大阪杯 2019 レース回顧

2019年4月3日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
13アルアイン牡557.02:01.0B9
26キセキ牡557.02:01.0B2
32ワグネリアン牡457.02:01.1B-4
41マカヒキ牡657.02:01.2B+10
59エアウィンザー牡557.02:01.2B5
67ブラストワンピース牡457.02:01.3B1
713スティッフェリオ牡557.02:01.5C13
85ムイトオブリガード牡557.02:01.6B+14
914ダンビュライト牡557.02:01.6B11
104エポカドーロ牡457.02:02.0A8
1111ペルシアンナイト牡557.02:02.0A3
128サングレーザー牡557.02:02.1B7
1310ステイフーリッシュ牡457.02:02.4B12
1412ステルヴィオ牡457.02:02.5B+6


総評
A評価2頭、B+評価3頭。2週連続プラス評価はステルヴィオのB+→B+。さらにエアウィンザーとワグネリアンを1週前B+評価していたため、プラス評価は実質7頭と半分を占めた。しかしながら馬券圏内に入ったのは本追い切りマイナス評価したワグネリアンのみ。ただ、パワー型の馬が台頭する馬場で、アルアインはコメントで拾えていて、マカヒキの復活の兆しも正解と言えば正解なので、個人的にはそれほど悪くない評価だったかなとも考えている。
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パドック
最も良く見えたのはマカヒキ。リズム良くキビキビと歩けていて、前後左右のバランスが良い。次点はエアウィンザー。毛ヅヤ良く、体もシャープで見栄えする。歩様の乱れも一切なかった。勝ったアルアインは四肢の可動域広くスムースな動き。2着キセキはジャパンCのパドックを最高とするとそれには及ばないものの、踏み込み力強くテンションもちょうど。3着ワグネリアンは鶴首で気合い乗り良いと見てもいいが、テンション高めでもありどちらとも言いにくい雰囲気。1番人気ブラストワンピースは後脚の踏み込みはすばらしい一方前脚が軽い印象。A評価の2頭。エポカドーロはトモの盛り上がりが不足していてそれほど良くは見えなかった。結局展開は理想的だったが鼻出血のため失速。状態が良かったのか悪かったのかは判然としない。ペルシアンナイトは外を通れていたが、舌を出していて口元に泡も付いていて良くは見えなかった。

ポイント
スタートはそろい、エポカドーロが先頭へ。キセキはレース前に川田騎手が逃げない可能性を示唆しており、そのとおり2番手。アルアインは最内を確保。その真後ろにワグネリアンがつけた。さらに2馬身ほどあけてマカヒキも最内で後方追走。カーブで馬群は詰まって一団で直線へ。エポカドーロは最内を逃げず、あいた内をアルアインとワグネリアンが突く。キセキは馬場の真ん中に持ち出してポジションを押し上げ、一旦先頭もそこからの伸びは一息。じりじりした脚の使い合いになり、内から伸びたアルアインが先頭でゴールした。
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分析
勝ち時計の2:01.0はいまいちだが、前日の雨で良馬場ながら力の要る馬場で、ペースも前半1000メートル通過が1:01.3とスローだった。こうなると先行が有利なのだが、エポカドーロは鼻出血。1,3,4着が内ラチ沿い経済コースで運んだ馬だった。上がり3Fは最速マカヒキでも34.9。上位は35秒台前半であり、エポカドーロが直線で最内にコースを取っていれば、アルアインとワグネリアンは内を突くことはできず、キセキがおそらく勝っていただろう。キセキは直線を向くときに半馬身差まで迫っており、このタイミングでは外目に持ち出さざるをえなかった。最も馬場の良いところを選んだが、左手前より右手前の方がフォームが良い。今回控えたのは今後を見据えた作戦でもあったのだろう。右回りの今回はキレ負けしたが、同じ競馬でも左回りコースならやれるのではないだろうか。今回はパワー型の馬に向く馬場だったことから、キレ味豊富な馬は不発。その中で4,5着したマカヒキとエアウィンザーは今後も期待できそうだ。1番人気ブラストワンピースは、カーブで押し上げたものの、内に居たペルシアンナイトが直線を向くときに外に張ったため、かなり外を回すロス。終いは伸びており、順当なら4着はあったかもしれない。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/03/OsakaHai.html

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