:36.0	B	6
13	11	ケイデンスコール	牡2	55	1:36.0	B	4
14	7	ソルトイブキ	牡2	55	1:36.4	B-	13
15	13	ニホンピロヘンソン	牡2	55	1:36.6	B-	10

総評
A評価1頭、B+評価3頭。加えて1週前にドゴールをB+評価していたのでプラス評価は5頭。うち3頭が掲示板に載ったがB評価のワンツーで、いまいちな結果になってしまった。
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パドック
ファンタジストが最も良く見えた。不利な外枠だがそれでも1番手に推せるほどパドックでは目立っており、馬体から1600メートルも守備範囲だと感じた。グランアレグリアはどうも気合い乗りがもの足りなかったのだが馬体はすばらしく逆らえない印象。勝ったアドマイヤマーズは口元に泡が見え、内面のテンションが高そうなのをどう見るか。マイル戦なので良いと見てもいいのだが、割り引いてしまった。2着クリノガウディーは良くも悪くもなく、目立たなかった。

朝日杯FS、ファンタジストがバランス良く堂々と周回。グランアレグリアが気合いを見せず最後尾を落ち着いて周回。マイネルサーパスが踏み込み深くしっかり。ケイデンスコールはトモいまいちですが肩の可動域広く前脚の動きが良いです。ディープダイバーは尾離れ良く悪くはありません。

— jphb (@jphb_oikiri) 2018年12月16日

ポイント
まずまずそろったスタートから各馬前を窺い、しばし並走。グランアレグリアがすっと前につけ、それを交わしてイッツクールが先頭。アドマイヤマーズはグランアレグリアの半馬身差外。クリノガウディーはグランアレグリアの真後ろ最内。3コーナーでは前の2頭が後続との差を広げ、アドマイヤマーズは3番手外でグランアレグリアを1馬身半差で追う。ディープダイバーとクリノガウディーが並んでその後ろ。直線。一気に前に並んだアドマイヤマーズがグランアレグリアを抜き去る。グランアレグリアは内ラチ沿いに流れた。そこから盛り返しはしたが、アドマイヤマーズは終始力強い脚取りで完勝。2着には4コーナーで不利を受けたたものの盛り返したクリノガウディーが入った。


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分析
勝ち時計の1:33.9は、まずまず。33秒台なら及第点だろう。勝ったアドマイヤマーズは力の違いを見せつけた内容だった。気になったのはグランアレグリアで、パドックから気合い乗りが一息。直線を向いたときにイッツクールとアドマイヤマーズの間に挟まれ、そこで一旦戦意喪失したように見える。ただ、それでも終い盛り返したのは確か。これでダメになることなさそうだが、内面的な問題を抱えていたように感じる。2着クリノガウディーは不利を跳ね返してよくがんばった。一方、ディープダイバーは内にささるのはいつもどおりとはいえ今回は直線でなく手前でやってしまった。川田騎手は最小限の被害に食い止め過怠金3万円で済んだが、下手をするとクリノガウディーが進路をなくし、後続を巻き込んだ重大な事故になるおそれもあった。能力の低い馬ではなさそうで、4コーナーでブレーキを踏まなければ結果は違っていたかもしれないが、大きな課題を残した。4着ファンタジストは外枠がこたえたようだ。映像から、武騎手の騎乗は最善を尽くしていたと考えられる。今後注目はケイデンスコール。パドックでやわらかに歩けていて、最も成長が期待できそうな馬体。今後馬体に幅が出て、トモが成長してくれば、強い馬になりそうだ。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2018/12/AsahiHaiFuturityStakes.html