本記事は、2020年07月12日に阪神競馬場ダ1400mで開催される「プロキオンステークス」（G3）の追い切り評価最終版です。出走馬は16頭。以降の更新はありません。レースは3歳上別定戦です。
1枠1番 カフジテイク 牡8 56.0 荻野 極【C】
栗東坂路単走。映像が左側からなので確かではないが、右側に舌を出しているようだ。気になるのは右前肢で、着地後くねるように動かす。そのほかは問題ないのだが、最後まで右手前で、右前肢をかばうような動きにも見える。評価は下げたい。
1枠2番 デュープロセス 牡4 57.0 斎藤 新【B-】
栗東ポリトラック単走。頭は高く首の可動域は狭い。四肢の可動域もいまいち。ゴール前に手前を替えた。素軽く動けてはおり、軽い内容なので仕方ないところもあるが、見栄えのしない内容。
2枠3番 サトノファンタシー 牡7 56.0 鮫島 良太【C】
栗東坂路併せ。大雨と霧で最後の十数メートルしか見えない。頭が高く、伸びずクビ差遅れた。雨とぬかるんだ脚元のせいかもしれないが、評価は下げざるをえない。
2枠4番 ミッキーワイルド 牡5 56.0 松山 弘平【B】
栗東坂路併せ。ほぼ馬なりに1馬身先着した。少し動きは重いが、脚元は力強い。体は太めに見えるため当日の馬体重には注意したい。
3枠5番 レッドルゼル 牡4 56.0 川田 将雅【A】
栗東坂路単走。頭を低く保ちながら首を使ってまっすぐに登坂。体の向きはまっすぐで、四肢の可動域は十分。好状態。
3枠6番 サンライズノヴァ 牡6 59.0 松若 風馬【B+】
栗東坂路併せ。頭の位置は安定し、体の向きはまっすぐ。軽く合図を送るとすっと伸びた。バランス良く駆けられている。
4枠7番 ラプタス セ4 57.0 幸 英明【B】
栗東芝単走。馬なりの軽い内容。水の浮いた芝コースで滑らず安定したリズムで駆けられた。体は少し細いかもしれない。
4枠8番 ブルベアイリーデ 牡4 56.0 岩田 望来【A】
栗東坂路単走。前に併せ馬が居たため植え込み側へ進路を切り替え、すっと脚を伸ばして前を楽に交わした。操縦性は高そうで、体もまっすぐ前を向いている。脚元もやわらか。
5枠9番 スマートダンディー 牡6 56.0 秋山 真一郎【B-】
栗東坂路単走。後脚は良い。力感はそれほどないが、スムースで安定した動きをできている。一方、前脚はバタバタ。着地ポイントが近く、どちらも大きく外側を回す。左右のバランスは取れているとはいえ、見栄えはしない。
5枠10番 スマートアヴァロン 牡8 56.0 西村 淳也【C】
栗東坂路単走。もっさりした動きで気合いをつけても反応はいまいち。ラストも伸びず、1馬身ほど後ろに居た併せ馬の1頭に交わされた。
6枠11番 エアスピネル 牡7 56.0 鮫島 克駿【B】
栗東坂路併せ。目の前を行かせた相手の横に持ちだし、2馬身突き抜ける内容。左右のバランスはいまいちで頭も高いが、適度な荒々しさと見られる範囲。7歳で1年ぶりの実戦。ダートも初めてだが、体はすかっと見せていて活気もある。
6枠12番 トップウイナー 牡4 56.0 浜中 俊【B】
栗東CW併せの内。馬場の外目を通り、ほぼ並走して直線へ。並んで折り合い、ラストにすっと抜けてアタマ差先着した。前腕より管が長いため前脚を伸びやかに使えていないように見えるが、肩の可動域は広く問題ない。鞍上の指示に従順で頭の良さそうな馬。
7枠13番 ダノンフェイス 牡7 56.0 川須 栄彦【B+】
栗東坂路単走。気合い乗りは抜群。左手前を決めると体が進行方向より右になるが、首を使ってキビキビと動けた。体にもボリューム感がある。
7枠14番 サクセスエナジー 牡6 57.0 和田 竜二【B】
栗東坂路併せ。相手を半馬身ほどリードして、そのリードを最後まで保つ内容。相手が追ってから適度な負荷をかけて並ばせずそのまま半馬身先着した。四肢の可動域は狭く頭も高めだが、脚元は素軽く体もまっすぐ前を向いている。
8枠15番 ワンダーリーデル 牡7 57.0 藤井 勘一郎【B-】
栗東坂路併せ。まずまず力強く動けているが、鞍上は大きく手を動かして追い、持ったままの相手にアタマ差先着止まり。右前肢が着地後少し内向する。頭は高め。
8枠16番 ヤマニンアンプリメ 牝6 56.0 武 豊【B】
栗東ポリトラック単走。頭は高いがストライドは広く、リラックスして駆けられている。四肢の可動域もまずまず。
参考ステップレースの結果
