本記事は、2020年07月12日に福島競馬場芝2000mで開催される「七夕賞」(G3)の追い切り評価(水曜夜更新分)です。レースは3歳上ハンデ戦。登録馬は18頭、うち追い切り映像の更新されていた馬は18頭でした。すべての出走馬が含まれていますが、枠順確定後に最終版記事を配信します。
アウトライアーズ 54.0 【B】
美浦W3頭併せの外。ラチ側を深く入り、直線は並ぶ2頭を1馬身差追走。鞍上は手綱を引っ張り気味に進めてきっちり中と併入、内にクビ差先着。ゴール後手綱をゆるめて前へ出た。発汗は目立つがキビキビと動けている。
アンノートル 53.0 【B】
美浦W併せの外。馬場の外目を通り、直線は1馬身差追走。アタマ差先着した。最後まで右手前。前脚の着地ポイントが体の外側にありバタバタした印象を受けるが、脚元は力強い。活気もありこのハンデなら。
ヴァンケドミンゴ 54.0 【B】
栗東ポリトラック併せの内。カーブから積極的に動き、直線は1馬身差追走。一杯に追って4分の3馬身先着した。前膝は少し硬いが首の角度は良く、伸びも鋭い。
ウインイクシード 56.0 【B】
美浦W併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は半馬身差追走。ちょこまかとした動きだがフォームの安定性は高く、リズム良く動けている。
エアウィンザー 57.0 【A】
栗東坂路併せ。相手はグローブシアター。楽な手ごたえで馬なりに登坂。強めに追う相手ときっちり併入した。体の向きはまっすぐで、前後左右のバランスが良い。
オセアグレイト 55.0 【B+】
美浦W単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。軽く促しながらリラックスした動きで駆けられた。後脚の伸びやさは目を引く。
クレッシェンドラヴ 57.0 【B-】
美浦W併せの内。馬場の外側を通り、直線は1馬身差追走。徐々に差を詰めて併入した。力みの目立つ動きで発汗も多め。
グローブシアター 55.0 【B】
栗東坂路併せ。相手はエアウィンザー。強めに追って馬なりの相手に併入した。頭は高いが脚元はキビキビと動けている。
ジナンボー 56.0 【B】
美浦W併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は4分の3馬身差追走。コーナーで頭を上げて首を振るシーンは見られたが、直線はスムースに伸びて4分の3馬身先着した。発汗は多め。
ソールインパクト 54.0 【B-】
美浦ポリトラック併せの内。直線1馬身差追走し、軽く気合いをつけて併入した。着地が軽すぎる印象で、四肢の可動域は狭め。
ノーブルマーズ 56.0 【B+】
栗東CW単走。馬場の真ん中外目を通って直線へ。首の角度は良く、前進気勢豊富。四肢の可動域も十分で、ゴール後もスピードを長く維持できた。
パッシングスルー 54.0 【B-】
美浦W3頭併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は並ぶ2頭を1馬身半差追走。促して2頭にクビ差遅れ。ゴール後並ぶところまでやった。推進力が上に逃げる完歩が多く、ペタペタと着地する。
バレリオ 55.0 【B+】
美浦W併せの外。手前を替えてから加速するまでに少し時間を要したが、その後は活気十分に追走。アタマ差遅れ、ゴール後も並ぶところまで行けなかったが相手が動いたためだろう。首を使って弾力性の高い動きをできており、高評価してみたい。
ヒンドゥタイムズ 55.0 【B】
栗東CW併せの内。馬場の外目を通り、直線は半馬身差追走。最後まで右手前だったが、鞍上は長手綱で馬の行く気に任せて動かし、1馬身先着した。体は少し細いかもしれない。
ブラヴァス 55.0 【B+】
栗東ポリトラック単走。首の角度は良く、前後の連動性の高い好フォーム。リズム良くキビキビと動けている。手前の替え方も上手。
マイネルサーパス 56.5 【B】
美浦W併せの外。馬場の外目を通り、ほぼ並走して直線へ。途中一瞬手ごたえがあやしくなったが、鞍上が気合いをつけると再び伸び、併入した。直線を向くときに手前を替えようとして右に跳んだ。福島実績はラジオNIKKEI杯の2着を含め2.1.0.0なので問題ないかもしれないが、コーナーの少なく広いコースの方が合いそうではある。
リュヌルージュ 52.0 【B-】
栗東CW併せの外。馬場の外側を通り、直線は1馬身差先行。相手に並ばれてから追い出したが及ばず1馬身遅れた。追ってはおり相手のためにやった内容には見えないが、見栄えはしない。体も太め。
レッドローゼス 56.0 【B-】
美浦W併せの内。馬場の真ん中内目を通り、直線は1馬身差追走。ほぼ馬なりに1馬身先着した。頭は高く四肢の可動域は狭めだが、楽に動けている。
参考ステップレースの結果