着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ウインブライト | 牡5 | 57 | 1:45.5 | B+ | 5 |
2 | 3 | ラッキーライラック | 牝4 | 53 | 1:45.5 | B | 6 |
3 | 7 | ステルヴィオ | 牡4 | 57 | 1:45.5 | B | 2 |
4 | 10 | スワーヴリチャード | 牡5 | 58 | 1:45.7 | B | 4 |
5 | 9 | エポカドーロ | 牡4 | 57 | 1:45.7 | A | 3 |
6 | 5 | ディアドラ | 牝5 | 54 | 1:46.1 | B+ | 1 |
7 | 2 | マルターズアポジー | 牡7 | 56 | 1:46.3 | - | 7 |
8 | 8 | ハッピーグリン | 牡4 | 55 | 1:46.4 | - | 8 |
9 | 11 | マイネルサージュ | 牡7 | 56 | 1:46.4 | B | 9 |
10 | 4 | シベリアンスパーブ | 牡10 | 56 | 1:48.5 | B | 10 |
11 | 6 | トルークマクト | 牡9 | 56 | 1:49.8 | C | 11 |
総評
A評価1頭、B+評価2頭。今回は追い切り良く見える馬が多く、いつもより厳しめの評価になっているが、最も良く見えたA評価エポカドーロは5着まで。B+評価ウインブライトが勝ったためある程度格好はつけたが、それほど参考にならない結果になってしまった。
パドック
1番人気ディアドラは舌を出していて後脚の歩幅が狭く、頭も高い。気合い乗りが感じられず、パドックでは全く良く見えなかった。良く見えた順にTwitterに書いたが、3着ステルヴィオが抜け。テンション高く、体にも余裕のある印象で、パドックでは強調しづらかった。
ポイント中山記念、スワーヴリチャードは+14キロですがむしろ馬体に張りがあり、安定感も十分。抜けて良く見えます。ラッキーライラックが外を通って活気あり。ただ冬毛は少し気になります。ウインブライトが安定。ハッピーグリンが踏み込みしっかり。エポカドーロは少し小さく見えますがリズム良いです。— jphb (@jphb_oikiri) 2019年2月24日
マルターズアポジーがスタートを決め、いつものハイペースで逃げる。1コーナーもタイトに回った。2番手ラッキーライラックと3番手エポカドーロは、スピードがつきすぎたのか、1~2頭分余計に外を回るロス。スワーヴリチャードは中団後ろで内に馬が多く、さらに大きく外を回った。不思議なのは勝ったウインブライトで、内枠から4番手を確保して、内に馬が居ないにもかかわらず3頭分ほど外を回した。馬群は縦長で3コーナーへ。マルターズアポジーが4馬身ほどラッキーライラックをリードし、その後ろは6馬身ほど。カーブでラッキーライラックが詰めるが直線で後続との差は依然約3馬身。ラッキーライラックが交わして先頭。内からエポカドーロとスワーヴリチャード、外からウインブライトとステルヴィオが迫る。ラッキーライラックはがんばったが、最後の最後にウインブライトがとらえた。
分析
勝ち時計の1:45.5は、優秀。マルターズアポジーが武士沢騎手を背に本来の強烈な逃げを打ち、800メートル通過46.7、1000メートル地点で58.2というハイペース。先行して上がり3F33.7の脚を繰り出したウインブライトが見事に差し切った。強い内容で今後に期待が持てそうだが、この馬は温かくなると走らない傾向にある。11月~2月の成績が6.2.0.1に対し、その他は1.0.0.7。唯一勝ったスプリングSは3月19日で、当日の船橋の最高気温は17.5度。昨年大阪杯は4月1日で、神戸市の最高気温は19.5度(どちらもtenki.jpより。西宮市の気温はブランク)だった。2着ラッキーライラックは斤量の恩恵もあったがよくがんばった。石橋騎手も会心の騎乗だろう。ステルヴィオは上がり3F最速の3着。今回はまだ余裕のある作りで、次走には期待できそうだ。スワーヴリチャードはきちんと手前を替えていた。今回は58キロもこたえたと考えられ、巻き返しは期待できそう。エポカドーロは終い伸びず、今後に不安の残る敗戦になった。6着敗退のディアドラは、パドックでさっぱりだったが終いは伸びていた。なお、前年も京都記念6着から始動して、ドバイターフは3着に来た。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/02/NakayamaKinen.html