【1週前追い】G1:フェブラリーS 追い切り評価~2021年02月21日開催

2021年2月12日金曜日

本記事は、2021年02月21日に東京競馬場ダ1600mで開催される「フェブラリーステークス」(G1)の1週前追い切り評価です。レースは4歳上定量戦。現時点の登録馬は23頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は14頭でした。本追い切りの評価はレース週の更新になります。

アルクトス 57.0 【B】

美浦南B(ダート)単走。馬なりの楽な内容。口元の泡は気になり動きもスローだが、四肢の可動域は十分で全身を大きく使って駆けられている。

インティ 57.0 【B】

栗東CW単走。映像は直線だけで通ったコースは馬場の真ん中外目。首の角度は良く前進気勢もあるのだが、脚元がいまいちついていけていないような印象。四肢の可動域は狭めでちょこまかとした動きになっている。体はまだ余裕がありそう。

エアアルマス 57.0 【B】

栗東CW単走。馬場の外目を通って直線へ。合図への反応は良く、ギアを1段階上げた。さらに鞍上はゴール手前から手を動かして追い、もう一段上も試すことができた。青帽子が乗っているので騎手騎乗。コンタクトが取れていることに好感。一方、繋がやわらかすぎる印象はあり、体も小さく見せる。

エアスピネル 57.0 【B-】

栗東坂路併せ。前半に見られた頭を左右に振るシーンは、手前を替えたくて替えられなかったためと見られる。不器用さを見せたことになり、大きく首を振った2度目に手前を替えると、その後は左手前で最後まで。追った割に動かない印象はあるが、半馬身先着した。

注意: 本記事は、1週前追い切りの評価です。枠順確定後に最終版を配信しますので、トップページのブックマークをお願いします。

オーヴェルニュ 57.0 【B-】

栗東坂路単走。最後まで右手前で、左前肢をかなり右側に着地させるフォーム。首も右寄りに出るので、右半身を軸に走っている。左前肢の方が右前肢より長いのかもしれないが、推進力は進行方向を向いており、コースの左右は問わなそう。中盤まではキビキビと動けていてまずまずに見えたが、終い少し疲れた。

カフェファラオ 57.0 【B-】

美浦W3頭併せの内。馬場の真ん中外目を通ってコーナーで差し、直線は並ぶ2頭にクビ差先行。直線は折り合い重視に進め、中に1馬身遅れ。外と併入した。前半の動きは悪くなく、折り合い重視で実際に折り合えていたのは良いのだが、中に抜かれたときに自ら動いて並びかけなかったことは気になる。

サクセスエナジー 57.0 【B】

栗東坂路単走。軽い内容。頭は高く負荷もかかっていないがタイムはまずまず出ている。体の向きはまっすぐで、馬は落ち着いて自分のメニューをこなせた。

サンライズノヴァ 57.0 【B】

栗東坂路併せ。前半に手前を替えようとして替えられなかったシーンは見られたが、その後フォームは安定。相手に前へ出られると左手前に替えて追い、1馬身遅れた。ただ、相手は京都記念出走予定のダンビュライトで騎手騎乗。こちらは助手騎乗の1週前追いのためこの程度なら許容範囲だろう。最後まで相手を追う勝負根性も見られた。


タガノビューティー 57.0 【B+】

栗東坂路併せ。前脚が着地後少し内向するが、滞空時間は長く、首をリズム良く使って気分良さそうに駆けられた。前後の連動性は高く、弾力性も感じられる。最後は楽に抜け出して4分の3馬身先着した。

ヘリオス 57.0 【B】

栗東坂路単走。体の向きは進行方向よりほんの少し右で、馬なりの楽な調整。持ったままで楽に動けている。注目は鞍上。赤白の染め分け帽なので競馬学校の生徒だろうか。鞍上の体幹が全くぶれないので馬が極めて走りやすそうにしている。だれだろう。軽い内容であり動きが目立つわけではないが、人馬一体で見ていていい気分になる。

ヤマニンアンプリメ 55.0 【C】

栗東坂路単走。軽い調整。ただ、力みは目立ち、地面に強くアプローチしすぎていて蹴りが鈍重。そのため推進力がきれいに前へ向いてこない。力強くはあるのだが。

ロードグラディオ 57.0 【A】

栗東坂路単走。見せムチから尻ステッキの連打でビッシリ追った。前半から回転力の高い脚元は目を引き、活気も十分。最後まで脚色も保てた。右前肢を外に蹴る完歩が何度か見られたが、推進力は後駆から得られており状態は良さそう。体にはまだ余裕がありそうで、1週前に十分な負荷をかけられた。高評価したい。

ワイドファラオ 57.0 【B】

栗東CW単走。馬場の外側を通って直線へ。軽いステッキを使って一杯に追った。追ったほど伸びない印象ではあるが、バランスの良いフォームで体もすかっと見せている。

ワンダーリーデル 57.0 【B-】

栗東坂路単走。中盤までは右手前。手前を替えるタイミングで掛かったような動きになり、右へ跳んで替えた。その後はスピードをゆるめて左手前で最後まで。不器用で良くは見えないが、前走前の追い切りでも同様のシーンが見られ、前走は好走した。

参考ステップレースの結果

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