マイラーズC 2019 レース回顧

着順	馬番	馬名	性齢	斤量	タイム	評価	人気
1	6	ダノンプレミアム	牡4	57.0	1:32.6	B	1
2	8	グァンチャーレ	牡7	56.0	1:32.8	B-	5
3	2	パクスアメリカーナ	牡4	56.0	1:32.8	A	4
4	3	インディチャンプ	牡4	56.0	1:32.8	B+	2
5	1	ストーミーシー	牡6	56.0	1:33.0	B	8
6	9	ケイアイノーテック	牡4	58.0	1:33.2	B+	6
7	4	モズアスコット	牡5	58.0	1:33.6	B+	3
8	10	メイショウオワラ	牝5	54.0	1:34.1	D	7
9	5	コウエイタケル	牡8	56.0	1:34.2	B-	9
10	7	トーアライジン	牡6	56.0	1:34.8	-	10

総評
A評価1頭、B+評価3頭。断然人気のダノンプレミアムが勝ち、A評価で同厩舎のパクスアメリカーナは3着まで。B+評価3頭が馬券圏内に入れず、あまり参考にならない結果になってしまった。
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パドック
テンションの高い馬が多く、これをどう見るか難しかった。落ち着いていたのはケイアイノーテックとグァンチャーレで、人気サイドは軒並みテンション高め。インディチャンプはずっと尾を振っていた。

マイラーズC、ダノンプレミアムはテンション高めですがましで、さすがに1頭抜けています。ケイアイノーテックが外を首を使って歩けています。モズアスコットはかなりうるさく、インディチャンプは尾を振り続けています。パクスアメリカーナもテンション高め。グァンチャーレは落ち着いています。

— jphb (@jphb_oikiri) 2019年4月21日

ポイント
好スタートを切ったダノンプレミアムを交わしてグァンチャーレが先頭へ。ダノンプレミアムは掛かり気味だったが、川田騎手がグァンチャーレの真後ろへと誘導して落ち着かせた。グァンチャーレはスローペースに持ち込んでの逃げ。2馬身差でダノンプレミアムが追い、パクスアメリカーナとインディチャンプがその直後につける展開。ダノンプレミアムはいつでも抜けられる状態で残り200メートル付近までゆったり追走。軽々と交わしてゴールし、圧倒的な人気にこたえた。
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分析
勝ち時計の1:32.6は、期待ほどではなかったが十分。ダノンプレミアムはスローのマイペース逃げに持ち込んだグァンチャーレをいつでもとらえられる位置につけ、堂々たる王者の走りで直線抜け出した。ここでは力が違う。ただ、気になったのは気性面。ゲートの上手な馬で今回もポンと好スタートを切ったが、前半は掛かり気味。最後の直線はずっと舌を出しながら走っていた。追い切りでも舌を出しており、次走ハミを替えてくるかもしれないが、それによって馬の精神面に何らかの影響があるかもしれない。一方、今回余裕で勝ったことを受けて何も変えずに次走に向かうと、気性の問題がより強く出てくるリスクもある。2着グァンチャーレは理想的なペースで運んだ池添騎手の好騎乗。ただ、ダノンプレミアムがもう少し早く動いていれば後続にも差されていた可能性は高い。今後期待は、上がり3F32.1を計時し、後方から届かなかったケイアイノーテック。スローの前残り決着で今回は厳しかったが、58キロを背負っていた。他馬と同斤量で展開が向けば2着はあったかもしれない。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/04/MilersCup.html