本記事は、2020年06月21日に札幌競馬場芝1200mで開催される「函館スプリントステークス」(G3)の追い切り評価最終版です。出走馬は16頭。以降の更新はありません。レースは3歳上別定戦です。
1枠1番 スリーケープマンボ セ5 56.0 竹之下【B-】
函館W併せの内。クビ差追走して直線に入ると、一旦鞍上がブレーキをかけたが前へ出てしまった。その後相手が伸びてこず促すも、脚色は衰えたまま。脚元はまずまず力強いが、内容がチグハグ。
1枠2番 マリアズハート 牝4 54.0 大野【B-】
函館W単走。首はリズム良く使えており、気合い乗りも良いが、推進力が上に逃げる傾向が見られる。四肢の可動域は狭め。
2枠3番 エイティーンガール 牝4 54.0 坂井【B-】
函館W単走。四肢の可動域は及第点レベル。前膝は硬めだが、まずまずキビキビとは動けている。体は細く見えるため、当日の馬体重に注意したい。
2枠4番 スイープセレリタス 牝4 54.0 丸山【B+】
函館W併せの内。相手に目の前を行かせて追走。行きたがるシーンはあったががまんは効き、直線馬体を合わせて待つこともできた。最後は軽く促してクビ差先着。フォームの安定性には欠けるが内容が良くプラス評価してみたい。
3枠5番 ティーハーフ 牡10 57.0 国分優【B】
函館W単走。活気は十分。コーナーでは、全身を使った弾力性の豊富な動きを見ることができた。ただ、直線に入ってから首の可動域が狭くなり、動きに硬さが出てきた。評価は難しいが据え置きたい。
3枠6番 ダイアトニック 牡5 58.0 武豊【B】
函館芝単走。終い強めに追った。体はふっくら見せていて、気合い乗り良く駆けられている。一方、後脚の可動域が狭い点と、頭の高さは割引要素。とはいえマイナス評価するほどではない。
4枠7番 ライトオンキュー 牡5 56.0 古川【B+】
函館芝併せの外。鞍上は手綱を引っ張って何とか折り合いをつけさせ、並走して直線へ。その後は馬なりに脚を伸ばしてクビ差先着。ゴール後も脚色は衰えず、1馬身程度前に出た。折り合いに不安は残したが、キビキビと動けていて脚元はパワフル。評価はプラスとしたい。
4枠8番 シヴァージ 牡5 56.0 藤岡佑【B】
函館W単走。鞍上は強めに追い、馬も集中して駆けられた。体がいまいち引き締まってきていないが、動きはやわらか。
5枠9番 フィアーノロマーノ 牡6 57.0 藤岡康【A】
頭は若干高いが首で安定したリズムを刻めており、肩から前膝、繋を連動させたやわらかな前脚の動きは見ていて心地良い。前後のバランスも良く、気分良さそうに駆けられている。
5枠10番 ジョーマンデリン 牝4 54.0 岩田康【-】
映像なし
6枠11番 アリンナ 牝6 54.0 丹内【B】
函館W単走。さばきは硬めだが着地は素軽く、脚元の回転力はまずまず。直線で加速しかけたが、トップスピードまで持っていかず馬なりにフィニッシュした。体は少し太いかもしれない。
6枠12番 グランドボヌール 牡6 56.0 城戸【B+】
函館W単走。首の角度は良く、背中も安定している。集中して駆けられており、直線では2度尻ステッキを入れてしっかり負荷をかけた。
7枠13番 リュウノユキナ 牡5 56.0 横山和【B】
美浦坂路単走。頭は高いが脚元はまずまずやわらかで、気分良さそうに駆けられている。手前側の右前肢を軸にした動きで、手前を替えて5完歩目あたりからフォームが安定してくる。
7枠14番 ミキノドラマー 牡7 56.0 勝浦【B-】
函館ダート単走。頭を上げて掛かった。鞍上は手綱を引っ張ったままで、直線で少しゆるめはしたものの、最後まで促さなかった。白い汗ではないが、発汗も目立つ。
8枠15番 メイショウショウブ 牝4 54.0 池添【B】
函館W単走。小さくまとまった印象はあるが、小気味良いピッチ走法。脚元は素軽く、リズム良く駆けられている。
8枠16番 ダイメイフジ 牡6 56.0 菱田【B】
函館W単走。すべてにおいて平均レベルで可もなく不可もない動き。B評価のど真ん中。
参考ステップレースの結果