目黒記念 2020 レース回顧

2020年6月2日火曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
15キングオブコージ牡454.02:29.6B1
24アイスバブル牡555.02:29.7B-6
311ステイフーリッシュ牡557.52:29.8A7
42ノーブルマーズ牡756.02:30.1B10
512ゴールドギア牡553.02:30.2A5
616オセアグレイト牡455.02:30.2B+2
76メートルダール牡756.02:30.3C15
89サトノクロニクル牡656.02:30.3B14
917ボスジラ牡454.02:30.3B+4
1013ウラヌスチャーム牝554.02:30.3C8
118アフリカンゴールドセ555.02:30.3C11
123ポポカテペトル牡655.02:30.6-16
1310ミライヘノツバサ牡756.02:30.6B13
147ミュゼエイリアンセ854.02:31.0-18
151タイセイトレイル牡555.02:31.8C3
1615バラックパリンカ牡454.02:31.9B-12
1714パリンジェネシスセ654.02:31.9C17
1818ニシノデイジー牡456.02:31.9B9


総評


A評価2頭、B+評価2頭。 A評価の2頭が掲示板を確保。7番人気ステイフーリッシュが3着に入ったが、2着はB-評価のアイスバブルでいまいち強調できない結果になった。
 

パドック


5頭を取り上げて、うち3頭が1~3着。ただ、最も良く見えたボスジラはふつうにゲートを出たが、キングオブコージをマークしたのか最後方に下げるという謎の騎乗で、さらに直線は1頭ポツンと大外を追い上げて届かず。横山典騎手が同じことをやって負けると批判されるが、武騎手は何をしても許される。馬は良く見えた。A評価で5着に入ったゴールドギアはヨダレが見え、長距離では割引だった。

ポイント


ゴールドギアが若干の出遅れ。パリンジェネシスが後続を引きつけて逃げ、ニシノデイジーとオセアグレイトは外枠から前目に行ったために1~2コーナーで3~4頭分外を通るロス。道中で動いた馬はおらず、キングオブコージは後方内でじっとしている。直線。馬群は大きく横に広がり、前も後ろも力を出せる展開。キングオブコージは包まれてもおかしくなかったが、不思議と前が開き、まっすぐに抜け出して快勝した。
 

分析


勝ち時計の2:29.6は、長距離なので何とも言えないが例年並み。30秒台で決まる年も多く、問題ないタイムだろう。勝ったキングオブコージはこれで4連勝。これまで先行して勝ってきたが、今回はゲートで若干遅れると無理をせず後方から。終始内目で進め、直線は馬場の真ん中へ。前にオセアグレイトが居たのだが、オセアグレイトが内目へ行ったために前が開き、全く詰まるシーンはなかった。ロスのない競馬で、ハンデは54キロ。このメンバーで現時点の能力が最も高いとは言い切れないが、まだ成長しそうな4歳馬。新進の安田翔伍厩舎がどう育ててくるかという面でも注目したい。2着アイスバブルは道中中団につけ、キングオブコージより先に追い出し。終いの脚色は見劣った。ただ、ハンデは55キロで、机上の計算では同ハンデなら逆転できたことになる。3着ステイフーリッシュは57.5キロ。狭いところを割って伸びる勝負根性もあった。現時点において、馬の能力はこの馬が最も高そうだ。

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https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/05/Meguro-Kinen.html

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