チューリップ賞 2020 レース回顧

2020年3月11日水曜日

着順 馬番 馬名 性齢 斤量 タイム 評価 人気
113マルターズディオサ牝354.01:33.3B-4
21クラヴァシュドール牝354.01:33.3B2
34レシステンシア牝354.01:33.5B+1
49イズジョーノキセキ牝354.01:33.6-10
53スマートリアン牝354.01:33.6B11
67ウーマンズハート牝354.01:33.7B3
710スマイルカナ牝354.01:33.8A5
814ピーエムピンコ牝354.01:33.9B+9
95チェーンオブラブ牝354.01:34.1B6
102メデタシメデタシ牝354.01:34.4B12
116ショウリュウハル牝354.01:34.4B-8
1212フルートフルデイズ牝354.01:35.6B-14
1311シャンドフルール牝354.01:35.8B+7
148モズアーントモー牝354.01:36.9-13


総評


A評価1頭、B+評価3頭。 B-→B→B+の決着で、阪神JFの1~3着馬の着順が入れ替わっただけ。前走のレースレベルが高かったと結論付けられる結果と言えるかもしれない。
 

パドック


勝ったマルターズディオサは、踏み込みまずまずだったが頭が高くこのメンバーでは中位評価。2着クラヴァシュドールはパドックでは発汗がひどく、買いにくい印象だった。

ポイント


レシステンシアの逃げ。ただし、阪神JFでは前半3,4Fを33.7、45.5で行ったのに対し、今回は35.1、47.1。後続も脚をためられる展開になり、直線で後続を突き放したものの、左右からクラヴァシュドールとマルターズディオサの猛追を許した。最終的には差し脚比べになり、2頭にあっさり差されて3着に終わった。
 

分析


勝ち時計の1:33.3は、例年並みであり十分。マルターズディオサとクラヴァシュドールは、同コースで実施された阪神JFから0.2上積みし、レシステンシアは同レースを0.8下回った。レシステンシアの敗因として、多くは阪神JFのようにハイペースで逃げて後続に脚をつかわせられなかったことを第1に挙げているようだ。実際に、同馬は阪神JFで上がり3F35.2のトップタイムを計時。今回は34.2と1秒速い上がり3Fだったが、後続が差し届いたわけで、キレる脚はないことが露呈した。レースを見ていて気になったのは、北村友騎手が最初から最後まで手綱をゆるめに持っていたことだ。ハミを通して指示を伝えず、ただ乗っているだけで馬が勝手に勝ってくれると考えたのかもしれないが、そう甘くはなかった。本番ではハイペースで逃げるしかなくなった上に、今回のレース内容は今後の精神的な成長に良い影響を与えるとは考えにくい。そして、本番ではスマイルカナがどう乗ってくるかもわからない。今回は丹内騎手の初騎乗で、無理に控えようとして馬と騎手がずっとケンカをしていた。今回の結果が生きて本番折り合えば良いのだが、全く折り合えておらず、本番では逃げの手に出る可能性が高い。レシステンシアは依然能力は上位と見られ、体はパンプアップしていた。とはいえ同型に絡まれるリスクと今回のレース内容から、桜花賞の絶対的な本命という地位は揺らいだ。


評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.com/2020/03/Tulip-Sho.html

           

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