G1:大阪杯 追い切り評価~2025年4月6日開催

2025年4月4日金曜日

本記事は、2025年4月6日に阪神競馬場芝2000mで開催される4歳上定量 G1競走「大阪杯」の追い切り評価です。

A評価

ベラジオオペラは2週連続で相手を一気に突き放す圧巻の内容でした。首の角度は良く脚元の回転力は十分で、前後の連動性もある申し分のない動きで体も引き締まっています。気になったのは1週前のゴール地点で手前を替えたことだけ。いつも良く見せてくれる馬なので今回がいつもより良いとは言えませんが、今回も調教の動きは最も良く見えます。ステレンボッシュは1週前は3頭併せの中から内と併せて併入する内容。今週はコーナーから気合をつけて、大きく外に持ち出すと相手と馬体を接することなく持ったまま堂々と抜け出しました。速い時計ではありませんが、馬体も動きも見栄えします。

B+評価

ロードデルレイは1週前はまだ少しゆるいかなという印象でしたが、今週は迫力が出てきて動きもキビキビとしてきました。トモのボリューム感がもっと出てくるとさらに良くなってきそうなので、当日までの調整次第で勝つチャンスは出てきそうです。アルナシームは1週前は可もなく不可もないB評価のど真ん中という動きでしたが、今週はかなり良くなりました。適度な気合乗りで四肢の可動域が広がり、回転力も増しています。

その他注目馬

シックスペンスはコーナーを回るときに前脚を同時に着地させる完歩が多く、器用です。反面、当該完歩ではスピードが落ち、ギアを上げるタイミングが遅れます。器用さとバランスの良いフォームに美点を見い出せる馬で、乗り方と展開がカギになりそうです。ソールオリエンスは1週前はキビキビと動く相手と持ったままで併入。まだゆるめでしたが十分な動きでした。今週は単走。口元の泡と重心の高さは気になりましたが脚元は軽やかで体もすかっと見せています。デシエルトは前半はうるさいところを見せていましたが、それでも脚元の力強さは際立っていました。中盤からまじめに走り、重厚感のある動きをできています。ボルドグフーシュは肩は硬めなのですが、可動域が狭いぶん前脚の着地が美しくこの馬には合う動きで、その効果で長く良い脚を使えそうです。1週前はCWでしっかり追って先着。今週は坂路で相手の真後ろにつけて併入する内容でした。手ごたえの割に併入にとどまりましたが、1週前にしっかりやっているので大丈夫でしょう。ジャスティンパレスは1週前は体をほぐしてラストだけしっかり追う内容。今週は4F追いで前半から動かしました。力強さは十分で悪くはありませんが、まだ動きが重く休み明けの割引は必要になりそうです。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11ボルドグフーシュ牡658.0吉田 隼人BB
22ホウオウビスケッツ牡558.0岩田 康誠B--
23ラヴェル牝556.0北村 友一B-
34ソールオリエンス牡558.0松山 弘平BB+
35ベラジオオペラ牡558.0横山 和生AA
46ジャスティンパレス牡658.0鮫島 克駿BB
47ヨーホーレイク牡758.0岩田 望来B-B
58カラテ牡958.0和田 竜二BB-
59コスモキュランダ牡458.0丹内 祐次CB-
610シックスペンス牡458.0横山 武史BB+
611デシエルト牡658.0池添 謙一B-
712ステレンボッシュ牝456.0J.モレイラAB
713ロードデルレイ牡558.0西村 淳也B+B
814エコロヴァルツ牡458.0M.デムーロBB
815アルナシーム牡658.0横山 典弘B+B

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