【最終版】G1:オークス 追い切り評価~2020年05月24日開催

2020年5月22日金曜日

本記事は、2020年05月24日に東京競馬場芝2400mで開催される「優駿牝馬(オークス)」(G1)の追い切り評価最終版です。以降の更新はありません。レースは3歳牝定量戦です。

1枠1番 デゼル 牝3 55.0 D.レーン【B+】

栗東坂路単走。頭を低く保って脚元は伸びやか。どちらの手前でも体の向きはまっすぐで、ゆったりやわらかに動けている。終い少し動きのバランスが崩れたが、わずかな誤差でそれほど気にしなくてよさそう。評価はプラスとしたい。【1週前映像なし】

1枠2番 クラヴァシュドール 牝3 55.0 M.デムーロ【B+】

栗東CW単走。馬場の外側を通って直線へ。直線を向いてもしばらくは楽な内容で、終いだけさらりと。数度、沈み込むような好フォームになったが1完歩で元に戻る。軽い内容なので仕方なく、レースでそれが継続すれば面白い存在になるかもしれない。体はすかっと見せており、半腱半膜様筋がくっきり浮き上がる好状態。【1週前追い評価:B】

2枠3番 アブレイズ 牝3 55.0 藤井勘一郎【B-】

栗東坂路単走。後脚はまずまずパワフルに蹴れているが、頭は高く首の可動域が狭い。【1週前映像なし】

2枠4番 デアリングタクト 牝3 55.0 松山弘平【B】

栗東坂路単走。騎手騎乗でやさしく促しながら楽に進めて調整を終えた。極めて軽い内容で、騎手騎乗にしてはもの足りず、動きも目立たないが、1週前良かったのでこれで十分かもしれない。【1週前追い評価:B+】

3枠5番 ホウオウピースフル 牝3 55.0 内田博幸【B-】

美浦W併せの外。馬場の外目を通り、直線はアタマ差先行。馬なりに進めてアタマ差遅れた。動きは問題ないが、遅れた印象は良くない。体はかなり太く見えるので当日の馬体重には注意したい。【1週前追い評価:A】

3枠6番 リアアメリア 牝3 55.0 川田将雅【B】

栗東CW単走。馬場の外側を通って直線へ。頭は高いが首でリズムを刻むことはできており、脚元の動きは硬いがそのぶん着地が力強くしっかり地面をつかんで蹴れている。以前と全く印象の違う動きで、これが良いのか悪いのか判断しにくい。ただ、変わったことは確か。評価は難しいが据え置きたい。【1週前追い評価:B】

4枠7番 ウインマイティー 牝3 55.0 和田竜二【B】

栗東坂路併せ。相手と2頭分ほどの間隔をあけて坂に入り、徐々に馬体を寄せて並走。そのまま折り合ってアタマ差先着した。脚元は少し非力だが、気合い乗りはまずまずで、コントロールも効いている。【1週前追い評価:B+】

4枠8番 スマイルカナ 牝3 55.0 柴田大知【B】

美浦W単走。いつも追い切り良く見せる馬で、今回も直線は頭を低く保ってキビキビといい動き。ただ、コーナーを逆手前で回ってきたのは大きな割引要素。その後もずっと右手前だった。【1週前追い評価:B】

5枠9番 インターミッション 牝3 55.0 石川裕紀人【C】

美浦W3頭併せの内。外はマルターズディオサ、中はウインマリリン。馬場の外目を通り、3頭がほぼ並走して直線へ。終い促したが並ぶ2頭に半馬身遅れ。相手2頭が馬格のある馬で、この馬は小さく、見栄えの面でもいまいち。【1週前追い評価:B】

5枠10番 ミヤマザクラ 牝3 55.0 武豊【B+】

栗東坂路併せ。何度か頭を右に出して手前を替えたそうにするシーンがあった。しかし替えず最後まで右手前。ただ、それが割引かというとそうでもなく、伸びやかな動きで最後まで脚色は衰えず終い楽に引き離して1馬身半先着。左右の着地ポイントは近いが脚元の弾力性は高く、やわらかに地面をつかんで蹴れている。【1週前映像なし】

6枠11番 リリーピュアハート 牝3 55.0 福永祐一【B】

栗東坂路単走。頭は高く首を使えていないが活気は十分。前の硬さを後脚のやわらかさが十分に補えている。【1週前追い評価:B】

6枠12番 マジックキャッスル 牝3 55.0 浜中俊【B】

美浦坂路併せ。首を使ってリズム良く駆けられている。相手と馬体を合わせて折り合いはついており、肩の可動域が広く前脚を伸びやかに使えている。【1週前追い評価:B-】

7枠13番 ウーマンズハート 牝3 55.0 藤岡康太【B-】

栗東坂路単走。前脚の関節は硬く見栄えしない動きだが、後脚はまずまずやわらかに蹴れている。活気はあり1週前から良化はしている。【1週前追い評価:C】

7枠14番 フィオリキアリ 牝3 55.0 田中勝春【C】

栗東坂路単走。線は細く脚元は非力。関節の可動域はまずまずあるのだが、やわらかに使えていない。【1週前追い評価:B-】

7枠15番 チェーンオブラブ 牝3 55.0 石橋脩【B+】

美浦W併せの内。馬場の真ん中外目を通り、直線は半馬身差追走。鞍上は手前を替えるときに扶助し、それが合図になったもよう。その後、鞍上は手を動かさず、馬が自らの意思で並びかけ、鋭く伸びて4分の3馬身先着。ゴール後も差を広げた。動きはそれほど見栄えするわけでもないが、気合い乗りは抜群。精神的な仕上がりは良さそうでプラス評価としてみたい。【1週前追い評価:B】

8枠16番 ウインマリリン 牝3 55.0 横山典弘【B】

美浦W3頭併せの中。外はマルターズディオサ、内はインターミッション。馬場の外側を深く入り、3頭が並走して直線へ。終い軽く促し、外とほぼ併入も若干先着。内に半馬身先着した。この馬が最も体高があり、前膝を高く上げて馬格を生かした走りをできている。脚元の回転力もまずまず。【1週前追い評価:B】

8枠17番 マルターズディオサ 牝3 55.0 田辺裕信【B】

美浦W3頭併せの外。中はウインマリリン、内はインターミッション。ラチ一杯を深く入り、3頭が並走して直線へ。軽く促しながら内に半馬身先着、中と併入も若干遅れた。ゴール後すぐにゆるめたが、脚元は軽快。【1週前追い評価:B】

8枠18番 サンクテュエール 牝3 55.0 C.ルメール【A】

美浦W併せの内。馬場の真ん中を通り、直線はクビ差追走。じっと折り合って並んでゴール。ゴール後は馬なりにアタマ差程度のリードを保った。軽い内容ながら前脚の伸びやかさが目を引く。操縦性も高そう。【1週前追い評価:D】

1週前追い切り評価

参考ステップレースの結果

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