本記事は、2019年06月02日に東京競馬場芝1600mで開催される「安田記念」(G1)の1週前追い切り評価です。レースは3歳上定量戦。現時点の登録馬は17頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は12頭でした。本追い切りの評価はレース週の更新になります。
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参考ステップレースの結果
アーモンドアイ 56.0 【B+】
美浦W3頭併せの内。馬場の外目を通り、直線は外から半馬身差ずつ追走。持ったまま並ぶ2頭に半馬身先着した。ゴールを過ぎてしばらくするまで手前を替えなくなっており、安定感が増した。四肢の可動域も十分で、集中して駆けられている。インディチャンプ 58.0 【B+】
栗東坂路併せ。前脚の着地ポイントが近く、着地後右前肢が外を回す完歩が何度か見られたものの、総合的にはキビキビとしたいい動き。力強く伸びて3馬身騎乗先着した。ケイアイノーテック 58.0 【B】
栗東CW併せの外。馬場の外目を通り、並走して直線へ。タイムは良いが、それほどスピード感はない。反応もいまいち。ただ、カーブから安定したリズムで駆けられておりマイナス評価するほどではない。1馬身先着した。サクラアンプルール 58.0 【B】
美浦W併せの外。馬場の外側を通り、直線は3馬身差以上追走。四肢の可動域は狭いがキビキビとした動き。直線はきれいに脚を伸ばし、ゴール地点では遅れたものの、その後抜くところまでやった。ステルヴィオ 58.0 【B】
美浦W併せの内。馬場の真ん中内目を通り、直線は1馬身差追走。ほぼ持ったままでクビ差遅れ。ゴール後追う相手に対し、若干促した程度で並んで駆けられた。尾を振るシーンは見られたが、ゴール後自ら首を大きく使って並びに行けたことは評価。タワーオブロンドン 58.0 【B】
美浦W単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。タイムは出ていないが動きは良い。カーブから一本調子に集中して駆け、四肢の可動域は及第点レベルではあるものの、前後のバランスの良いフォームで安定した動きをできている。ダノンプレミアム 58.0 【A】
栗東CW単走。馬場の外側を通って直線へ。首の可動域は好調時に劣るが、1週前なのでこれくらいで十分。脚元はやわらかさで、かつパワフルでもある。後脚の回転はいつ見ても美しい。終い追って負荷もかけられた。舌は出していない。フィアーノロマーノ 58.0 【B】
栗東坂路単走。前半右手前のときは、やわらかで後脚の蹴りも安定していたのだが、気配がもの足りない。一方、左手前を決めると荒れる。前脚の着地ポイントは体の中心線上に並び、左右へのぶれはない。後脚の着地ポイントは左右のバランスを取りながら広がったり狭まったりする。しかし、しばらくすると活気はそのままにフォームが安定してくる。今回は直線の長い左回り。坂の中間あたりで手前を戻せばちょうどよさそうだがそうなるだろうか。評価は難しいが据え置きたい。ペルシアンナイト 58.0 【C】
栗東CW3頭併せの内。馬場の外目を通り、直線は外から4分の3馬身差ずつ追走。追って中にクビ差遅れ、外に半馬身先着した。カーブで気性の悪さを出し、直線は追ったほど伸びない。ゴール後も中をとらえられなかった。モズアスコット 58.0 【B】
栗東坂路併せ。1馬身ほど相手を追いかけ、前半は折り合い重視。少しゆるめて並ぶと追い出し。反応は良い。左手前を決めるときに右へヨレたが、一気に伸びて3馬身程度先着した。ロードクエスト 58.0 【B+】
美浦W単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。軽やかなフットワークで楽に駆け、前を行く関係ない3頭併せを軽々と抜き去った。発汗はかなり目立つが、動きは良く見せる。ロジクライ 58.0 【B】
栗東坂路併せ。しっかり追って3馬身以上先着した。右手前のときは体の向きはまっすぐ。相手を突き放すときに左手前を決めると、体が進行方向より右に出る。動きは可もなく不可もない印象。タイムは良いが植え込み側を通った割引はある。参考ステップレースの結果