関屋記念 2019 追い切り評価最終版

2019年8月9日金曜日

本記事は、2019年08月11日に新潟競馬場芝1600mで開催される「関屋記念」(G3)の追い切り評価最終版です。出走馬は18頭。以降の更新はありません。レースは3歳上別定戦です。

1枠1番 マイネルアウラート 牡8 57.0 野中 悠太郎【B】

美浦ポリトラック併せの内。内目で相手が来るのを待つためか、騎乗姿勢がいまいちな鞍上は手綱を引っ張りどおし。相手が並びかけてきてからもずっと手綱を強く引っ張っていたが、馬は意に介さず相手を抜かせずクビ差先着した。評価は難しいが据え置きたい。馬は元気一杯ではある。

1枠2番 ヤングマンパワー 牡7 57.0 武藤 雅【B】

美浦ポリトラック併せの外。直線を向いて置かれかけたがすぐに挽回。終い追ってアタマ差先着した。ただ、相手はほぼ馬なりで、それほど見栄えはしない。動きも可もなく不可もない印象。

2枠3番 ケイデンスコール 牡3 53.0 石橋 脩【A】

栗東坂路単走。体の向きはまっすぐで、脚元はやわらか。軽い合図への反応は良く、後半は首を大きく使ってダイナミックな動きをできている。

2枠4番 オールフォーラヴ 牝4 54.0 和田 竜二【B+】

栗東CW単走。馬場の外目を通って直線へ。頭を低く保ってスピード感のある動き。四肢の可動域は狭めだが、それは回転力の裏返しで、減点対象ではない。体は引き締まりすぎている印象を受けるが、動きは良くプラス評価したい。

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3枠5番 サラキア 牝4 54.0 丸山 元気【B】

栗東坂路単走。左手前を決めると体の軸が左前肢と右後肢になり、体の向きが進行方向より右になる。それほどの強調材料のない動きで追い切りの評価としてはBだが、走りのバランスは右手前の方が良く、左回りコースは合いそう。

3枠6番 ソーグリッタリング 牡5 57.0 浜中 俊【B】

栗東CW単走。映像は直線だけで、通ったコースは馬場の真ん中あたり。首の可動域は狭めだが、四肢の動きはまずまずで、フォームの安定感はある。

4枠7番 ロードクエスト 牡6 57.0 M.デムーロ【C】

栗東CW単走。馬場の外目を通って直線へ。手前を替えようとして替えられず、そのままゴールにたどり着いてしまったような動き。毛ヅヤも一息でいまいち見栄えしない。

4枠8番 エントシャイデン 牡4 56.0 中谷 雄太【B-】

栗東CW併せの内。馬場の外側を通り、直線は1馬身差追走。手前を替えないまま並びかけるも並べず、相手の鞍上が振り返ってくれたタイミングでようやく手前を替え、そのせいで一旦失速。そこから巻き返して最後は追って首差先着したが、相手は右手前に戻して流していた。チグハグな内容。

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5枠9番 ディメンシオン 牝5 54.0 戸崎 圭太【B+】

栗東坂路単走。機械的に評価するとマイナス評価になってもおかしくない動きで、脚元はバタバタした印象かもしれない。ただ、気合い乗りがすばらしく、動きも適度な荒々しさと見たい。坂上にかけて加速するラップも刻めている。

5枠10番 ロシュフォール 牡4 56.0 田辺 裕信【B】

新潟芝併せの内。並走して直線に向くと、追う相手に対してほぼ馬なりに折り合い、そのままアタマ差先着した。頭は高く首の可動域は狭いが、リズム良く動けている。

6枠11番 リライアブルエース 牡6 56.0 吉田 豊【B-】

栗東坂路単走。前膝が硬く前脚の着地ポイントも安定しない。左回りコースに実績のある馬だが、右手前の方が着地の硬さが目立つのは不思議なところ。一方、後脚はまずまずクッションの効いた蹴りを見せてくれている。

6枠12番 フローレスマジック 牝5 54.0 三浦 皇成【B-】

新潟芝併せの内。相手はランガディア。直線1馬身差追走し、すっと並びかけるとそこで折り合い。ただ、行きたそうにしていたところを折り合わせたためか、合図での反応はいまいち。終い追ったが軽く促す程度の相手と併入止まりになった。

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7枠13番 ミッキーグローリー 牡6 56.0 C.ルメール【B+】

美浦坂路併せ。力強い動きで、最後まで集中して駆け、1馬身先着した。前脚の動きが良く、しっかり地面をつかんで蹴れている。

7枠14番 ミエノサクシード 牝6 54.0 川島 信二【B】

栗東CW単走。馬場の真ん中を通って直線へ。楽な動きで前を行っていた併せ馬を交わしてゴール。前脚の着地が軽すぎる印象はあるが、動きは悪くない。

7枠15番 ファストアプローチ セ4 56.0 木幡 育也【A】 出走取消

美浦坂路併せ。鞍上は軽く促す程度で楽な内容ながら、集中力は豊富。体の向きはまっすぐで、最後まで安定したフォームで均等なリズムを刻み、半馬身先着した。

8枠16番 サンマルティン セ7 56.0 津村 明秀【C】

新潟ダート単走。リズム良く駆けられてはいるが、頭がかなり高くフォームの美しさに欠ける。

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8枠17番 ハーレムライン 牝4 54.0 木幡 巧也【B】

美浦坂路併せ。舌を出しながらカーブでまくって追い上げ、坂で相手を交わした。すると舌を引っ込め、外ラチの向こうの遠くを見ながら楽にゴール。半馬身ほど先着した。ソラを使うのかもしれないが、それで大きくスピードが落ちるわけでもない。

8枠18番 トミケンキルカス 牡7 56.0 柴田 大知【B-】

美浦ポリトラック併せの内。相手を先導して直線1馬身差先行し、併入した。動きは若干重く、相手のためにやったような内容。

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